今回はMYSTERY RANCH(ミステリーランチ)のウエストバッグ、「ヒップモンキー」を購入したのでそのレビューをしてみたいと思います。
ミステリーランチといえばY字型のジップを使った、上の写真のようなミリタリーリュックが定番。まだウエストバッグのイメージがない方も多いかもしれませんが、「ヒップモンキー」もおすすめですよ。
ミステリーランチ ヒップモンキー2を購入してみたのでレビューしてみる
今回はミステリーランチから発売されているウエストバッグ、「ヒップモンキー」について紹介していきます。
私が購入したのは「ヒップモンキー2」というモデル。現在、ミステリーランチからは「ヒップモンキー」と「ヒップモンキー2」が発売されていますが2がついているから新しいモデルというわけではなく、基本的には同じモデルです(この違いは後で説明します)。
私は楽天市場のMike Museumさんで4,780円で購入しました。定価が約7000円なので少しお安く手に入れることができました。
なぜ、ミステリーランチのヒップモンキー2を購入したのか
私はものを買うとき、本当に必要か熟考してから購入するタイプ。それに物持ちもいい方なので、衝動買いはなく本当に必要だと思ったものしか購入しません。
ミステリーランチのヒップモンキー2には“欲しい!手に入れたい!”と思える魅力がありました。
バイク用のサブバッグにヒップモンキー2がピッタリ
ヒップモンキー2ですが、主にバイク用バッグとして使っていこうと思っています。バイク用に愛用しているリュックがあるのですが、それほど荷物がないのに背負っていると無駄な気がしてしまいます。
財布と家の鍵だけを持って出かけたいというとき、これまではPORTERから出ているタンカーのショルダータイプを使っていました。ただ、このバッグは生地が滑りやすい素材でバッグ自体も柔らかな素材なのでバイクの振動で段々とバッグがしっかりと固定できないのです。
ヒップモンキーはナイロン素材ですが表面に凹凸がある生地感で滑りにくそう。また、バッグの形状が崩れないよう背面に補強材が入っています。このおかげでベルトで固定すればそうそう動くことはなさそうです。
ミステリーランチのヒップモンキーなら普段使いにも使えそう
バイクのためだけにヒップモンキーを購入したわけではありません。ヒップモンキーなら普段使いも十分できそうだなと思ったので購入を決めました。
シンプルな形状ですし、ロゴの主張も控えめ。カラーも色々と展開があって自分のスタイルに合わせて選べます。飽きが来ないデザインなのできっと長く愛用で着ると思います。
ミステリーランチという安心感
ミステリーランチはアメリカ軍にリュックを供給しているサプライヤーという側面も持っています。
過酷な環境でも使用できるバッグ作りが得意なメーカーなので、やはり安心感があります。
ブランドの名前を背負っているということは、半端な物作りができないということ。ミステリーランチだという安心感も正直このバッグを選んだ理由のひとつです。
ミステリーランチのヒップモンキー2のレビュー
では、ここからはミステリーランチヒップモンキー2の詳しいレビューを行っていこうと思います。
ミステリーランチ ヒップモンキー2の収納力
まずはヒップモンキー2の収納力についてです。ヒップモンキーのサイズは33cm×20cm×20cmで容量は8L。
そこまで大きな容量があるわけではありませんが、日常使いでは十分でした。
まずはメインポケット。出かける時によく持ち歩くアイテムを収納してみました。見た目に反して厚みがあるので、実はまだまだ入ります。
「財布」、「カードケース」、「メガネ」、「小物をまとめたポーチ」この4アイテムを入れましたが、まだまだ余裕はありますね。
ここに小ぶりのカメラくらいなら入りそうな余裕があります。コンデジかGoproを入れてバイクで出かけることもできそう。
それからメインポケットの中にもうひとつジップがあって、小物を入れることができるようになっています。例えばリップクリームを入れたりとか、目薬だったりとか行方不明になりやすいものを入れると重宝しそう。
