今回はREDWING(レッドウイング)のBeckman(ベックマン)の購入レビューです!!
レッドウイングの購入は初めて。これまではドクターマーチンばかり購入してきたんですが、少し背伸びをしてレッドウイングに手を出してみました。購入を決めてからはこの日を迎えるのが楽しみで楽しみで仕方がありませんでした!
それでは早速、レッドウイング ベックマンのレビューをどうぞ!
初めてのREDWING!購入したのはBeckman(ベックマン)
購入しましたレッドウイングのベックマン。初めてのレッドウイングになります。本当はドクターマーチンのようにネットで購入しようと思っていたんですが、ネットになかなか在庫がなかったのとサイズ感を間違えるのが怖くて実店舗で試着をして購入してきました。
ドクターマーチンの場合にはUK7(26cm)がマイサイズです。レッドウイングは大きめに感じたため、25.5cmで購入しました。25cmでもいいかと思ったんですが、ぴったりサイズすぎて脱ぎ履きにめちゃくちゃ時間がかかる・・・!
足の形に合わせてサイズも変化していくと思いますが、25.5cmでもサイズが大きくなるようなことはないだろうということでこのサイズを選択!もし履き込んで大きくなった場合にはインソールでも入れることにしましょう!
さて、箱を開けて紙をめくるとベックマンが登場!購入したのはブラックのベックマンです。最近はベックマンのフラットボックス(先芯の入っていないモデル)が人気ですが、私はクラシカル!?な通常モデルを購入。
色も濃いブラウンと黒で迷ったんですが、購入した店舗にブラウンがなく
とこちらを購入して参りました。
なぜ、レッドウイング ベックマンを購入したの?
ここでなぜベックマンを購入してきたのかお話ししていきたいと思います。ファッションアイテムを購入する際、私は一番伝統のあるモデルや人気のモデルから入るようにしています。理由は、ブランドの良さを一番感じ取れるモデルだと思うから。ドクターマーチンの場合には3ホール(日本で一番人気)、8ホール(ファーストモデル)と履いてきました。これをレッドウイングに当てはめるとどうなるか。
レッドウイングの創業者の名前をご存知でしょうか。チャールズ・ベックマンさんと申します。このベックマンはレッドウイングの創業者の名前をつけられたモデル。さらに、1920年代のレッドウイング社のカタログにもベックマンによく似たブーツが載っているときているではありませんか。
日本で一番人気のある(と思う)アイリッシュセッターは1952年以降の発売です。レッドウイングの創業は1905年ですから、ブランドの初期からラインナップにはこのベックマン(に少なくとも似た)モデルが存在したことになります。
レッド・ウイング公式ブランドサイトより
さらにはレッド・ウイング公式ブランドサイトの商品一覧でも、一番最初に載っているのがこのベックマン(最初はアルファベット順かと思ったけど、どうやらそうじゃないみたい)。
こうしたことを踏まえると、ブランドとしても力を入れているモデルだと思うのです。それにSNSなんかで”ベックマン”と調べると育ったブーツの画像が出てくるわ出てくるわ。もうベックマンにすっかり魅了されてしまいました。
もうね、ぶっちゃけ何とかしてベックマンを購入する理由を探してたんだと思います。自分を説得するための。23歳の私にとって税込約5万円は大金ですから。
ワークブーツなのに美しすぎるフォルムと、履き込んだ時の成長の可能性に魅了されてしまいました。
レッドウイング ベックマンのファーストインプレッション
ここからベックマンを購入してのレビューになります。感じたこと、思ったことを率直にお話ししていこうと思います。長くなってしまいそう、ごめんなさい!
ベックマンの値段とクオリティについて
ベックマンの価格は税込50,490円でした。公式HPでも同じ金額。ネットでは少し安く(5,000円くらい)購入できます。
正直、今まで購入した靴の中で一番高い!持っている靴の中で一番高い靴でも3万円弱です。でも、満足してしまっています。購入して手渡される瞬間までは、
と思っていたんですが、レッドウイングを手渡された瞬間、その重みを感じた瞬間に、
とコロッと意見が変わりました。
確かに高いんですが、実物を見て触れてその重みを感じたら納得できてしまう価格でした。10年・20年と足元を支えてくれる相棒です。そう考えると安く感じてしまったりもして・・・笑
だめだ、靴好きの馬鹿な思考回路になってしまっています笑
ベックマンはワークブーツ?ドレスブーツ?
