今回は『メゾンマルジェラ』から、メゾン・マルタン・マルジェラ時代から定番で発売されている「IDブレスレット」をご紹介。
いつもブログを頑張っている自分へのご褒美…ということでちょっと高いですが、購入してみました。
ネットでもなかなかレビュー記事を見かけない『マルジェラ』の「IDブレスレット」。
今回の記事では存分にその魅力と、実際に購入してみてのレビューを書き連ねていこうと思います。
結論からいえば、「IDブレスレット」を購入してよかったです。大正解でした。
私は人気のシルバーではなく、ゴールドの「IDブレスレット」を購入しました。肌馴染みが良くて、特別な日ではなくても日常使いできるアイテムだと感じます。
マルジェラの定番「IDブレスレット」
まずは『マルジェラ』の「IDブレスレット」について紹介です。
IDブレスレットの“ID”は「Identification(身分証明」の頭文字をとったもの。第二次世界大戦で兵士の身元を判断するために考案されたものが元ネタになっています。
『マルジェラ』がこのタイプのブレスレットを発表したのはまだマルタン・マルジェラがデザインを行っていた頃の話。そこから時代が変わり、『メゾンマルジェラ』となった現在も「IDブレスレット」は定番で販売され続けています。
なぜ、ここまでマルジェラ「IDブレスレット 」は人気なのか
『マルジェラ』の「IDブレスレット」の人気は凄まじく、芸能人からYoutuberまで多数の愛用者がいる様子。
Youtubeでぜひ『マルジェラ IDブレスレット』と検索してみてください。多数の紹介動画がヒットします。人は一体なぜ、この「IDブレスレット」にここまで魅了されるのでしょうか?
マルジェラの考えが反映されたアクセサリーだから
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「IDブレスレット」はブランドの生みの親であるマルタン・マルジェラの考えが反映されたアクセサリーです。今でもマルジェラの息遣いが感じられるアイテムだからこそ人気なのでしょう。
マルタン・マルジェラは「時間」にこだわりを持っているアーティストです。
- 過去のアイテムをサンプリングし、デザインに落とし込む
- 古着を再構築し、新しいアイテムにする
- 過去のアイテムを色染めし別シーズンで発表
などなど、「アンチモード」の考えを強く持ったデザイナーだったことがわかります。
私が購入した「IDブレスレット」はゴールドカラー。素材はシルバー925が使われています。しかし、初期の「IDブレスレット」はほとんどが真鍮製でした。これは経年変化をより感じることができるように。
今では素材が変わりほどんとの「IDブレスレット」がシルバー925となりましたが、それでも使い込むことで色味の変化が楽しめるようになっています。デザイナーがマルジェラからガリアーノとなり、素材が真鍮から銀へと変わってもそれでもなおマルジェラの考えを感じられるアイテムだと思うのです。
実は、「IDブレスレット」は毎シーズン仕様が異なるから
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実は、「IDブレスレット」は『マルジェラ』の定番アイテムではあるものの毎シーズン何かしらの仕様変更があるのです。
それは例えば素材の違いであったり、色の違いであったり、形の違いであったりと様々です。
留め方もシーズンによって変わることがあり、私の購入したものはピンを使って固定するようになっています。
ピンではなくバックルのようなもので留めるタイプなど調べてみるとこの仕様もシーズンによって異なり非常に面白いです。
同じアイテムでも毎シーズン違った表情を見せてくれる。これも私たちが飽きずに「IDブレスレット」を愛することができる理由のひとつでしょう。
チェーン系ブレスレットがトレンドだから
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『アンチモード』なはずのマルジェラの考えに反する部分ではありますが…チェーンブレスレットそのものが人気であることも「IDブレスレット」の人気に拍車をかけています。
「IDブレスレット」以外にもHERMESの『シェーヌダンクル』などチェーンを使ったブレスレットが非常に人気です。その波を「IDブレスレット」も受けている現状があります。
