おしゃれおしゃれといいますけれど、”おしゃれ”というものに出会ったためしはなし。
ファッション誌でも、どうすればオシャレになれるのかは書いてあっても、おしゃれが定義されているようなものってなかなかありません。
少なくとも私はそんなものを見たことがありません。
今回はおしゃれとは何なのか定義を行い、おしゃれになる方法についても解説しています。
あなたにとっておしゃれとはどんな意味を持つでしょう?
”おしゃれになりたい、でも”おしゃれ”ってなに?
”おしゃれになりたくない”なんて人は少数だと思います。
でもそもそもおしゃれの定義って一体なんだと思いますか?
まずはその定義について考えてみます。
ファッションに関するいろいろなおしゃれ
街中で見かける、”この人おしゃれかもな”を種類分けしてみました。
1.人とは異なった種類の服・服装をしている
万人受けはしないかもしれませんが、なかなか着ている人がいないような服を着こなしている人を見かけるとおしゃれだなと思います。
この”おしゃれ”は、言い換えるならば”変わった服を着こなしていてすごい”という意味でのおしゃれです。
2.高いブランドの服を着ている
次に、高級ブランドを着こなしている人。
そんな人を見ると「服に興味があるんだろうな」と思います。
”高い服を着ているのならば、その服は良いもののはず。ということは、それを着ている人もおしゃれであるはずだ”という意味のでおしゃれです。
3.トレンドを押さえている
ファッションには流行り廃りがあります。
色や素材、ブランドやアイテムなど。
流行を取り入れた格好を見ると”ファッションの流行に敏感でおしゃれだな”となります。
さて、ここで1つ元も子もないことをいいます。
そもそもおしゃれとは”ファッション”だけに使う言葉ではないことにお気づきでしょうか。
「おしゃれ」は辞書でどう定義される?
「おしゃれ」の意味はどんな意味なのでしょうか。
おしゃれの意味をgoo国語辞典で調べて見ました。
その結果は以下の通りです。
おしゃれはそもそもファッションだけに使われる言葉ではありません。
「おしゃれな料理」や「おしゃれな車」、「おしゃれお店」など料理やモノ、空間に対しても使う言葉です。
このことも踏まえて考えると、おしゃれの本質とは”洗練された状態”のことを指しているのではないかと考えることもできます。
では、”洗練された状態”を身につけるにはどうしたら良いのでしょうか?
”おしゃれ”=”洗練された状態”。では、どうやって手に入れる?
ここでお伝えしたいのは、「人と違った格好」「高級な服」「トレンドを追いかける」そんなことをしなくてもおしゃれ(=洗練された状態)にはなれるということ。
服に関してはシンプルな服(=普通服)で十分なのです。
おしゃれになりたいならするべきことはこの3つ。
- 清潔感を手に入れること
- 独自の個性を持つこと
- ファッションに興味を持つこと
これだけで大丈夫。
十分おしゃれになれるはず。
まずは何より清潔感を手に入れること
男性の好きな服装を女性に聞いた質問でよく聞かれる回答は「清潔感がある」ということ。
「清潔感」は服以前の問題です。
スタイリストに服を選んでもらったとしても、あなたに清潔感がなくては台無しです。
清潔感がおしゃれへの第一歩。
以下で解説することをクリアするだけで十分清潔感が手に入るはずです。
定期的にヘアサロンに通うこと。髪型を整えること。
男性の場合には、一番清潔感に寄与するのは髪の毛でしょう。
服装よりもよっぽど大切な要素です。
定期的にヘアカットを行うようにしましょう。
わざわざ高いヘアサロンに通う必要はないと思います。
それよりも通いやすいヘアサロンに定期的に通ってヘアスタイルを維持することです。
髪型のことを相談できる、馴染みのスタイリストさんを見つけられたらベストです。
それから、寝癖はしっかりと直して出かけること。
寝癖は水素結合によって髪の毛が固まってしまう現象です。
出かける前に面倒でも、髪の毛を濡らして寝癖を直すようにしましょう。
ムダ毛の手入れを行おう
ヒゲの手入れは必須です。
剃るか形を整えましょう。
清潔感の面では剃るのが一番ですが、似合っているのならヒゲも立派な個性です。
しかし、何の手入れもしないのは絶対にダメ。無精髭などNGです!
また、眉の形も定期的に整えること。
男だから眉を整えなくてもいいなんて考えは前時代的。
眉を整えることで顔の印象が大きく変わりますよ。
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肌にも優しいタイプの電気シェーバーです。
アタッチメントを変えて、眉毛の手入れにも使えます。
ファションアイテムのケアをすること。気にかけること
服にはアイロンをかけましょう。
リネンのアイテムならシワも味ですが、シャツやパンツがしわくちゃでは清潔感がありません。
シワがついたアイテムはしっかりとアイロンをかけること!
それから、靴もピカピカにしておくこと!
革靴でもスニーカーでも汚れを放っておくのはいけません。
しかも、体の先端部分というのは目立つ部分です。
靴の汚れはしっかりと気にかけるようにしましょう。
革靴の場合には上の記事が参考になると思います。
それから、スニーカーの場合にはJASON MARKK(ジェイソンマーク)という商品がおすすめです。
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洗浄液とブラシがセットになった商品で、驚くほど綺麗に靴を綺麗にすることができます。
値段も2,200円で、あらゆる素材に対応可能。
これ1つで100足分の洗浄できます。
匂いには気をつけること
匂いも清潔感に大きく関わる要素です。
きちんと体のケアをするようにしましょう。
夏場はデオドラントの使用もおすすめ。
香水をつけるのもいいでしょう。
独自の個性を身につけること
清潔感の次に、独自の個性を身につけることも大切です。
例えば、エルメスのクリエイティブデザイナーを務め、ブランド「マルジェラ」で有名な「マルタン・マルジェラ」という人物がいます。
この方の言葉で私はふと我に帰りました。
「私の洋服を着る人は自分を個性的に見せたい人。本当に個性的な人は「GAP」なんかの服を着ているんじゃないか?」
マルタン・マルジェラの作る服は個性的で先鋭的。
普通服(=普遍的で変わらない服)とは正反対にあるように感じられるようなものばかりです。
つまり、私がいいたいのは「必ずしも服にこだわらなくてもいい」ということ。
高い服や奇をてらった服を買う必要は必ずしもありません。
自分が生活する中でベストな、自分が好きな服を着るのが一番洗練された状態への近道です。
ファッションに興味を持つこと
ファッションに少し興味を持ちましょう。
全くファッションに興味がない状態でおしゃれになるのは不可能。
一昔前ではファッションのスナップ写真を見るためにはファッション誌を購入するしかありませんでた。
しかし、今ではInstagram・WEARなどのSNSでスナップ写真を見ることができます。
さらに、Youtubeなどでファッションについて解説するようなYoutuberもたくさん出てきています。
ファッションの面白さにさえ気づけば、おしゃれへの道は自ずと開かれるはずです。