日本が誇る世界一のファストファッションブランド「UNIQLO(ユニクロ)」。ファッション、というか服が大好きな筆者も普段からお世話になっています。
しかし、そんなユニクロにも買ってはいけないアイテムがあるのです。
ユニクロには買ってはいけないアイテムがある
Tシャツやジーンズ、靴下など筆者は普段からユニクロに非常にお世話になっています。コラボアイテムが登場する時は全アイテムをしっかり確認しますし、新作アイテムにも気を遣っています。そんなユニクロラバーの私ですが、決して購入しないユニクロのアイテムが存在します。
ファストファッションの王様として君臨しているユニクロでも万能ではありません。
今回は購入すると後悔しやすいアイテムを紹介。そしてそのアイテムの代替案も紹介します。
買ってはいけないユニクロのアイテムの理由
まず、買ってはいけないユニクロのアイテムの理由を紹介します。
「ユニバレ」しやすいから買ってはいけない
まず、ユニクロとバレてしまうこと、俗にいう「ユニバレ」しやすいアイテムです。別にユニクロがダサいとかいうことではありません。「ユニバレ」するアイテムは差別化に失敗しているアイテムだから買ってはいけないのです。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/menより
基本的にオシャレとは「その他大勢との差別化」によって成り立っています。ユニクロは日本の大衆服といって差し支えないでしょう。足を運ぶ機会が多いので、みんななんとなく「アレはユニクロの服だな」とわかるセンサーのようなものを持っています。すると親近感を持ってしまう。これは差別化とは最も遠いところにあるモノだと思います。
そもそもオシャレじゃないアイテムもある
https://www.uniqlo.com/jp/ja/menより
ユニクロにはそもそもオシャレではないアイテムも存在します。デザインもそうですし。サイズ感に関しても「なんだか野暮ったく見えるな」というアイテムはそれなりにあります。
ユニクロは変なトレンドを追って迷走したアイテムを出すこともあるので、そういうアイテムは避けること。
また、定番アイテムでも万人が着られるようにとシルエットは多少変なアイテムがあります。そういったアイテムも避けるのが賢明です。
品質が高くないから買ってはいけない
https://www.uniqlo.com/jp/ja/menより
ユニクロには安くて高品質なイメージがありますが、ものによってはむしろ品質が悪いことがあります。
ユニクロの低価格高品質の裏には大量生産によるコスト削減がありますが、実験的なアイテムや専門外のアイテム(詳しくは後述)に関してはこの恩恵が受けられていないものがあります。
ユニクロで買ってはいけない具体的なアイテムは?
では、ここ方は具体的な例を出しながら「ユニクロで購入してはいけないアイテム」を紹介していきます。
プライベートで着るYシャツ
https://www.uniqlo.com/jp/ja/menより
ユニクロのYシャツはサイズ感が変なものが多いです。ビジネスで着る場合には最高の相棒なんですがね…。
ユニクロのYシャツはどうやらタックインして着ることも想定されて作られているようなのです。だってそうでなければ丈感がおかしい。ユニクロのYシャツは普通のYシャツよりも丈感がだいぶ長くとられています。このせいでシャツを出して着るとなんだかサイズが合っていないように見えます。
ユニクロはグローバル企業なので日本だけでなく他の国でも展開できるアイテム作りをしています。もしかするとその一環でサイズ感がおかしくなっているのかも。
シャツをタックインせずに着る場合にはユニクロのYシャツはNG。同じくらいの価格帯で買えるもっとおすすめのYシャツがあるので後で紹介します。
スニーカーや革靴類
https://www.uniqlo.com/jp/ja/menより
ユニクロのスニーカーや革靴はお世辞にもオシャレとはいえません。特にスニーカー。値段が安いので仕方ないのですが、チープですしあまりファッションには取り入れられません。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/menより
革靴に関していえばシルエットは頑張っていますが、サイズ感の展開が少ないので自分に合うサイズを選べない方も多いはずです。サイズをある程度絞らないと大量生産によるスケールメリットが得られないので仕方ないとは思いますが…。というか、そもそも合皮なので自分的には長く履く時のコスパも悪いと思います。
ユニクロはあくまで“服屋さん”。スニーカーや革靴は他のブランドで購入するのがおすすめです。
コート・アウター類
