英国三代レザーブランドのひとつでもある「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」。日本でもBEAMSをはじめとしたセレクトショップなどで広く販売されていた人気のブランドです。
そんなホワイトハウスコックスですが、いよいよブランドの終了を迎えました。

私を含め、ファンが大勢いたホワイトハウスコックスのメッシュベルト。これから先、メッシュベルト難民の我々はどのブランドを選べばいいの!?
と、いうことで、今回はホワイトハウスコックスに代わるメッシュベルトのブランドを徹底的に調べたましたので、3つに絞って紹介してみます。
正直最高だったホワイトハウスコックスのメッシュベルト、でもブランド終了

「【ベストバイ】Whitehouse Cox メッシュベルトを解説!On Off使える最強ベルト」より
英国3大レザーブランドにも数えられるホワイトハウスコックス。そんなホワイトハウスコックスですが、2022年にブランドとして終了を迎えました。
原因ですが、売り上げや資金繰りではなく後継者不足とのことです。個人的には、「あそこまで有名なブランドが後継者不足になることがあるのか!?」と思いましたが、色々ありそうなので深くは調べないでおきます。

兎にも角にも、ホワイトハウスコックスというブランドは(少なくともオリジナルは)終了したということです。これからブランドを復刻したりと、色々な動きが出てくるかもしれませんが、あの唯一無二の使い心地だったメッシュベルトは市場にあるもののみになってしまうということです。
ホワイトハウスコックスのメッシュベルトについて振り返ってみる

ここでホワイトハウスコックスのメッシュベルトについて、どんなアイテムだったか振り返っておきましょう。
後の大体メッシュベルトを探す際にも参考になるはずです。
ホワイトハウスコックスのメッシュベルトの素材

まず、ホワイトハウスコックスのメッシュベルトの素材です。ホワイトハウスコックスのメッシュベルト、素材は「牛革(カウハイド)」が使われています。

また、金属部分にはブラス(真鍮)にニッケルコーティングを行なったものが使われています。色味は銀色。フォーマルシーンでも使いやすい印象です。
ホワイトハウスコックスのメッシュベルトのサイズ

次にサイズです。ホワイトハウスコックスのメッシュベルトはベルト幅について、幅の異なる2種類のものが用意されていました。
幅の広い方が32mm。狭い方が28mmです。32mmの方がカジュアルな印象で、28mmの方は革の厚みも薄くビジネスシーンを意識した作りになっています。
もっとも、32mmの方も薬用していると若干の伸びが発生するので、私の場合にはビジネスでも着用していました。
また、ベルト自体の長さについては以下の7サイズが用意されていました。
| 28インチ | 93cm | 
| 30インチ | 98cm | 
| 32インチ | 103cm | 
| 34インチ | 108cm | 
| 36インチ | 113cm | 
| 38インチ | 118cm | 
| 40インチ | 123cm | 
ホワイトハウスコックスのメッシュベルトのディテール
次に、ホワイトハウスコックスのメッシュベルトについて、ディテールをご紹介していきます。
ディテールこそ私がホワイトハウスコックスのメッシュベルトを愛用していた理由でした。

まず、バックルの部分。非常にシンプルで丸みを帯びたスクエアの形状をしています。色はシルバー(どの色もシルバーで統一)です。
バックルに止めた後、ベルトを通すループの部分はレザーで、ここは特に編み込みなどがありません。カジュアル過ぎないスタイリッシュな印象を受けます。

ベルトは8本のレザーで編み込まれており、これは一枚革で剣先で合流するような作りになっています。ベルトによっては、端の部分まで編み込みがあるものもありますが、ホワイトハウスコックスはここもスタイリッシュです。
以上がホワイトハウスコックスのメッシュベルトの特徴です。
シンプルでどこにもでありそうなのですが、無駄な装飾がなくフォーマルにも使えて、カジュアルにも映える。そんなベルトってなかなか存在しないのです。
今回様々なベルトブランドを探してみてそのことを痛感しました。
NETXホワイトハウスコックスなメッシュベルトのブランド
さて、ホワイトハウスコックスのメッシュベルトが買えない日が来るとして、我々はどのブランドのメッシュベルトで心のスキマを埋めれば良いのでしょう。
おそらく、100は軽くブランドを探したと思います。その結果これなら代りのメッシュベルトとして使えそうだと思ったアイテムをまとめました。
尚、今回は定番として並んでいるベルトに限定しました。コラボモデルやシーズンものは廃盤になる可能性も高いからです。
Saddler’s(サドラーズ):レザーメッシュベルト

| ブランド | Saddler’s(サドラーズ) | 
| モデル名 | レザーメッシュベルト | 
| 素材 | 本革 | 
| サイズ展開 | 85cm 90cm 95cm 100cm | 
| 値段 | 14,300円 | 

