こんにちは、ブロガーのあかパンダと申します。このブログではよく革靴やレザージャケットについて記事を書いています。
私はレザー製品が大好き。段々と経年変化して自分だけのアイテムに変わっていく過程がたまりません。
つい先日、Youtubeの動画を撮るため、愛用するレザーの小物を並べていました。
そして気づいたのが「Hender Scheme(エンダースキーマ)」の革小物が多いこと。
皆さんにもエンダースキーマを好きになってほしいので、今回は私が愛用する「エンダースキーマ」の革小物についてその魅力を紹介していこうと思います。
私の愛用Hender Scheme(エンダースキーマ)
自分でいうのもなんですが、私は物持ちが良い方。一つのアイテムを大切に長く愛用したいタイプなのでHender Scheme(エンダースキーマ)はピッタリです。
エンダースキーマは日本の浅草発のレザーブランド。心理学用語の“GenderSchema(ジェンダースキーマ)”が由来で、ジェンダー(Gender)を越えるというコンセプトの元、頭文字のGをアルファベット順にひとつ進め“Hender”に。
ネーミングも面白いですが、発売しているアイテムも普通のレザーブランドとは違っていて面白いのです。
スキマHenderSchema Official Online Shopより
愛用している3つのHender Scheme
今回紹介するのは3つのエンダースキーマのアイテムです。
どれも特徴のあるアイテムなので順番に紹介していきましょう。
Hender Scheme:river side
まずは私が初めて手に入れたエンダースキーマである「river side(リバーサイド)」。
レザーブランドのエンダースキーマらしいオールレザーでできているキーホルダーです。
ホテルのキーホルダーみたいなルックス
私が好きな理由はリバーサイドがまるでクラシカルなホテルのキーホルダーみたいだから。
ぱっと見レザーには見えないでしょうけど、レザーシューズのソールのような分厚い革が3枚重なってできています。
だから使ううちにだんだん角も取れてレザーの色も変わっていくんですがそこがまたいい。
だんだんと自分だけのキーホルダーに変わっていく、そんなキーホルダーなかなかないですよね。
最初はただのヌメ革だったriver side
購入したばかりの頃のリバーサイドをお見せしましょう。今とは全然色味が違うのがよくわかると思います。
購入から3年半でお見せした写真のようなルックスに。経年変化が気になった方は下の記事で詳しく解説をしているのでぜひご覧になってみてくださいね。
私とエンダースキーマのリバーサイドの付き合いは長いです。もう、いつ購入したのかも忘れてしまったので前にブログで紹介した日を確認してみました。 すると、2018年の11月頃に購入した様子。この記事を書いているのが2022年の4月[…]
riversideみたいなキーホルダーなんてなかなかない
リバーサイドは決して実用的なキーホルダーではないことをここでお伝えしておきます。
フックなどがないので、持ち歩くには手で持つか(あまり現実的ではないけれど)バッグに入れるしかありません。それに鍵をすぐに取り外せるとか、気の利いた機能もありません。
でも、だからこそ無駄なものは大胆に削ぎ落としてクラシカルな雰囲気を醸し出せているのだと思います。
素材も革なので他のものを傷つけない。バッグに放り込んでおいても安心。私はバイクのキーホルダーとしての使い方に落ち着きました。
ハマる人にはハマる、そんなキーホルダーがこのリバーサイドなのです。
Hender Scheme:key flock
私にはもうひとつ愛用しているエンダースキーマのキーホルダーがあります。それが「key flock(キーフロック)」。
リバーサイドは見た目重視のキーホルダー、でもこのキーフロッグは実用性の高いキーホルダーになっています。
key flockは使い勝手もいいキーホルダー
キーフロックは非常に使い勝手の良いキーホルダー。
金属製のフックがついていて開閉します。ベルトをしていないときにでもベルトループにつければ手ぶらでお出かけできます。
さらに、レザーの部分にもスナップボタンがついているので、パチンとベルトを挟んでやっても持ち歩くことができます。
2通りの持ち歩き方ができるキーホルダーなのです。
それに鍵もたくさんつけることができますし。本当に便利ないいキーホルダーですよ。
エンダースキーマは革とのコンビが得意
エンダースキーマの魅力はレザーと他のものを組み合わせるコンビネーションの絶妙な味付け。先ほどのリバーサイドも、ホテルのキーホルダー×レザーというなかなか思いつかないコンビでしたよね。