コートやアウター類はできればユニクロのものを避けるのが賢明です。なぜかというと非常に「ユニバレ」しやすいアイテムだから。
https://www.uniqlo.com/jp/ja/menより
コートやアウター類は外出先などで脱ぐことも多いアイテムです。するとタグの部分でユニクロだとバレてしまう。そもそも流通量が多いので人と被ってしまう。
ユニクロでコートやアウターを購入する際には慎重に。購入する際にはなるべくベーシックで色味にも特徴のないものを。
バッグ類は当たり外れが多いので注意
https://www.uniqlo.com/jp/ja/menより
ユニクロのバッグも購入はおすすめしません。なぜかというと、ユニクロのバッグラインはどうにも他のブランドのオマージュ的なアイテムが多いから。
ユニクロはライフウェアブランドなので日常に溶け込むアイテムということで他のブランドのアイテムに近づくのはわかるのですが偽物のようでチープに見えてしまうことも。また、余計な場所にリップストップナイロン(ミリタリーものなどに使用される格子状に織り込まれた生地)が使われていて雰囲気が損なわれていたりします。
ユニクロの代わりにおすすめしたいブランド&アイテム
ここからは「買ってはいけない」と紹介したアイテムについて、代案を紹介していきます。
ユニクロほど安くはないものがほとんどですが、質が良く見た目も申し分ないのでユニクロよりも満足感が高く長く愛用できるはずです。
【ユニクロの代案】Yシャツ→無印良品
Yシャツは非常に仕立ての良いものが無印良品から発売されています。それが「洗いざらしオックスボタンダウンシャツ」。
オーガニックコットンが使われた生地は安っぽさを感じさせません。また、日本人に合わせてサイズ感が調整されているのでシャツインせずに着こなしてもちょうどいいバランスです。
値段も1,990円とむしろユニクロのシャツよりも安いくらいです。オフで着るYシャツは無印良品で見つけるのが◯。
【ユニクロの代案】:スニーカー&革靴→Converse&+LEMAN
ユニクロのスニーカー・革靴の代わりは靴専門ブランドから。スニーカーなら定番ですが、「Converse(コンバース)」がおすすめ。
定番中の定番ですが、「オールスター」ならサイズ展開も豊富ですし個性を出すことができるカラーも豊富です。値段も楽天市場などで探せば5,000円程度で見つけることができますので非常に手に取りやすいでしょう。
次に革靴です。ここでおすすめしたいのはフランスの革靴ブランド「KLEMAN(クレマン)」の革靴です。天然のレザーをアッパーに使い、見た目も申し分ありません。日本での知名度はまだ低いですが、フランスにて軍や消防、市役所などでも使われているという隠れた実力者でもあります。
値段も楽天市場で1万円〜2万円アンダーのもので購入できるものがほとんどなので手に入れやすい価格でしょう。
【ユニクロの代案】:コート・アウター→セレクトショップオリジナル
コートやアウターはセレクトショップのオリジナルアイテムがおすすめです。ユニクロよりは若干高めであるものの、ユニバレの心配もなく街中で被る心配も少ないでしょう。
筆者おすすめのブランドはこの3つ。
どれも大きなセレクトショップまたはそのグループに属しています。比較的値段も手頃でトレンドに合ったコートを毎シーズン手がけています。
【ユニクロの代案】:バッグ類→バッグ専門ブランド
筆者がおおすすめしたいのはこの3つのブランド。
バッグはやっぱりバッグブランドにお任せしましょう。ファストファッションブランドと比べると高く思えるかもしれませんが、背負い心地や荷室の取り方などやはりバッグブランドのものとそうでないものでは雲泥の差があります。
リュックが欲しいならグレゴリー、トートバッグならエルエルビーン、フォーマル目なものが欲しければポーターという形で使いわけを行いましょう。
ユニクロアイテムをうまく選んで賢くオシャレになろう
今回はユニクロで選んではいけないアイテムについてお話ししてきました。アイテムごとに代替案を用意したので、ぜひ参考にして買い物を楽しんでみてください。
今回のテーマは、メンズファッションの手を抜いていいアイテムと、逆に手を抜いてはいけないアイテムについて。 ここでいう手を抜くとは「適当に選んでいい」というよりは「お金をかけなくてもいい」という意味だと思ってください。 […]
上記の記事で紹介しているように、筆者はファストファッションがコーディネートの7割でも十分おしゃれに魅せることができると考えています。
ユニクロはお金をかけずにおしゃれに魅せるために使える重要なブランドです。ユニクロのアイテムをうまく選んで賢くおしゃれを楽しんでみてくださいね。