レッドウイングのベックマンを購入したのは2020の11月のことでした。
冬・春とガンガン履いたものの、流石に夏は履くことができず今に至ります。
そして2021年9月、久しぶりに履こうかとベックマンを見るとなんだか光沢が鈍くなっているではないですか!
革も乾燥して硬そうですね…。
と、いうわけでレッドウイング ベックマン10ヵ月目のメンテナンスです。
レッドウイング ベックマンをおさらい
アメリカのワークブーツブランドRED WING(レッドウイング)。
ベックマンという名前はその創業者の名前から取られました。
ドレスライクな見た目はレッドウイングのブーツとしては珍しいもの。
使われているレザーも光沢が強い、同ブランドの中では最高級のものです。
さすがレッドウイングなだけあって丈夫ですし、ソールを交換して長く履けます。
約5万円という価格は気軽に手を出せるものではありませんが、その価値はある革靴だと感じます。
あかパンダ どうも、革靴大好きブロガーあかパンダと申します! 今回はREDWING(レッドウイング)のBeckman(ベックマン)の購入レビューです!! レッドウイングの購入は初めて。これまではドクター[…]
ベックマンを保管するときは…
春にベックマンを保管するとき、私は以下のことに気をつけました。
- ホコリや砂を落とすこと
- 十分保革をすること
- 風通しのいいところに置くこと
革の表面にホコリなどが付着していると、油分が吸い取られてしまいます。
一度きれいにしてから保管すること。
また、長い期間履かない時は油分を適度に補給して置くこと(多すぎるとカビなどのトラブルの原因になる)。
直射日光を避けるのは当然ですが、風通しのいいところに置くようにもします。
シーズンイン前にベックマンをメンテナンス
では、本格的な秋の訪れを前にベックマンのメンテナンスをしていきます。
光沢がないだけでなく、長く靴を履いていないと栄養が抜けて乾燥も進んでいるはず。
そのまま履いていては靴の寿命も短くなってしまいます。
メンテナンスの流れとしては、汚れ落としをしてから革に栄養を入れてツヤを出していきます。
靴紐を外してベックマンをメンテナンスする準備
メンテナンスの前に、ベックマンの靴紐を解いて取っておきます。
すみずみまで汚れを落としたいのと、靴クリームを使うので靴紐が汚れるのを防ぐ目的もあります。
ブラッシングで表面のホコリを落とす
ブラッシングでホコリを落としていきます。
あまりホコリがつかないように屋根のある場所に置いていましたが、それでも自然にホコリは付くもの。
ブラシを使ってホコリを落とします。
ローションで汚れ落とし&保革
私がずっと愛用している、汚れ落とし・保革・ツヤ出しができるレザーローションを使っていきます。
ここでの1番の目的はブラッシングで落ちなかった汚れを落とすこと。
ローションを布につけてベックマン全体の汚れを落としていきます。
これだけでもベックマンのツヤ感が増しました。
ベックマンに合った靴クリームでツヤ出し
次に使うのは靴クリームです。
レッドウイングのブーツはミンクオイルを使ってフィニッシュすることも多いです。
しかし、ドレッシーなベックマンはツヤを出すために靴クリームがオススメ。
ペネトレイトブラシでベックマンのアッパー全体にクリームを塗っていきます。
そのあとは毛足の短いブラシでクリームを革へ馴染ませていきます。
布でベックマン全体を磨き上げる
今のままだと、ベックマンの表面に余分なクリームが乗ったままの状態です。
布でアッパーを磨いて、余分なクリームを拭き取っていきます。
私はネル布を安く購入して使っていますが、気なくなったTシャツなどを切り取って使っても問題ありません。
靴クリームを拭き取ったら、あとは靴紐を通せばメンテナンスは終わりです。
ベックマンのメンテナンス終了
これにてベックマンのメンテナンスは終了です。
所要時間は30分くらい。
アッパーのホコリが取れて、革に栄養が入ったので全体的に光沢が出ました。
黒色も深みが増したように感じます。
これから来年の春まで、ベックマンには活躍してもらおうと思います。
ベックマンのメンテナンスをしないで履くとどうなるか
ちなみにですが、ベックマンのメンテナンスをしないで履き続けるとこんなトラブルが起きます。
- アッパーの光沢が失われる
- 履きジワが深くなり、穴が開く
- アッパーが硬くなり履きにくくなる
特に③は深刻です。
メンテナンスをしないで革靴を履き続けることは、革靴の寿命を短くすることにもつながります。
今回はシーズンイン前ということでメンテナンスを行いました。
シーズンに入った後も、1~3ヵ月に一度はメンテナンスをしていくつもりです。
まとめ:レッドウイング ベックマンを久しぶりに履くのでメンテナンスをしてみる
さて、まとめです。
今回はレッドウイング ベックマンのメンテナンスを行いました。
メンテナンス前、ベックマンは栄養が少なく乾燥して光沢がなくなっていました。
しかし、メンテナンスで栄養を入れたことで光沢も戻り、気持ちよく履くことができるようになりました。