レッドウイングはワークブーツですが、このベックマンはドレッシーな印象を受けます。なんて言うんでしょう、アメリカのブランドなんだけどイギリスっぽい雰囲気を感じるというか・・・。こんなことをいったらもしかしたらレッドウイング好きな方には怒られてしまうかもしれませんが、私はそう感じました。
そう感じた理由は2つあると思います。1つ目は革の光沢感。このベックマンに使われているのはフェザーストーンという種類の革。なんでも、羽のようにしなやかで光沢があり、石のように硬く耐久があるためこの名前がつけられたのだとか。
この光沢感のある革のおかげで、ドレス寄りな雰囲気に仕上がっていると思います。
2つ目はブーツの形。全体的に細身でスタイリッシュな印象を受けます。この形からイギリス味を感じる。やっぱりドレッシーな印象。このベックマンはワークブーツの男っぽさもありながら、同時にスタイリッシュで洗練されて雰囲気もある稀有な存在に思えます。
普段ドクターマーチンをよく履いているので、こういった細身のブーツはコーデに合わせやすい。これも購入の理由の1つですね。
ベックマンの平ひもについて
ベックマンに付属している靴紐は平ひもです。一瞬革紐のように感じる触り心地・見た目のこの紐。
レザークラフトをしている人ならわかってくれるかと思うんですが、”蝋引き糸”みたいな触り心地なんです。硬くて、曲げるとしばらくあとが残るような感じ。ちょっと不思議な触り心地の紐です。
ブーツが育ってきた段階で、革紐への交換を考えています。この純正の紐も格好いいなと感じるんですが、さらにいい靴紐がないか楽しみながら探していこうと思います。
ベックマンのインソールにはREDWINGのロゴ
インソールを覗くとレッドウイングのロゴが!しかもレザー!こういうの大好きです。インソールもどんな風に変化していくんですかね。ソールの下にはコルクが敷き詰められていて、足の形に合わせて沈んでいきます。履き心地もどんな変化を見せるか非常に楽しみなポイントです。
交換可能なソールで、きっと死ぬまで履ける!
そう、ソールはもちろん交換可能!グットイヤーウェルト製法なのでソールが減ってもオールソールが可能です。
ソールは前後で分かれているタイプなので、ヒール部分だけの交換もOK。もちろんその反対も。これならきっと、ベックマンを死ぬまで履いてあげられますね。一生物のブーツです!
ベックマンのソールの仕様が最近変わったみたいです
ソールのヒール部分ですが、レッドウイングのマークが。この部分はラバーになっていて滑り止めになっています。
Vibramソール。靴好きならきっとご存知な、安心安全のソールでございます。これまでイタリアやメキシコで作られていたレッドウイングも米国内で作られるようになったそうです。その際にソールの仕様が変わったようです。
ベックマンのソールは滑ると聞いていたのでこれは嬉しい誤算でした。
レッドウイング ベックマンの靴紐の通し方について
ちょっと迷ったのがベックマンの紐の通し方です。ブーツの紐の通し方にも色々と種類があります。私がよくドクターマーチンでしている結び方は少し特殊な結び方で”パラレル”といいます。靴紐が平行になるように通す結び方で、ドクターマーチンによく合うので重宝しています。
ただ、このベックマンには合わないかも。ブーツの”羽”の部分が離れているので靴紐が目立つんです。それに靴紐も硬いのでなかなか解けません。ここは”オーバーラップ”という結び方でいこうと思います。
左側が”オーバーラップ”で靴紐を結んだベックマン。右側が”シングル”で靴紐を結んだベックマン。シングルだと同色とはいえ、裏側に回り込んでいる靴紐があまり美しくなく見えます。これはやはり、左側の”オーバーラップ”の結び方の方がよさそうですね。しばらくはこれで履いていこうと思います。
レッドウイング ベックマンのレビューまとめ
総評!高い!でも買ってよかった後悔はゼロ!この綺麗な靴が経年変化でシワにまみれ傷にまみれていくのを想像すると興奮がおさまりません(=靴好きの性)。
店頭で試着の際に足を入れた時には革がまだ硬くて履きにくそうな印象でした。どんな風に経年変化していくんでしょう?歩きやすくなるかな?色はどうなるかな?クリームは何を使おうかな?ソールがダメになったら今度はどんなソールにリペアしよう?
大切に履いていけば死ぬまで履けるはず!しっかりと愛しながらガシガシ履いていこうと思います!
これからレッドウイング関係の記事も増えるかと思います。ぜひ、お楽しみに!
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