ブロガーを悩ませているのが“キーワード選定”です。
「なかなかキーワード選定が進まずに、ブログを書けない」なんて経験がブロガーなら何度もあるはず。
そこで、今回は「5分以内でキーワード選定が終わるとっておきの方法」を伝授したいと思います。
実際に私が使っている方法で、オリジナルですがそれなりに実績もある方法になります。
この記事を読むと身に付くこと
- キーワード選定の方法
- 取得したキーワードの管理方法
- キーワードの使い方
5分で終わるブログのキーワード選定
今回ですが、実際に私が実践しているブログのキーワード選定方法を公開します。
実績ですが、この方法で検索上位を獲得できている記事も沢山あります。
ブログの収益も安定して月に10万円(多い時には20万円以上)はあるのでこれが根拠になるかなと。
ブログの収益が既に10万、20万とある方にとってはあまり参考にならないかも知れませんが、ブログ初心者から月数万円くらいまでの中級者の方には参考にしていただけるはずです。
また、この方法は無料ツールしか使いません。
ブログにおけるキーワード選定の重要性について
ここでブログのキーワード選定の重要性を確認しておきましょう。
ブログ記事が検索上位を獲得しやくすなる
まず、ブログ記事が検索上位を獲得しやすくなります。
ブログは集団戦です。
狙ったキーワードについて、めちゃくちゃ素晴らしい記事を書いたとしても1記事で検索上位を獲得するのは難しいです。
詳しくは後で説明しますが、検索上位をとりたいキーワードについて複数の記事を執筆して全体で検索上位を狙っていくのが基本になります。
今回のキーワード選定では検索上位を獲得するために何を書くべきなのか具体的なものが手に入ります。
ブログの内部リンク対策が簡単になる
一つのキーワードで検索上位を取りたい場合に、いくつかの記事で外堀を埋めて検索上位をとりたい記事につなげていく形になります。
今回のキーワード選定のやり方では、キーワードに対して書くべき記事の内容や数が明確になります。
前もって内部リンクをどう繋げるべきかがわかるので、対策が非常に簡単になります。
ブログの記事を書くのが早くなる
冒頭でも触れましたが、ブログを書くにあたって非常に大変なのがキーワード選定です。
紹介する方法では一つの検索上位をとりたいキーワードに対して、上位を取るために必要な記事を10程度(キーワードによって数は異なる)は提案してくれます。
キーワードが決まることでキーワード選定に使っていた時間をブログの執筆に使えるようになります。
効率的に記事を執筆できるようになるので、1記事にかける時間を短縮することができるのです。
具体的なキーワード選定の方法
まずは今回ご紹介する方法で使用するツールについてです。
使用するツールについて
使用するツールはたったの2つ。
「ラッコキーワード」でキーワード選定を行い、そのデータを「Google スプレッドシート」にまとめて備蓄していく形になります。
ちなみにどちらも無料ですし、有料プランに加入する必要もありません。
①ラッコIDに登録してラッコキーワードを開く
「ラッコキーワード」というツールを使ってキーワードを取得します。
ラッコキーワードはラッコIDというサービスの中にある機能の一つ。
ラッコキーワードに登録をしなくとも使用できますが、キーワードの検索回数などに制限があります。
登録はメールアドレスとパスワードのみの入力なのですぐに終わります。
何度も使うことになると思うのでラッコIDに登録して制限を取っ払ってしまいましょう。
ラッコIDは今回使用する「ラッコキーワード」のほか、「ラッコドメイン(ドメイン取得・管理サービス)」「ラッコツールズ(WEBサイトの見出し抽出など様々な便利サービス)」なども様々なコンテンツをラッコIDで無料で使用できるようになります。
②ブログを書きたいキーワードを検索する
検索窓にキーワードを入力して虫眼鏡マークをクリック
ラッコIDの登録が終わったらさっそく「ラッコキーワード」を使用していきます。
検索上位をとりたいキーワードを決めて、ラッコIDに入力していきます。
検索窓部分をアップしたところ
今回は適当に「iPhone」というキーワードを入力してキーワードを調べることにします。
「iPhone」の検索結果画面
キーワードを取得したら、このままでは使い勝手が悪いので「Google スプレッドシート」に入力してキーワードを管理していきます。
検索結果画面右上の「CSVダウンロード」部分をクリック
「CSVダウンロード」を選択してキーワードを取得しましょう。
CSVとは簡単に言えばエクセルのようなもので、表計算ソフトなどで使用できるデータです。
