円安でも円高でもチャンス!FXで全てをチャンスに変える方法

今回はFXなら「円高」でも「円安」でも利益を出せるという話。

収益のチャンスは外貨預金と比べて2倍!

まぁ、もちろん損をする可能性だってあるわけですが。

 

しかし、どんな状況でも利益を得るチャンスがあるというのはFXの良いところ。

「円安」と「円高」に絡めて、FXのチャンスについてお話していきます。

 

外貨預金に比べるとチャンスが大きいFX

今となってはメジャーな投資手段になったFX。

しかし、FXが人気の投資方法になったのはここ十数年です。

それまで外貨に対して投資を行うメジャーな方法は外貨預金でした。

 

外貨預金については下の記事で!

FXと外貨預金・株式の違いなども解説しています。

【FXの超基本】FXって一体何?FXで有り金全部溶かさないために

外貨預金は円を他の国の通貨に替えて預ける投資方法です。

外貨の価値が上がるほど資産が増え、逆に外貨の価値が下がれば資産は減ります。

つまり、外貨預金の場合にはチャンスは1つ。

資産が増えるのは外貨の価値が上がった時だけです。

 

しかし、FXはこの2倍のチャンスがあるのです。

 

FXで重要な円高と円安

「円高」と「円安」という言葉を使うなら外貨預金の場合、円安が進めば利益が出ます。

逆に円高になってしまうと損失が出る。

まずは「円高」と「円安」について復習しましょう。

円高と円安を知ることはFXを始める上でとても大切です。

 

円高って一体なに?

円高とは一体なんでしょう?

外国為替相場で「1ドル=150円」だったものが「1ドル=100円」になったとしましょう。

例えばですが、これは「円高」です。

 

円高とは円の価値が高くなること。

「1ドル=150円」のときよりも「1ドル=100円の方が」円の価値が上がっています。

「同じ金額でより多くのドルを買えるようになっている」「円の価値が上がった」からです。

 

じゃあ逆に円安って一体なに?

円高について理解できたなら円安の理解は簡単です。

円高の逆が「円安」。

今度は外国為替相場で「1ドル=100円」だったものが「1ドル=150円」になったとしましょう。

これは「円安」です。

 

今度は同じ金額でも買えるドルが少なくなっています。

300円で3ドル→300円で2ドルというように(なんと1.5倍も少なくなっている!)

 

円高でも円安でもFXではチャンスになる

ここで外貨預金の話に戻ります。

外貨預金では預け入れた外貨の価値が上がり、円安が進むことで収益が出ます。

これはFXでも同じです。

 

しかし、FXでは円高が進んでも収益が出ます。

FXでは円安の時に収益が得られる「買い」と、円高の時に収益が得られる「売り」で取引を行うことができます。

この両方で利益を得られるのです。

 

FXの「買い」で収益を得る

「買い」であれば、「外貨を安く買って、高くなった時に売る」ことで利益が出ます。

これは当たり前。

でも次の「売り」が面白いところです。

 

FXの「売り」で収益を得る

例えば、「1ドル=150円の時に売りで入り「1ドル=100円」の時に買い戻したとします。

そうすると円の価値は下がっていますが、50円の利益になります。これがFXの面白いところ。

外貨預金のように円安で利益を出すだけでなく、FXでは「売り」から入ることで戦略の幅を広げることができるのです。

 

2009年のリーマンショックや、2020年のコロナショックなど急速に円高を引き起こすイベントは定期的に起きます。

この際、定期預金では利益を出すことができませんが、FXであれば「売り」で大きな利益を出すことができます。

 

買いとは異なりイメージしにくいかもしれませんが、「為替レートが下がることで利益が出るのが売り」と思ってもらえればわかりやすいかと思います。

FXは「円安」でも「円高」でもチャンスに買えることができる投資なのです。

 

用語「ロング」と「ショート」についても知っておこう

「ロング」ョート」という言葉があります。

それぞれの意味が「長い」と「短い」なのはみなさんご存知の通りです。

それがことFXで使われる場合には意味が変わります。

 

ロング=通貨を買うこと

ショート=通貨を売ること

 

をそれぞれ意味します。

このロングとショートという呼び方は、ポシジョンのもつ時間の長さを指して呼ばれているようです。

「ポジション」は日本語では「建玉」などと呼ばれる。
ポジションとは「未決済のまま残っている取引の状態」のことを指します。
価格が上昇する速度は一般的にゆっくりです。
ゆっくり(=ロング)上昇するから「買い」は「ロング」。
逆に価格が下落するスピードは「リーマンショック」などを見てみても速いことがわかると思います。
価格の上昇スピードに対して、下落のスピードは速い(=ショート)なので「売り」は「ショート」というわけです。

「売り」も「買い」も、FXでは取引単位に注意しよう

「売り(ショート)」でも「買い(ロング)」でも利益を得られるFX。

どちらでポジションを持つとしても、「取引単位」には注意しましょう。

 

「取引単位」とは、取引を行う際に最低限必要となる売り買いの単位のこと。

一般的には100単位通貨、1000単位通貨、1万単位通貨といった取引単位が主流となっているようです。

この単位通貨ですが、例えば「ドル」であれば1単位通貨=1ドル。

ポンドであれば1単位通貨=1ポンドのようになっています。

 

この取引単位がわかることで、必要とする「証拠金」がわかります。

証拠金=いわば担保のようなもの。
「売り」「買い」問わず、ポジションを取るために、その取引額に比例して最低限必要となる預託金のこと

例えばですが、「取引単位」が1000通貨からだったとします。

レバレッジは最大の25倍(25倍の場合証拠金は4%必要)で、1ドルが100円とします。

 

1000(通貨単位)×100(ドルの値段)×0.04(4%がいくらか調べるため)=4000(円)

となり、この場合だと4,000円の証拠金が必要なことになります。

レバレッジごとの必要証拠金は以下の通り


  • レバレッジ25倍(証拠金率:4%)
  • レバレッジ10倍(証拠金率:10%)
  • レバレッジ5倍(証拠金率:20%)
  • レバレッジ2倍(証拠金率:50%)
  • レバレッジ1倍(証拠金率:100%)
    ※外貨預金としていることはほぼ同じ

「売り」であろうと「買い」であろうと証拠金がなければ取引はできません。

しっかりと確認を行ってから取引を行いましょう。