安価な値段でブレスレットを販売するブランドもこぞってチェーンタイプのブレスレットをリリースしています。おそらくこのトレンドはまだまだ続いていくでしょう。
以上が『マルジェラ』の「IDブレスレット」の人気の理由。元々マルジェラの息遣いを感じさせる特別なアイテムだったのにそこにトレンドの波が追いついてきたところです。そりゃ人気に決まっていますよね。
実際にマルジェラ「IDブレスレット」を購入してみての感想
私が購入した「IDブレスレット」がこちらです。
「IDブレスレット」というときっとみなさんシルバータイプをイメージすると思うのです。
私も本当はメゾン・マルタン・マルジェラ時代のブラス製「IDブレスレット」が欲しかった…。でも、値段が新品並み(場合によってはもっと高い)ですし、古いアイテムなので状態が不安なんですよね。
そこで選んだのがゴールドカラーの2021SSモデルの『メゾンマルジェラ』「IDブレスレット」。なぜゴールドにしたかというと、ゴールドカラーでも「シルバー925製」だから。
普通のシルバー925はただ色味がくすんで黒っぽく変色していくだけですが(それも好きなんですが…)、この「IDブレスレット」はおそらく金メッキなので擦れると地のシルバーが出てきて経年変化がより楽しめるのではないかと思いました。
シルバーよりさらに経年変化が楽しめるゴールドの方が、経年変化を重要視したマルタンマルジェラ時代の「IDブレスレット」に近いように感じられるんですよね。
そして決め手は値段。BYUMAにて約7万円で購入しました。定価約12万円のアイテムなので非常に特に購入できました。
思っていたほど重くもないし、音もしない
そんなこんなで手に入れた「IDブレスレット」。シルバー925製ということもあり、それなりの重さを覚悟していました。それから、“チェーン”ということで動いた際の、ある程度の金属音も覚悟してポチりました。
しかし、いざ手につけてみるとあまり重さは感じない。それに金属音もほとんどしない。多分他のバングルやブレスレットと重ね付けしない限り音は気になりませんね。
第二次対戦中、IDブレスレットは時計と逆の手に付けて体のバランスを保つようにするのがセオリーだったとか。時計と逆の手でこれ一本だけ付けるのであれば何も気になりません。これは嬉しい誤算です。
どんなファッションにでもIDブレスレットは意外なほど馴染む
もともと「IDブレスレット」は特別な時につけようと考えていました。が、重さも気にならないし付けていて音もしないのでできれば日常使いもしたい。それで適当な服に合わせて遊んでしましたが、どれも意外なほど合う。
バスクシャツに合わせてもいいし、ポロシャツのワンポイントにもできます。ゴールドは日本人の肌の色と肌馴染みがいいのだとか。普段シルバー系のアクセサリーばかり使っていた私は最初こそ違和感がありましたが徐々にそれも薄れていきました。
なんなら、Tシャツにジーンズの超ラフな格好に合わせても何も問題なし。汎用性の高いアイテムです。
シルバーもいいけどゴールドのIDブレスレットもいい。一生使える名作アクセサリー
買う前は値段も高いし、高嶺の花のような存在でしたが購入してみると意外にもフレンドリーでした。
なんだかシルバーばかり人気な『マルジェラ』の「IDブレスレット」ですが、ゴールドも以外や以外肌馴染みが良くておすすめです。
マルタンマルジェラの意志を今も感じられるアクセサリーです。ぜひ、皆さんも気に入った「IDブレスレット」があれば購入を検討してみてはいかがでしょうか。
IDブレスレットを安全に安く購入する方法はない?
筆者は「IDブレスレット」を“BUYMA”を使って購入しました。定価124,300円のアイテムですが、筆者の購入時の値段はなんと69,387円でした(45%オフ)。
BUYMAはレアものアイテムや人気アイテムが安く出品されていたりと思いがけない出会いがあるのが魅力。時期や為替の状況によって値段が変わったりするので、欲しいブランドの商品がある場合には定期的にBUYMAを見てみることをおすすめします。
あかパンダ こんにちは、ブロガーのあかパンダと申します。 先日「BUYMA(バイマ)」を通してメゾンマルジェラのブレスレットを購入したんですが、それががやっと届きました。うれしー!!と同時になんだか偽物っぽい気もして[…]
ちなみに、筆者は購入した「IDブレスレット」が偽物ではないかと心配だったのでBYUMAの無料鑑定サービスを利用しました。
フリマアプリやオークションよりも安心してブランド品を購入できるはずです。