スキレットって男のロマンみたいなところありますよね。
あの重さ。
無骨なフォルム。
いざって時には武器にもなりそうじゃないですか。
今回はですね、ダイソーで販売されているスキレットのお話です。
ダイソーのスキレットってどうなの?
使う前にどんな準備をしたら良いの?
料理をしてみたら使い心地はどう?
そんな悩みを全てズバッと解決です。
ダイソーならスキレットが330円で購入できる
最近では雑誌でも「お家キャンプ」がよく取り上げられるようになりました。
家の中でテントを広げたり、ハンモックに寝転んだり。
気持ち良さそうですが、そんなのめんどくさい!アホか!と。
「お家で簡単にキャンプ気分を味わいたいならやっぱり料理でしょ!」ってことで「スキレット」を購入しました。
しかもこのスキレット、ただのスキレットではありません。
なんとダイソー(100均)で販売しているスキレット。
一時期スキレットが流行りましたよね。
ニトリのスキレットや100均のスキレットが人気で当時はなかなか手に入りませんでした。
しかし、ツイッターでダイソーのキャンプ用品がすごいなんてウワサを聞いたので足を運んでみるとスキレットがあるわあるわ。
小さなものから大きなものまで様々なスキレットが売られていました。
スキレットは200円から販売されていまして、私が購入したMサイズのスキレットは300円で売られていました。
2つ購入したので、税込みだと660円の出費です。
家で手軽にキャンプ気分を味わえるのなら高くはないのでは?
それに、スキレットは均一に熱を食材に伝えてくれるので熱の偏りが少ないのです。
美味しく料理を作れるというところも大きなメリットです。
しかしこのスキレット、裏の部分とスキレットの底の部分にデカデカとシールが貼ってあるのです。
ダイソースキレットのシールは綺麗に剥がせて安心
「このシール綺麗に剥がせるのかな?」とめちゃくちゃ不安でした。
食べ物を調理するわけですからね。
シールの跡が残るのはなんだか嫌です。
それにインスタ映えを狙って購入したスキレットですからね!
まぁ、インスタ映えを狙った料理なんてしないんですがね…
でも安心を。
スキレットの底にあるシールは簡単に剥がすことができました。
というか、一部分で両面テープが貼ってある跡が残りにくい仕様でした。
底を触ってみてもベタつきなどは一切なし!
スキレットの裏に貼られていたシールも簡単に剥がせるようになっていました。
こっちも跡が残るよなことは一切なし!
ダイソーさんは優秀でございます!
さて、無事にシールが取れたわけですが、スキレットを使う前に儀式を行わなければならないことをご存知ですか?
その儀式の名前は「シーズニング」。
とっても重要な儀式らしんです。
ダイソースキレットを使う前にすべきシーズニングとは?
どうも販売されている状態のスキレットには錆止めのワックスなどが散布されているようなのです。
このワックスを落とし、新しく油で膜を張ってやるのが「シーズニング」。
”油ならし”とも呼ばれるようです。
スキレットは鋳鉄でできているので、何もしなかったら錆びてしまいますもんね。
でもワックスを食べるのは気持ちのいいものではないのでしっかりとシーズニングを行います。
ここからは順を追ってこのスキニングの方法を解説してまいります!
