【WAREHOUSE & CO.】Lot 900XXの初洗い。その変化とは

4月の17日に購入した『WAREHOUSE(ウェアハウス)』「Lot 900XX」そこから週末は毎日のように履きまして先日初洗いを行いました。

 

たった2ヶ月弱しか履いておりませんが、汚れたら洗う!“どう育ったとしてもそれは自分だけの一本”。

そんな気持ちで優しく丁寧に初洗いを行ったのでその記録を残しておくようにします。

 

 

【WAREHOUSE & CO.】Lot 900XXの初洗い。その変化とは

今回は『WAREHOUSE』「Lot 900XX」を洗っていきます。

初洗いですが、このモデルはリジットではなくワンウォッシュの状態で販売されています。なので気兼ねなく洗えるというか、個人的にはもったいない感はあまりなく洗うことができました。

 

関連記事

今回ですが、筆者初購入となるブランドアイテムの紹介です。 紹介するアイテムはボトムス。『WAREHOUSE(ウェアハウス)』の「900XX」というジーンズになります。   ヴィンテージモデルの復刻に定評のある『ウェアハウ[…]

WAREHOUSE Lot 900XXの購入時の記事もあるので、このジーンズについて知りたいという方がいればこちらの記事を参照ください。

この記事でもLot 900XXがどんなジーンズなのか、少しだけですがご紹介しておこうと思います。

 

 

WAREHOUSE & CO.とは?

WAREHOUSE & CO.

まずはブランド、「WAREHOUSE & CO.(ウェアハウス)」について。ウェアハウスは“ヴィンテージ古着の忠実な復刻”をブランドの理念として商品展開している日本の会社。

 

WAREHOUSE & CO.

購入した900XXも製法や生地の素材・織り方はもちろん縫い方から細部のディティールまでヴィンテージジーンズを参考にして作られているそうです。

 

WAREHOUSE & CO.

とはいえ、900XXはウェアハウスの王道ではないアイテム。王道は「1001XX」というジーンズで、これはリーバイス501XXを徹底研究して作られたもの。900XXはそれを細身に現代風にアレンジしたものという位置付けです。

 

 

“Lot 900XXのスペック

WAREHOUSE & CO.

900XXについて、各種スペックを下にまとめておきます。ウェアハウスのHPからの引用です。

Brand

WAREHOUSE & CO.
Model 900XX
Color インディゴデニム
Size 28~34,36,38
【Size28】ウエスト(W)-76cm ワタリ(T)-27cm 前股上(F)-25cm 後股上(B)-35.5cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-17cm
【Size29】ウエスト(W)-78cm ワタリ(T)-28cm 前股上(F)-25.5cm 後股上(B)-36cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-17.5cm
【Size30】ウエスト(W)-80cm ワタリ(T)-29cm 前股上(F)-26.5cm 後股上(B)-37cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-18cm
【Size31】ウエスト(W)-82cm ワタリ(T)-30cm 前股上(F)-27cm 後股上(B)-38cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-18.5cm
【Size32】ウエスト(W)-84cm ワタリ(T)-31cm 前股上(F)-27.5cm 後股上(B)-39cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-19cm
【Size33】ウエスト(W)-86cm ワタリ(T)-32cm 前股上(F)-28cm 後股上(B)-40cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-19.5cm
【Size34】ウエスト(W)-90cm ワタリ(T)-33cm 前股上(F)-28.5cm 後股上(B)-41cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-20cm
【Size36】ウエスト(W)-94cm ワタリ(T)-34cm 前股上(F)-29cm 後股上(B)-42cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-20.5cm
【Size38】ウエスト(W)-98cm ワタリ(T)-35cm 前股上(F)-29.5cm 後股上(B)-42.5cm レングス(L)-87cm 裾幅(O)-21cm
Explanation ヴィンテージでは存在しない現代的なシルエットをヴィンテージの縫製で作り上げる100番台シリーズ。
Lot.900xxは股上が浅すぎず、裾にかけてテーパーがかかるスリムシルエットが特徴です。裾幅はアメリカンカジュアルジーンズの境界線ともいえる18㎝幅(W31インチの場合)で、ウエアハウスが提案する最も細いテーパードスリムの境地です。

 

実際に履いてみた感想としては、本当にキレイなジーンズです。お尻からストンと落ちていくシルエットがきれい。素材や、使われているパーツなども全てがこだわられていてそこにも美しさを感じます。

見て、手に取って、履いてみると誰でもわかるいいジーンズ。そしてシルエットが現代的なのでなんにでも合わせられる。そんなジーンズがウェアハウスの900XXです。

 

 

“Lot 900XXの購入方法

WAREHOUSE & CO.

900XXは非常に人気。ウェアハウスの公式オンラインショップですらあまりなかったりします。この記事の執筆時点ではサイズ28・29以外は全て完売となっていました。

 

楽天市場で調べてみたところ、意外とサイズがあったのでそちらで探してみるのもいいかも。また、多少なりともポイント還元もあるのでおすすめです。

 

 

【WAREHOUSE & CO.】Lot 900XXの状態を確認

まずは900XXの現状から。期間で考えるとそんなに考えていない900XXですが、使い方は割とハードでした。仕事が休みの日は毎日履いて、これで散歩にも出かけました。

 

トドメに、このパンツで草むしりのお手伝いも。その甲斐もあって短期間ではありますが、結構いじめ倒せたと思います。夕方に撮影を行ったので、あまりわかりませんが結構泥だらけなのです。

 

