今回のテーマは、メンズファッションの手を抜いていいアイテムと、逆に手を抜いてはいけないアイテムについて。
ここでいう手を抜くとは「適当に選んでいい」というよりは「お金をかけなくてもいい」という意味だと思ってください。
手を抜いていい、逆に抜いてはいけないのにはそれぞれきちんと理由があります。このブログを読んで手抜きでオシャレを目指しましょう。
ファッションにお金をかけたくない、でもオシャレがいい
『男性のファッション代に関するアンケート調査』という面白い調査があります。2021年9月27日~2021年10月4日に1000人を対象に行われた調査です。
結果、最も多かった金額は5,000円〜10,000円。実に54%もの人々がこの解答を選んでいます。
5,000円〜10,000円という金額は、例えばセレクトショップでシャツを一枚買えば超えてくる金額です。つまり、世の中の男性の多くはファッションにそこまでお金をかけたいとは思っていないのです。
しかし、こうも思います。ダサくなりたいと思っている人はまずいないだろうと。
そんな時に役に立つのはユニクロに代表されるファストファッションブランドです。
メンズのファッションはファストファッション7割でOK
この記事では、無駄な部分にお金をかけずにオシャレに見せる方法(手を抜いたファッションアイテム選び)について紹介しますが、ファストファッションは心強いブランドです。
例えばYシャツなら2,000円程度、パンツなら3,000円程度、アウターでも1万円でファストファッションなら手に入るわけです。
うまくアイテムを選べば7割ファストファッションでも十分オシャレに見せることができるでしょう。
ユニクロ・GU・無印はメンズファッション三種の神器
とりわけ、
- ユニクロ
- GU
- 無印良品
はファストファッション界の三種の神器。
ここにZARAなどを入れてもいいでしょうが、残念ながら私の暮らす福島県にはありません。
ユニクロ・GU・無印良品であれば日本全国どこの都市部にでもあるだろうということでこの3ブランドをピックアップしてみます。
なんでもファストファッションでOKなわけじゃない
ただし、ファストファッションで全身揃えてもいいかというと、そうではありません。
メンズファッションにはファストファッションでOKなアイテムと、手を抜いちゃいけないアイテム(ちょっといいものを選ぶべき)があるのです。
メンズファッション手を抜いちゃダメなアイテム
まずは手を抜いてはいけないメンズファッションのアイテムについてお話していきます。
理由についてもしっかりお話していきます。
手を抜いちゃダメ①:スニーカー・革靴類
スニーカーや革靴類は特にチープ感が出やすいアイテムです。
スニーカーブランドから出ているスニーカーも廉価モデルの場合チープ感が出てしまいますし、少しファッションに詳しい人が見るとブランド・モデル名で大体の値段がわかってしまったりします。
革靴も安価なものは嫌に光沢があったり、そもそも合皮のものは経年劣化で長く使うのが難しかったりします。
履いていると汚れるからといって手を抜きがちなアイテムですが、靴をしっかり押さえておくとコーデの見栄えがグンとアップします。
手を抜いちゃダメ②:バッグ類
バッグ類も手を抜いてはいけないアイテムです。バッグは自分で持つだけでなく、人に持たれる可能性もあるアイテム。
少しいいお店で食事をする際ならクロークに預けたりする機会もあるでしょう。
また、バッグはブランドを示すロゴなどが入っていることも多いアイテム。
ひとつは質の良いものを持っておくことをおすすめします。
手を抜いちゃダメ③:コート類
次にコートです。理由は先程のバッグと同じ。
人に預けたり、コートハンガーに掛ける機会があるからです。コートハンガーに掛けた時にタグでユニバレしてしまった!なんてアクシデントは避けたいもの。
コートもブランドを選べば、そこまで大きな金額を出さずに良いものを選ぶことができます。
オンでもオフでも使えるオールマイティなものを選ぶと良いでしょう。
手を抜いちゃダメ④:夏のトップス類
夏のトップス選びは慎重に。Tシャツやポロシャツなど一枚で出かけることも大い季節ですが、素材感や色味でファストファッションだとバレることもしばしば。
例えばユニクロの夏のトップスはあまりに多く出回っているので被る率が高いですし、最近人気のUNIQLO Uのオーバーシャツなども選ぶカラーによっては特徴的なのでユニバレしてしまうこともあります。
少し金額は張るかもしれませんが、質の良いものを2・3着持っておくと良いでしょう。
メンズファッション手を抜いてもいいアイテム
逆に、メンズファッションに存在する手を抜いてもいいアイテムについて紹介します。
購入するにあたってのおすすめのファストファッションアイテムもご紹介していきます。
手を抜いてもいい①:無地の靴下
無地の靴下はオンでもオフでも使える万能アイテム。そしてファストファッションで購入しても全く問題ないアイテムです。
履く靴に合わせてカラーや長さも色々と用意が必要なので、低価格のファストファッションは心強い味方です。それに品質だって悪くありません。
特におすすめしたいのが無印良品の「足なり直角靴下」。最初から角度がついている靴下で快適なだけでなく非常に快適。1年以上履いても全くくたびれない信じられない耐久性を発揮しています。
手を抜いてもいい②:インナーのTシャツ
インナーのTシャツは手を抜いてもいいメンズファッションアイテム。シャツを着たり場合によってはジャケットのインナーくらいならファストファッションブランドのものでも耐えられるでしょう。
インナーのシャツで重要なのはブランドよりも定期的に買い換えること。
どんなブランドのものでも次第に首元がヘタってきます。なので定期的に買い換えることが重要。ヘタったものは部屋着にしましょう。
おすすめはユニクロの無地T。筆者がいつも愛用しているのはドライカラークルーネックTシャツです。値段が540円と破格なのでまとめ買いしています。
手を抜いてもいい③:パンツ類
意外にも手を抜いていいのはパンツ類。パンツ類はブランドなんかよりも丈感を重視した方がオシャレに見えます。しっかりと試着をして購入するならファストファッションでOK。ジャストサイズでの裾上げも忘れずに。
おすすめはユニクロのセルビッジジーンズ。ハイブランドも使うカイハラデニムを使ったジーンズです。高級デニムにも負けず劣らずのディティールが安価に手に入ります。
それからスラックスなら感動パンツもおすすめ。レングスを長め・標準・短めから選べるので自分に合ったものを選べるはずです。
メリハリを付けてメンズファッションを楽しもう
まとめましょう。メンズのファッションアイテムで手を抜いていいアイテム、ダメなアイテムは以下の通り。
手を抜いてはダメ |
・スニーカーや革靴類 ・バッグ類 ・コート類 ・夏のトップス |
手を抜いてOK |
・無地の靴下 ・インナーのTシャツ ・パンツ類 |
お金をかけなくてもいい部分は手を抜いて、お金をかけるべきところにかける。そんなメリハリのあるコーディネートをするのも面白いものです。
ぜひ、ファストファッションをうまく活用してファッションを楽しんでみてくださいね。