まずはイタリアのブランド、Saddler’s(サドラーズ)のメッシュベルトです。Saddler’s(サドラーズ)は高級ブランドのOEM生産も手がけるファクトリーブランド。
高品質な商品の生産はお手のものというわけです。

ホワイトハウスコックスのベルトと比べると、少しバックルの厚みがあること。それから剣先に革が当ててあることからカジュアルな印象は受けました。しかし、編み込んである革の細さや、革質などホワイトハウスコックスに近い雰囲気を感じました。

ビジネスでなく、ホワイトハウスコックスのメッシュベルトを私服で主に合わせていたという方にはこのベルトがおすすめです。
REGAL(リーガル):メッシュベルト

| ブランド | REGAL(リーガル) | 
| モデル名 | メッシュベルト | 
| 素材 | 牛革 | 
| サイズ | 幅:30mm | 
| サイズ展開 | 長さ:115cm | 
| 値段 | 8,800円 | 

日本を代表する革靴ブランド、REGAL(リーガル)のメッシュベルトに注目です。

バックル部分こそラウンド型で少しホワイトハウスコックスのものとは異なりますが、編み込みの様子や剣先がメッシュ部分と繋がっているところなどはまさにホワイトハウスコックスと同様。

レザーシューズメーカーと侮ることなかれ。なかなかに良い出来です。また、値段が8,800円と非常に安いのもポイントです。

カラーもブラック・ダークブラウン・ブラウンと3色あるので履いている靴と合わせて選ぶのも簡単です。特にREGALを履いているならピッタリでしょう。
無印良品:ヌメ革 メッシュベルト

| ブランド | 無印良品 | 
| モデル名 | ヌメ革 メッシュベルト | 
| 素材 | 牛革 | 
| サイズ | 幅:30mm | 
| サイズ展開 | 長さ:110cm | 
| 値段 | 3,990円 | 

最後に、「無印良品」のヌメ革メッシュベルトをおすすめします。バックルの形や編み込んであるレザーの細さなどはホワイトハウスコックスに非常に近いです。

剣先にはレザーが当てられているところと、革の編み込みのテンションが強めなところはホワイトハウスコックスとは異なりますが、それでも近いモデルだと感じました。

また、値段はこれまでよりもグッと落ちて3,990円。しかし、植物性タンニンでなめしたヌメ革が使われており素材が悪いということもありません。
筆者イチオシのNETXホワイトハウスコックスなベルトはコレ

- サドラーズ
- リーガル
- 無印良品
意外なブランドの組み合わせですが、筆者的にはNEXTホワイトハウスコックスとして、この3ブランドのメッシュベルトをおすすめします。
ホワイトハウスコックスと同じ英国レザー3大ブランド(エッティンガー・グレンロイヤル)も見て見ましたが、メッシュベルトがそもそもなかったり、関係の深いラルフローレンも確認しましたが似たメッシュベルトはありませんでした。
おそらく、この3ブランドがホワイトハウスコックスのメッシュベルトに近いモデルとなるでしょう。

中でも筆者がおすすめなのはREGALのメッシュベルトです。
最も評価したい部分は剣先の部分。革が貼り付けられておらず、薄くカジュアル度合いが低くなっていると思うのです。これによってフォーマルにも使えます。
無論、他にも意見はあると思いますが、NETXホワイトハウスコックスとしてREGALはいかがでしょうか。
まとめ:【NEXTホワイトハウスコックス】代替メッシュベルトを探せ!!

それでは今回の記事のまとめです。ホワイトハウスコックスは2022年末でブランドが終了。
我々が愛したメッシュベルトも、市場から無くなれば手に入れることは難しくなってくるでしょう。
- サドラーズ
- リーガル
- 無印良品
NEXTホワイトハウスコックスのメッシュベルトとして筆者がおすすめするのはこの3つのブランドのメッシュベルトです。
それぞれ、楽天市場の販売リンクを用意したので確認してみてくださいね。
 
					         
               
                       
                                 
                                 
                                