細部に寄ってみます。”ヒゲ“の部分はまだ浅く。線が入っているように見えますがまだまだ浅いです。シワが深くついて生地同士が擦れることでヒゲができあがるので、多分この程度なら洗ったらほとんどわからなくなるのではないでしょうか。

 

今度は膝裏の部分です。よく“蜂の巣”などと呼ばれる部分。座ってする作業が多いのでいい感じにシワが入りそうと草むしりをしたわけですが、この部分もまだまだシワは薄く。ここも洗ったらほとんどわからなくなる気がします。

 

最後に裾の部分。草むしりで使ったので土がついています。

 

こうなったら流石に洗います。元々ジーンズは荒野で働く男たちの仕事着。仕事着なんだから汚れるまで履いて、自分が洗いたいと思った時に洗えばOK。

そして使い方によって全く別の表情が現れるのが面白いところです。自分の使い方がそのまま反映されて育っていくのって面白いですよね。

他人に評価されなくても楽しければいいのです。それでは早速洗ってまいります。

 

 

【WAREHOUSE & CO.】Lot 900XXを洗ってみる

お風呂場でボールにお湯を張って、少量の洗剤を垂らして洗っていきます。優しく揉み込んで汚れを落とします。そうしたら今度はお湯のみを張って洗剤も落としていきます。

 

WAREHOUSE & CO.

特にジーンズ専用の洗剤などは用意していません。ジーンズの色落ちを極力避けたいという方は、ウェアハウスからデニム専用の洗剤も出ているので使ってみると良いでしょう。

 

 

洗って汚れが落ちたら、脱水をかけていきます。乾燥はせず、あくまで脱水のみ。脱水の後は日陰に干して完全に乾くまで一日ほど放置しました。

 

 

【WAREHOUSE & CO.】Lot 900XXを洗ってみた結果

と、いうわけでウェアハウス 900XXを洗いました。洗った後のものがこちら。

 

広げてみましたが、やはりまだあまりシワなどは入っていない様子。ヒゲのシワも洗いをかけたことでほぼ落ちました。

 

900XXを後ろから。膝裏に位置する蜂の巣部分もシワが伸びてほぼわからなくなりました。こうして遠巻きで見る分にはワンウォッシュの頃からほとんど違いがわかりませんが、近づいてみると変化があったりします。

 

 

ウォッシュ後、900XX細部の変化について

よーく近づいてみると、本当にうっすらとですがヒゲが入っているのです。濃いヒゲをはっきりと出したい場合には本来できるだけ洗いにかけず、いわゆる“根性履き”をするのがセオリーです。

しかし、筆者はヒゲや蜂の巣が入りつつも全体的に色が落ちてアイスブルーのような色味になっているものも結構好みだったりします。

 

このままだんだんと色が落ちて、薄い青色へと全体が変化していってくれたら嬉しい限りです。

 

まだフロントのボタンフライの部分もほぼ当たりが出ていませんし、バックの隠しリベットの部分もほぼ変化はありません。しかし、購入当初の900XXと比較すると明らかに異なる部分をひとつ見つけました。

 

 

大きくみると変化は少ないが、生地の毛羽立ちが明らかに少なくなった

それが生地の毛羽立ちです。上の写真は洗いをかけた後のウェアハウス 900XX。この写真の状態をしっかりと覚えておいてください。

 

続いて、こちらが購入したばかりの頃の900XX。リベットの部分を撮影した写真なのですが、生地に細い毛のような細かい繊維がたくさん生えているのがお分かりになるでしょうか。

この絶妙な毛羽立ちがウェアハウスの生地の特徴だそうです。これが履き込むごとに徐々に取れていき、ヴィンテージジーンズのような絶妙な色落ちをしていくのだとか。今回はそこまで長い期間は着込んだわけではないですし、一回洗いにかけただけですが900XXの生地が明らかに変化してきていることがわかりました。

 

 

購入直後のWAREHOUSE & CO. Lot 900XXとの比較

購入時の900XX

では、最後に購入時のウェアハウス900XXと今回撮影した900XXを比較して終わりとしたいと思います。

上の写真は購入時の900XXです。ワンウォッシュで販売されているので、リジットのデニムのような濃紺ではなく、既に少しだけアタリが出ていたり、グラデーションが出ています。

 

そしてこちらが今回洗った900XX。光の当たり方が同じではないので全く同じ条件で色味を比較することはできませんが、しかし若干色味は薄くなったように思います。

 

購入時の900XX
今回撮影した900X

左が購入時、右が今回撮影したウェアハウス900XX。やっぱり色が少し薄くなりました。

 

購入時の900XX
今回撮影した900X

後ろから見ても同様。自分ではあまり色味が変わっていないように感じていても、こうして比較してみると意外と変化があるものですね。

 

 

まとめ:【WAREHOUSE & CO.】Lot 900XXの初洗い。その変化とは

それではまとめです。今回はウェアハウス900XXを洗ってみました。

自分ではあまり変化がないなと思っていましたが、色味に関しては洗いにかけたことでワントーン薄くなりました。また、生地の毛羽立ちも取れて、しっかりと生地を観察してみると購入時からは大きな変化を感じました。

 

本物の501だと、貴重すぎて服ではなく投機商品になっているものもちらほら見かけます。そんな中ウェアハウスのジーンズは自分の好きに洗って育てて楽しめる貴重なアイテムだと思うのです。

また900XXを洗った際にはブログで報告して、どんな経年変化を見せてくれたのか細かくレビューしていきたいと思います。

ぜひ、お楽しみに。