今回取り上げるのは「ヘビーウェイトTシャツ」です。
最近よく聞くヘビーウェイトTシャツですが、明確にどんなアイテムなのか答えられますか?
今回はヘビーウェイトTシャツってなに?という疑問を解決。素材や特徴、おすすめのブランドまで詳しく解説していきます。
ヘビーウェイトTシャツの基本知識
まずはヘビーウェイトTシャツが一体どんなものなのか基礎知識を解説していきましょう。
なぜヘビーウェイトTシャツが注目されているのか?
最近ヘビーウェイトTシャツが注目されています。
一体なぜか。筆者はネットで服を買うことが多くなったからだと思っています。ヘビーウェイトTシャツは簡単に言えば生地の厚いTシャツです。身体のラインを隠してくれるので、多少大きめのサイズでも大丈夫。試着せずともネットでも気軽に購入しやすいのです。
事実、気軽に購入しやすく夏は一軍のトップスとして活躍してくれるヘビーウェイトTシャツは非常に重宝するアイテム。一枚持っておくとコーデが簡単になるメンズの必需品なのです。人気があるのも納得です。
ヘビーウェイトとはどんな意味?
先程はヘビーウェイトTシャツとは生地の厚いTシャツといいました。しかし、ヘビーウェイトTシャツにはしっかりとした定義があります。
ヘビーウェイトTシャツは別名ヘビーオンスTシャツともいいます。”ヘビーオンス”は英語の “Heavy ounce”(ヘビーオンス)のこと。オンス(ounce)は、生地の重さを表す単位であり、1オンスは約28.35グラムです。
通常、Tシャツの生地は軽量で4オンスから6オンス程度の重さが一般的。しかし、ヘビーオンスTシャツは6オンス以上の重さの生地を使用しています。
6オンスを超える重い生地(=厚い生地)のTシャツをヘビーウェイトTシャツと呼ぶのです。
ヘビーウェイトTシャツの素材について
ヘビーウェイトTシャツですが、主に2種類の素材を使ったものが販売されています。
それが、
- コットン100%
- コットン+ポリエステル混合
のモデル。それぞれの特徴をお話していきます。
コットン100%のヘビーウェイトTシャツが持つ特徴とは?
まずはコットン100%のヘビーウェイトTシャツから。
このタイプは昔ながらのアメカジライクなヘビーウェイトTシャツに多くみられる素材です。
ジーンズなどと同じコットン100%のため、着て洗ってを繰り返すと目が詰まり独特の経年変化を味わえます。また、長く使えるように頑丈に作られたモデルも多いので、最終的なコストパフォーマンスにも優れます。
ポリエステル混合のヘビーウェイトTシャツの特徴とは?
次に、ポリエステルが多いですがコットンに他の素材を混紡しているヘビーウェイトTシャツです。
この特徴は着心地の良さ。生地自体に伸縮性があるため、コットンのみのヘビーウェイトTシャツよりも快適に着ることができます。一方、生地の型崩れなど寿命はコットン100%のものに軍配が上がります。
ヘビーウェイトTシャツの特徴について
次に、ヘビーウェイトTシャツの特徴についてお話していきます。
高い耐久性と丈夫さを併せ持つものが多い
ヘビーウェイトTシャツは高い耐久性と丈夫さを併せ持つものが多いのが特徴です。
ヘビーウェイトTシャツの生地は高いオンス数のため一般的なTシャツとは比べ物にならない耐久性を持っています。しかし、いくら生地が厚くても縫製が甘いとほつれなどに繋がります。
そこでヘビーウェイトTシャツには二重ステッチや目の詰まったリブなどが採用されていることが多く、その生地の耐久性に見合う丈夫さが与えられていることが多いのです。
フィット感や着心地の良さについて
ヘビーウェイトTシャツは元々スポーツやアウトドア用に頑丈に作られた経緯があります。そのため、着心地にも配慮されているモデルが多くあります。もちろん、オールコットンのものよりはコットンとポリエステルが混紡されたものの方が気心地は良いのですが、コットン100%のものも着心地が悪いわけではありません。
例えばTシャツのサイドに普通ある縫い目がシームレスになっていたり、動きやすいように各部にゆとりを持って作られていることもあります。
モデルによって異なりますが、肉厚な生地に似合わず着心地も良いのがヘビーウェイトTシャツなのです。