キーフロックは金属とレザーを絶妙なバランスで組み合わせています。ボリュームのある金属に対して、逆にレザーは四角く分厚いカウレザーがベルトとして使われているだけ。
「レザーのブランドなのに、革の部分はこれだけ?」と思うかもしれませんが、たったこれだけでも上質なレザーが使われているので表情豊かな経年変化が楽しめます。
実用性は金属で、レザーは経年変化を楽しむために。贅沢な割り切りでもあり質実剛健でもある、そんなちょうどいいバランス感覚なアイテムがキーフロックなのです。
Hender Scheme:one piece card case
最後に、本当は名刺入れですが、私はカード入れとして愛用してしまっている「one piece card case(ワンピースカードケース)」。
モチーフはレターケースなんだそうです。四角いぼってりしたフォルムにフタを閉じるギボシ(中央の丸い金属のこと)が可愛いアイテム。一目惚れでした。
one pieceで出来たcard case
ネーミングに入っている“one piece”ですが、これは別に某海賊漫画とは関係ありません。このカードケース、使われているレザーパーツが1つだけ(=one piece)なんです。
一枚の革を織り込んで作られたカードケース。だからone piece card case。ちなみに、レザー以外に使われているのはギボシと糸だけ。糸に関しては後ろ側に見えるこの部分だけにしか使われていません。
“縫う”というより革と革を“留める”のに使われている感じですね。このシンプルな構造には驚きました。
仕分けはできないけれど、カードはしっかり入ります
このカードケース、仕分けはできません。一つしか口がないもので。その代わり思ったよりも容量があります。
私が普段使っている財布はマネークリップタイプのものでして、カードがそんなにたくさんは入りません。そこでエンダースキーマのカードケースと併用していますが、容量がたくさん入るのにコンパクトでとてもありがたい。
クリーニング店のクレジットカードより二回りくらい大きめのカード?も余裕で入りますし、レシートの一時的な保管もバッチリです(one piece card caseの見た目が悪くなるのでおすすめはしませんが)。
シンプル故に使い勝手がいい。そしていい忘れていましたが分厚いカウレザーが使われているので所有感も満たされる。そんなカードケースなのです。
この他にも気になるエンダースキーマ
ここまでお読みになったあなたは、ぜひエンダースキーマのHP “スキマ”をご覧になってみてくださいね。紹介した以外にもたくさん変わったアイテムがありますので。
ここでは完全に独断と偏見で私が気になっているHender Schemeのアイテムを3つ紹介したいと思っています。
Hender Scheme:assemble disc bag EP
エンダースキーマから発売されているシンプルな見た目のバッグです。ほとんどが発色のいいレザーでできていて経年変化が進むとどんな風に変化するのか楽しみなアイテムですよね。
横から見るとマチも結構広めでたくさんものが入りそう。ブラックだけかもしれませんが、下地が茶色なので擦れたりすると革靴の“茶芯”のように後ろの色が出てくると思います。
綺麗な発色のものは女性にもおすすめですし、黒は経年変化をガッツリ楽しめると思うのでぜひ男性におすすめしたいアイテムです。
Hender Schema:wallet
“wallet ”というあまりにシンプルなネーミングの財布(なんだか頭痛が痛いみたいになりましたね)。
しかし、作りは手が混んでいて曲線の革パーツのせいかなんだか捉えどころのないアンニュイな表情に仕上がっていますよね。
男性でも女性でも違和感のないデザインで、カップルでお揃いで揃えるのもいいかもなんて思います。二人で経年変化の大きいヌメ革のモデルを選べば、最初は同じ見た目でも全く別の財布に。なんだか素敵ではないですか。
Hender Scheme:冗談一
手入れ次第でエンダースキーマは何年でも使える
エンダースキーマはレザーアイテムが豊富なので、手入れさえしてやれば何年でも使えます。今回は3点愛用アイテムを紹介しましたが、どれも5年10年と使えるアイテムです。
気になるエンダースキーマも紹介しましたが、もう既に持っている“キーホルダーやカードケースがラインアップしなかった”のはまだまだ使えるから。
愛着もありますし、もっと経年変化したらどうなるのかな?といつもワクワクさせてくれる革小物なのです。
一度使ったら抜け出せないエンダースキーマ沼、ぜひあなたも肩までどっぷりと浸かってみてくださいね。