フロントにもクイックアクセスできるポケットがひとつ用意されています。これはメインポケットからは独立しています。
ここはすぐに取り出したいものを入れるのに良さそうです。例えばハンカチやティッシュ、チケットなど。
ヒップモンキーには背骨が入っている
ヒップモンキーの背面はメッシュ素材になっています。背中に当たる部分なので蒸れない配慮が流石です。
それでですね、注目して欲しいのがこの背面部分。こんな感じでパッドが入っています。このパッドがちょうどいい硬さで、クッション性はあるもののしっかりと形を保ってくれるんです。
背骨のようにパッドが入っているので背中にしっかり固定できる。あんまり柔らかいと身体のカーブに合わせて段々とバッグが下がってきます。特にバイクに乗っているときにはこれが煩わしい。
しっかり固定できますし、背中も蒸れない。もう言うことなしではないでしょうか。
ミステリーランチらしい細かな配慮はヒップモンキーにも
ミステリーランチのバッグは軍にも採用されているくらいなので丈夫で「実用的」。つまり、“細やかな配慮”がされているイメージ。冒頭でミステリーランチのイメージとして挙げたY字のジップがあるバッグのパッキングを考えての実用的な装備です。
そんな細やかな配慮がヒップモンキーにも見られます。
まずは上部のループ。こうやって持ち上げるのに使うこともできますし、どこかに引っ掛けておくのにも便利です。
濡れた地面など、直にバッグを置きたくないシーンもあるのでこういう装備はあるに越したことはありません。
次にフロントのポケットに設けられたフック。これは絶対に落としたくない鍵などをまとめておくのに便利です。
アウトドアシーンなどハードなユースの際に利用したいですね。
最後に、マチを調整できる両サイドのベルト。広げるのも狭めるのも自由自在です。
背負ったときに余裕がありすぎるとバッグの中で物が暴れますから、ここを絞っておけばOK。
こうした細かな配慮は決して目立ちませんが、ミステリーランチというブランドのクオリティが確かに感じられるポイントです。
ちなみに、ヒップモンキーとヒップモンキー2の違いは?
ヒップモンキー2(Mike Museumより)
ちなみにですが、ここで「ヒップモンキー」と「ヒップモンキー2」の違いを解説しておきます。
素材やルックス、機能性などについて基本的に両モデルの違いはありません。異なるのはロゴのカラーくらい(ヒップモンキー2はロゴの文字が白で、ヒプモンキーはロゴの文字がオレンジ)。
しかし、「ヒップモンキー2」がおよそ7,000円程度で販売されているのに対して「ヒップモンキー」は16,000円ほどで販売されています。比較してみると価格差は2倍以上です。この差はなんでしょうか?
ヒップモンキー(GALLERIAより)
正解は生産国の違いです。「ヒップモンキー」がアメリカで生産されているのに対し、「ヒップモンキー2」はベトナムなどアメリカ以外の国で生産されています。感覚的にはNew Balanceなどに近いのではないかと思います。
私は「ヒップモンキー」に対して、2倍以上の価格を出す気持ちにはなれなかったので「ヒップモンキー2」にしました。ガンガン使うのなら買い替えが効く安いモデルの方がいいですし、収納力は同じでデザインもほぼ変わらないからです。
楽天市場などで「ヒップモンキー」で検索すればどちらのモデルも出てくるので、好きな方を選ぶといいと思います。各モデルごとに若干色味の異なるモデルがあるので、好みの色がどちらかにしかない場合にはそちらを選ぶなどするといいかもしれません。
ミステリーランチ ヒップモンキー2の購入レビューまとめ
購入する前に予想していたものとピッタリ同じものが届いたので、“さすがはミステリーランチ”と思いました。
私はメインの用途がバイクでサブの用途として日常使いをする予定ですが、日常使いメインで購入しても後悔しないでしょうね。
アウトドア&タウンユースできると考えればコストパフォーマンスもいいです。素材感や背面のパッドやポケットのキーホルダーなど考えてもコスパはいいでしょう。
私がいうのもなんですが、「ヒップモンキー2」なら5,000円〜7,000円で購入できるので衝動買いしても後悔はしないと思いますよ。