おすすめのヘビーウェイトTシャツブランド
ここでは筆者がおすすめするヘビーウェイトTシャツのブランドを3つご紹介しておきます。
- Hanes
- CAMBER
- FRUIT OF THE ROOM
迷ったらこの3つのブランドから選べば後悔しないはずです。
Hanesの特徴とおすすめポイント
ブランド | Hanes(ヘインズ) |
モデル | BEEFY(ビーフィー) |
サイズ展開 | XS〜XL |
素材 |
コットン100% |
値段 | 2,000円程度(並行輸入) |
まずはHanes(ヘインズ)です。ヘインズはアメリカのアパレルブランドです。日本でもセレクトショップをはじめ、様々な場所で取り扱いがあり見かけることも多いブランドです。
おすすめはBeefy(ビーフィー)で、6.1ozの肉厚なコットン生地で日本人向けのサイズも展開しており値段も手頃なので最初のヘビーウェイトTシャツにも最適です。
ポケットのないシンプルな形はトップスからインナー使いまで難なくこなせる優等生。
逆に、ポケットのあるヘビーウェイトTシャツは一目で肌着でないとわかるので一着持っておくとコーデの主役になってくれます。
CAMBERの特徴とおすすめポイント
ブランド | CAMBER(キャンバー) |
モデル | #302 |
サイズ展開 | S〜XL |
素材 |
コットン100% |
値段 | 4,500円程度(並行輸入) |
次におすすめするのはCAMBER(キャンバー)の#302です。このモデルは胸にポケットがついたモデルで、なんと8ozという超肉厚な生地が使われています。一般的なTシャツが4oz程度なので、8ozのこのTシャツはその2倍のオンス数ということに。
ガシガシ使えるデイリーウェアですし、アウトドアなどのシーンでも活躍すること間違いなし。また、経年変化も思いっきり楽しめる玄人好みのブランドです。
FRUIT OF THE ROOMの特徴とおすすめポイント
ブランド | FRUIT OF THE ROOM(フルーツオブザルーム) |
モデル | 8oz ビッグT Tシャツ |
サイズ展開 | S〜XL |
素材 |
コットン100% |
値段 | 4,000円程度 |
アメリカで一番有名なインナーブランドがFRUIT OF THE ROOM(フルーツオブザルーム)。そんなブランドの8oz ビッグTシャツをご紹介。8ozという肉厚な生地で、ビッグシルエットを取り入れたサイズ感になっており、今風に着こなすことのできる一着です。
あえて大きめのサイズを購入して、タックインコーデなどを楽しむのも良いかもしれませんね。
ヘビーウェイトTシャツのお手入れと長持ちさせる方法
この辺りでヘビーウェイトTシャツの手入れ方法と長持ちさせる方法についてもお話ししていきます。
ヘビーウェイトTシャツの洗濯の際の注意点
まずは洗濯の際の注意点です。ヘビーウェイトTシャツですが、基本的には他のTシャツと同じ洗濯方法で問題ありません。
もしも強いていうのであれば、乾燥には注意が必要です。ヘビーウェイトTシャツは生地が厚いので、乾燥で付いた折り目がなかなか取れないことが多くあります。ドラム式の洗濯機などで乾燥を行う際には、あまりギュウギュウに詰め込んだ状態で行わないようにしましょう。
色落ちを防ぐためのテクニック
もしもヘビーウェイトTシャツの色落ちが嫌だという場合には洗濯ネットに入れてできるだけ他の洋服と擦れないようにすることが重要です。また、洗濯機のモードに「デリケートモード」などある場合にはうまく活用することで色落ちを最大限防ぐことができます。
まとめ:ヘビーウェイトTシャツとは?素材・特徴・おすすめのブランドを解説!
今回はヘビーウェイトTシャツについて一体どんなものなのか、その素材や特徴についてお話ししてきました。
ヘビーオンスTシャツとはTシャツの中でも6oz以上のものを指し、高い耐久性と快適性を持つものが多いアイテムです。
筆者おすすめのブランドはこの3つ。
- Hanes
- CAMBER
- FRUIT OF THE ROOM
ぜひ、自分の気に入るヘビーオンスTシャツを探してみてくださいね。