③取得したキーワードをGoogle スプレッドにコピペ
ダウンロードしたCSVデータを開いたところ
開いたCSVデータを見てみましょう。
上の画像のように、「階層」ごとにずらっとキーワードが並んでいます。
このキーワードはExcel等のソフトを使って管理してもいいですが、おすすめはGoogle Spred Sheetを使って管理する方法です。
理由は同じGoogle アカウントを共有している端末であればPC・スマホ・タブレット問わずに使用することができるので非常に便利だからです。
使用跡があるのはご愛嬌ということで…
Google スプレッドシートはGoogleアカウントさえ持っていれば誰でも無料で利用することができるサービス。
ページを開くと上の画像のようなページになると思います。
「新しいスプレッドシートを作成」より「空白」をクリックしましょう。
「空白」を選択した時のスプレッドシート
ここに先程のCSVをコピー&ペーストして貼り付けます。
必要なのは「階層」「単語数(一応)」「キーワード」なので、「No」は消してしまってもOK
とりあえずCSVの内容は全てコピペしてしまってOKです。
結構な長さになると思いますが慌てずに。
④キーワードについて管理しやすいように分類分けする
キーワードの階層ごとに枠で囲んでいく
貼り付けたキーワードを見てみると「階層」というものがあるかと思います。
この「階層」ごとにキーワードを「枠線」で囲んで見やすくしていきます。
「階層1」のものとその下に並ぶ「階層2」のものをまとめて囲んでいきます。
「キーワード」「iPhone13 値段」の下には「iPhone」があり、これがまた「階層1」になっているので、「階層2」のものとまとめて囲んでいきます。
これを繰り返していきます。
すると、途中で階層2が無くなるポイントがあります。
上の画像で行けば「キーワード」の「iPhone バッテリー交換 データ」下の「iPhone se」以下のものは全て「階層1」になっています。
枠で囲むのはここまででOKです。
階層1のキーワードにマーキングする
次に、「階層1」のものをわかりやすいようにマーキングしていきます。
セルに適当に色をつけて目立つようにしていきます。
これでキーワード選定用のスプレッドシートは完成
- 「階層1」とその下に続く「階層2」のグループごとに枠で囲む
- 「階層1」の単語をマーキングする
完成したスプレッドシートを使ったブログキーワード選定の方法
それでは完成したスプレッドシートを使って、どのようにブログ記事を書けば良いのか説明していきましょう。
とりあえず、一番上でマーキングされている「iPhone13」というキーワードに注目しましょう。
「階層1」の「iPhone13」というキーワードで検索上位を狙っていくのなら、それに続く「階層2」の単語に関する記事を書いていく必要があります。
「iPhone13」というキーワードで記事を書き、「階層2」の記事からリンクを飛ばしていくイメージです。
他の「階層1」の単語も同様です。
「iPhone」や「iPhone12」に関しても、その下に続く各「階層2」のキーワードに関する記事を作り「階層1」のキーワードにつなげていくイメージです。
紹介したキーワード選定方法のメリット・デメリット
紹介したように、「階層1」にあるキーワードで検索上位を獲得するために「階層2」の記事を書く(ビッグキーワードの場合には「階層2」の記事で検索上位を獲得するために「階層3」の記事を書くことも)というようにして記事を書いていきます。
メリットについて
今回紹介した方法のメリットですが、他のキーワード選定方法に比べて手間が少なく大量のキーワードを取得できます。
ブログの執筆に集中できて効率的です。
最初からブログの内部リンクをイメージしながら記事を書けるので、それぞれの記事で何を書けばいいのか明確になるのもポイント。
デメリットについて
デメリットですが、この方法だとキーワードに対して検索数がどの程度なのかや競合がどの程度強いのかなどのデータが分かりません。
ビッグキーワードで検索上位ををとりたいという場合には、Google キーワードプランナーなどのツールを合わせて活用することが必要です。
このキーワード選定のノウハウはどんどんパクってOK
私はこの方法でブログを執筆し、事実検索上位を獲得できています。
みなさんもどんどんこの方法を使って記事を執筆いただければ幸いです。
このキーワード選定の1番の強みはやはり時短ができるところ。
リソースをブログの執筆に最大限かけることができるようになります。
面白い記事が増えてブログ界隈が賑やかになるのは仲間が増えるようで嬉しいです。