ロスコのBDUカーゴパンツは本物といえるのか?元ネタのBDUパンツと比較してみる

今回はROTHCO(ロスコ)のBDUカーゴパンツは“本物のミリタリーパンツ”だといえるのか検証を行っていきます。

 

この記事を書くにあたって、BDUカーゴパンツについてリサーチをしました。

その結果、ロスコのBDUカーゴパンツは本物のミリタリーパンツといって差し支えないクオリティであることがわかりました。

 

ロスコのBDUカーゴパンツはアメリカ軍のBDUパンツを非常に高いクオリティで再現したパンツなのです。

あかパンダ
では、詳しくロスコのBDUカーゴパンツについてみていきましょう。

 

ロスコのBDUカーゴパンツは本物か?

ミリタリーアイテムを買うとき、「このアイテムは本物と呼べるのか?」というのは服好きなら気になってしまう視点です。

 

  • 当時もののデッドストックである
  • 元ネタのディティールを忠実に再現している
  • ミルスペックを得ている
あかパンダ
このような形で“本物”の定義は人によってまちまちだと思います。

なので、今回はロスコとBDUカーゴパンツと米軍のBDUを見比べ、どれくらいディティールを受け継いでいるのかを基準に本物のいえるかどうか見ていきたいと考えています。

 

ロスコとカーゴパンツについて

ロスコのBDUパンツ(Fresh Boxより)

ここでまずはロスコというブランドとカーゴパンツについて少し知っておきましょう。

 

アメリカを代表するミリタリーブランドロスコ

ロスコはアメリカを代表するミリタリーブランドです。

 

特徴としてはシンプルかつハイスペックなアイテムが多いことが挙げられます。

また、値段は安価でおしゃれ着というよりは実用着という雰囲気。

あかパンダ
軍もの好きならついつい気になってしまうラインアップです。

ロスコの歴史は古く、創業は1940年のマンハッタンでした。

当時からアメリカ軍にアパレルを提供するサプライメーカーとして活躍しており、実際にミルスペックのアイテムも販売しています。

 

BDUパンツとは?カーゴパンツとは?

Wikipedeiaより

「BDU」と「カーゴパンツ」の意味をご存知でしょうか?

 

「BDU」とは「Battle Dress Uniform(バトル・ドレス・ユニフォーム)」の略。

1981年にアメリカ軍で採用され、2012年まで32年間使われました。

 

“カーゴパンツ”というのはこのBDUパンツのことを指すことが多いのです。

あかパンダ
ロスコのBDUカーゴパンツもアメリカ軍のBDUを参考に作られています。

 

アメリカ軍のBDUパンツを見てみる

Armsより

ここで、元ネタとなったアメリカ軍のBDUカーゴパンツを見てみることにします。

エアガンとミリタリーのウェブマガジン「ArmsさんにBDUの記事がありました。

 

元ネタとなったアメリカ軍のBDUに見られる特徴は以下の通りです。

  • 6つのポケット(モモ部分はパッチ付きのカーゴポケット、バックポケットもフラップ付き)
  • ヒザ部分に当て布がある
  • ヒップ部分に当て布がある
  • ボタンフライになっている
  • サイドアジャスターがある
  • 裾の部分のドローコード
あかパンダ
これらの特徴がロスコのBDUパンツにあるか一つひとつ検証していきます。

 

ロスコのBDUカーゴパンツのディティールを見てみると

それでは、ロスコのBDUカーゴパンツのディティールを確認していきます。

あかパンダ
まずはポケットから見ていきましょう。

 

ロスコ BDUカーゴパンツ:ポケット

アメリカ軍のBDUはポケットが6つ。

さらにものが落ちないようにボタン式のフラップポケットがついているものもあります。

 

ロスコのBDUカードパンツもポケットの数は6つ。

サイドポケット、カーゴポケット、バックポケットが各2つずつとなっています。

 

両サイドのカーゴポケットとバックポケットにはフラップがついていて、この点もアメリカ軍のBDUパンツを正確に再現しています。
  • 6つのポケット(モモ部分はパッチ付きのカーゴポケット、バックポケットもフラップ付き)
あかパンダ
この条件をクリアです!

ロスコ BDUカーゴパンツ:当て布について

アメリカ軍のBDUパンツには擦れて穴が空きやすい部分が当て布で補強されています。

 

ロスコのBDUカーゴパンツの膝部分。

擦れても大丈夫なように当て布がされています。

 

また、ヒップ部分にも当て布があり、オリジナルと同じようになっています。
  • ヒザ部分に当て布がある
  • ヒップ部分に当て布がある
あかパンダ
この特徴もクリアです!

ロスコ BDUカーゴパンツ:フライ部分

アメリカ軍のBDUカーゴパンツのフライ部分はボタン式。

戦場では一度ジッパーが壊れると開閉ができなくなってしまいます。

 

ボタンであれば針と糸でボタンを縫い合わせるだけで修理ができるという配慮からです。

 

もちろん、ロスコのBDUカーゴパンツもジッパーではなくボタンフライです。

 

  • ボタンフライになっている
あかパンダ
フライに関してもロスコは正確に再現しています。

ロスコ BDUカーゴパンツ:アジャスターとドローコード

元ネタになっているアメリカ軍のBDUパンツにはウエストのサイズを調整できるようにアジャスターが使われています。
また、裾の部分にはドローコードがあります。
これはブーツイン用につけられているようです。

アジャスターとドローコード、この2つのディティールもロスコのBDUでは再現されています。

 

  • サイドアジャスターがある
  • 裾の部分のドローコード
あかパンダ
アメリカ軍のBDUパンツに見られた特徴は、すべてロスコのBDUカーゴパンツにも見られるのです。

結論:ロスコのBDUカーゴパンツは本物といえるのか?

「ロスコのBDUカーゴパンツは本物といえるのか?」結論です。

 

ロスコのBDUカードパンツの元ネタになっているのは、アメリカ軍で採用されているBDUパンツ。

  • 6つのポケット(モモ部分はパッチ付きのカーゴポケット、バックポケットもフラップ付き)
  • ヒザ部分に当て布がある
  • ヒップ部分に当て布がある
  • ボタンフライになっている
  • サイドアジャスターがある
  • 裾の部分のドローコード

そして、そのBDUパンツに見られる特徴がこちらです。

 

そして、ロスコのBDUカーゴパンツはアメリカ軍のBDUパンツに見られるディティールをすべて再現しています。

 

また、ロスコはアメリカ軍に衣料品を提供しているサプライメーカーでもあります。

この点から見ても、間違いなく「本物のBDUカーゴパンツである」ということができるでしょう。

 

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