スキレットをまずは洗剤でよく洗いましょう
まずは中性洗剤でスキレットをよく洗っていきます。
柔らかいスポンジでゴシゴシと力を入れて洗いました。
しかしやっぱりスキレットって重い。
洗い続けると腕にきます。
よーく洗ったら水ですすいで、できるだけ水分を拭き取りましょう。
スキレットを火にかけて水分を飛ばす
水分を拭き取ったら、完全に水分を飛ばすためにスキレットを火にかけていきましょう。
とりあえず中火で火にかけることにしました。
さすがスキレット。
一瞬で水分が蒸発。
驚いたのが本当に温度にムラがないこと。
中心部で蒸発が始まったかと思うと、すぐに円を描くように蒸発が進み一瞬でスキレット全体から水分が飛びました。
少しの加熱だったので手の部分はそこまで暑くなりませんでしたが、長時間加熱する際にはタオルなどで持ち手を覆ってから持つ必要がありますね。
注意が必要です。
スキレットに油を引いて火にかける
最後の工程です。
スキレットに油を引いて熱していきます。
食用油ならなんでも種類は良いようなので、とりあえずはサラダ油を引いて熱することにしました。
この工程には鉄独特の匂いを飛ばすという意味合いもあるようです。
匂いの強い野菜(ニンニクなど)や野菜くずを炒めると尚GOODだそうです。
しかし、今回は急なことで野菜くずがありません。
なので、油をキッチンペーパーで拭き取っては足し、拭き取っては足しを繰り返してみました。
この後料理を作りましたが匂いはしなかったので成功では!?
ダイソースキレットでアヒージョを作ってみた
せっかくなのでアヒージョを作ることにします。
私、アヒージョが大好きです。
火材を用意したらオリーブオイルで浸して煮込むだけ!
なのにおしゃれという素晴らしいズボラ料理。
使用した食材は以下の通り。
- 魚介ミックス
- オリーブオイル
- ニンニクチューブ
- 鷹の爪
- 塩コショウ
アヒージョだけなら包丁必要ないズボラ飯です。
ザックリとした作り方は以下の通り。
- スキレットの底が満たされる程度オリーブオイルを注ぎ込む。
- ニンニクチューブを1.5cmくらいと、半分に切った鷹の爪を入れる。
- 中火で加熱してニンニクと鷹の爪の風味を油に移す。
- 食材を投入する。
- しばらく焼く(冷凍の魚介ミックスを使ったので、溶けるのを待つ)。
- 食材が大体浸るくらいオリーブオイルを足す。
- 塩コショウを雑に降る(キャンプらしくて非常によろしい)。
- 味見をして美味しかったら完成。
※長く加熱するのでスキレットが熱くなります!直接持たないように注意!
自分でもビビるくらい雑な作り方です。
でもね、これがうまいんだ。
完成したアヒージョ。
焦げる寸前くらいまでカリカリに焼いたライ麦パンに油を吸わせて食べるともう最高。
魚介も程よい塩気でうまい!ピリ辛で良い感じ!
スキレットでアヒージョを作るとすぐに食材に火が回るので時短で作れます。
雰囲気の効果もあっていつもよりおいしい。
いや、もしかすると食材に均一の火が通るというのが影響しているのかもしれませんね。
スキレットの大きさも直径が151mm、深さが30mmと一人分の料理をするならちょうど良い大きさです。
スベテガ・チョウドイイ・ダイソーノスキレット!
ダイソースキレットの洗い方は?注意点は?
スキレットを洗う際には少し注意点があります。
まずはあまり洗剤で洗わないこと。
せっかくシーズニングを行ったのが取れてしまうので洗剤の使用はできるだけ控えましょう。
熱湯を注いで汚れを浮かせて、スポンジなどで優しく落としてやるのがポイントです。
また、この時汚れがひどいからといってタワシなどを使うのもNGです。
これもシーズニングが取れてしまう原因になってしまいます。
汚れが落ちたスキレットはしっかりと水気をとって、乾燥した場所で保管するようにしましょう。
これはスキレットが錆びてしまうのを防ぐためです。
手間にはなってしまいますが、使用後に再度シーズニングを行うとさらに長持ちするようです。
ダイソースキレットの使い心地について
ダイソースキレットの使い心地がどうだったかですが。
これが330円なら間違いなく買いですね。
見た目が良くなるからと購入しましたが、スキレットの本当の魅力は性能の方にありました。
火が通るのが早くて料理が早く作れる。
そして食材に均一に火が入るのでより美味しくいただける。
スキレットの人気が高いのも頷けます。
ダイソーのスキレットでいざお家でキャンプ気分!
スキレット求めてさぁ、走れ!