今回紹介したいのはアメリカのミリタリーブランド「ロスコ」の「M65 フィールドジャケット」。
MA-1やモッズコートなどと比べるとマイナーな部類のミリタリージャケットですが、独自のギミックなど魅力が多いアイテムです。
ロスコのM65 フィールドジャケットは取り外しができるライナーがついて約1万円という値段も魅力。
ロスコのM65フィールドジャケットを購入してみた
こちらが今回購入した「M-65フィールドジャケット」。
MA-1やモッズコートなど有名なミリタリージャケットと比べると人気がないですが、「スタンドカラー」「収納可能なフード」「袖の三角ストラップ」など独特なデザイン&ギミックが効いている魅力的なアイテムです。
AVIREXより
他のミリタリーブランドやセレクトショップなどでは、M65フィールドジャケットは2〜3万円程度の値段帯のものが多いです。
しかし、ロスコのミリタリージャケットはコスパが異常です。
取り外すことのできるライナーが付いたもので値段は10,108円。
これから詳しく見ていきますが、クオリティが高くて文句の付け所がありません。
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そもそもロスコってどんなブランド?M65ってなに?
ここで、“ロスコ”というブランドと“M65”という服について解説をしていきたいと思います。
ロスコは軍にアパレルを提供する本物のミリタリーブランド
まずは今回紹介する「65 フィールドジャケット」の発売元である「ROTHCO(ロスコ)」についてお話ししていきます。
「ロスコ」はアメリカのミリタリーブランドです。
米軍との関係が非常に長く、ブランドが創設された1940年からアパレルを納品していました。
楽天市場より
「ロスコ」のアイテムは無駄がなく、無骨で玄人好みな印象。
また、無駄がなくシンプルなので、値段が安いというメリットも。
日本での知名度はあまり高くないですが、アメリカを代表するミリタリーブランドなので、ぜひこれを機会に知ってほしいブランドです。
アメリカ軍の戦闘服M65フィールドジャケット
続いて、「M65 フィールドジャケット」の簡単な説明です。
「M65 フィールドジャケット」は朝鮮戦争で使用されたM51フィールドジャケットの後をつぐ形で誕生したミリタリージャケット。
1965年から2008年まで長きにわたって米軍で愛用されました。
- 生地はナイロンとコットンの混紡
- スタンドカラーでフードを内蔵
- 襟と袖口の部分がマジックテープになっている
- 暴風のための三角フラップ
- 型の後ろのプリーツ
- 脱着可能なキルト地のライナー
ロスコ M65フィールドジャケットについて詳しく見ていく
「ロスコ」と「M65」について簡単に解説を行いました。
ロスコ M65フィールドジャケットの生地感とサイズ感について
まずはM65 フィールドジャケットの生地感についてです。
生地はオリジナルに忠実でコットン55%・ポリエステル45%の混紡となっています。
触ってみた感想は厚手でしっかりしているなという印象。
シルエットですが中に着込むことを想定してか大きめな作りになっています。
私は173cm60kgで、普段はSサイズまたはMサイズのアウターを購入することが多いです。
ジップとスナップボタン
ロスコのM65 フィールドジャケットは前面がファスナーとスナップボタンの二種類で留めることができる仕様。
ファスナーだけだとどうしても隙間から風が入ってきてしまいますが、その隙間を埋めるようにスナップボタンで留めることができるので非常に暖かいです。
また、ファスナーのジッパーは握りやすいように持ち手が延長されています。
ロスコのM65は脱着可能なライナー付き
冒頭でもお伝えした通り、ロスコのM65 フィールドジャケットには取り外すことができるライナーがついています。
ライナーはポリエステル100%。
ひょうたん型のキルティングが施されていて、これもオリジナルに忠実です。
ライナーを外すとM65が軽くなります。
しかし、生地感がとてもしっかりしているので変にヘタったりすることはありません。
ロスコ M65フィールドジャケット特有のディティール
他のファッションアイテムにはあまりない、M65フィールドジャケット特有のディティールをご紹介したいと思います。
スタンドカラーと格納可能なフード
襟の部分の立ったスタンドカラーのデザインが特徴です。
襟にはマジックテープがついていて、襟の部分を固定することができます。
スタンドカラー部分にはジップが付いています。
チャックを開けて、フードを引き出すとこの通り。
フードも大振りで、素材もチープな印象は受けません。
腕部分の三角フラップ
袖口の部分に「三角フラップ」と呼ばれる面白いギミックがあります。
折り畳まれた生地があり、マジックテープを引き剥がすことで引き出すことができるのです。
引き出すことで袖口の部分が拡張されます。
手の甲の部分が覆われ、風にさらされなくなる効果があります。
閉じるのも簡単で、「三角フラップ」を袖の中でに織り込むだけ。
肩部分のアクションプリーツ
背面、甲の部分には「アクションプリーツ」と呼ばれるひだ状の構造があります。
これによって腕を前に回しやすくなっています。
サイズの調整ができるドローストリング
M65 フィールドジャケットには「ドローストリング」と呼ばれる紐が付いています。
場所は2箇所で、上の写真にあるように裾の部分と、下の写真にあるように腰の部分です。
腰の部分に関しては、ライナーに隠れています。
ドローストリングを絞ることでシルエットを変えて着用することができます。
まとめ:ロスコのM65フィールドジャケットを購入してみた
さて、「ロスコのM65 フィールドジャケットを購入してみた」ということで色々とお話ししてきました。
ライナーが付いて色々なギミックのついたM65が1万円程度で購入できるのはいいですね。
それにその値段方は想像できない本格的な仕様ですし。