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【財布のリペア】買っちゃダメ!リペアが難しいブランドとその理由を解説

今回は財布のリペアについて。これまで筆者は中古で財布を購入し、いくつもリペアを行ってきました。

 

すると当然、中には「これはリペアが難しい」というブランドの財布もいくつかありました。今回はそんなブランドについて、リペアが難しい理由とともにご紹介していきます。

 

 

【財布のリペア】買っちゃダメ!リペアが難しいブランドとその理由を解説

財布のリペアはぶっちゃけ儲かります。

レザーの財布は擦り傷を直したり、色も補色することができるので、ものを選べば一見ボロボロの財布でも非常に綺麗に修理することができます。

 
あかパンダ
ボロボロの財布を綺麗にして販売するワケですから、もちろん付加価値のぶん高く売れるというワケです。

 

しかし、上質なレザーが使われていて綺麗に直せるブランドもある一方、素材や製法の問題でなかなか直すのが難しいブランドも存在します。

今回はリペアに向かないブランド財布について、理由とともに紹介していきます。

 

 

ブランド財布リペアのメリット・デメリット

本題に入る前に、まずはブランド財布のリペアを行うメリットとデメリットについてお話ししておきましょう。

 

 

ブランド財布リペアのメリットについて

このブログでもリペアの方法を紹介したフェンディの財布。リペア前は色落ちがひどかった

ブランド財布のリペアを行うメリットについて。まず、最も大きなメリットが安くブランド財布を所有できることです。

ブランド財布は素材や製法にこだわって作られているものが多く、その他の財布と比べると非常に長持ちします。高額なものが多いので大切に扱われてきたもの多く、中古市場でも比較的綺麗なものが多いのも特徴でしょう。

 

リペアでほぼ新品同様に。フリマサイトでは送料込み2,900円で販売されていたとは思えない

それを綺麗にリペアし、自分で使うのもよし。もう一度オークションやフリマアプリなどで販売するのもよし。

  • 憧れのブランド財布を安く購入できる
  • いざとなれば販売して利益を得ることもできる

この2つがブランド財布のリペアをするメリットです。

 

 

ブランド財布リペアのデメリットについて

新品・未使用品で精巧な偽物を見分けるのは難しい(ヤフーオークションより)

一方、デメリットもあります。それは偽物の可能性です。中古財布の世界には偽物があります。特に人気で流通量の多いブランド財布では本物と偽って偽物が販売されていることも。

 
あかパンダ
しかし、これにはひとつ解決策があります。それがリペアなのです。

 

使い込まれた財布の方がむしろ安心

偽物の販売は多くが最も高く販売できる新品・未使用の状態です。わざわざコストをかけて中古に見せかけるようなことはしません。

それなりに使用感のあるアイテムを購入してリペアを行うのが安くブランド財布を手に入れることができて、さらに偽物の心配もない最もおすすめしたい方法なのです。

 

 

具体例リペアが難しいブランドとその理由

では、ブランド財布リペアのメリット・デメリットについてお話ししたところで本題です。

筆者がブランド財布のリペアを行ってきて、リペアが「難しいな」「おすすめできないな」と感じたブランドをご紹介していきます。

 
あかパンダ
筆者がリペアをおすすめしないブランドは4つです。

 

 

リペアが難しいブランド①:ボッテガヴェネタ

Bottega Venetaより

イタリアのブランドであるボッテガヴィネタ。ブランドのアイコンでもあるレザーを編み込んだイントレチャートは世界中のファッショニスタやセレブリティから愛されています。

無論、財布にもそんな編み込みのデザインが施されたものが多いですが、このリペアには注意が必要です。

 

特に編み込みの革が細いものは注意。千切れがないかよく確認を

というのも、デザイン性が高い反面、ボッテガヴェネタのイントレチャートの財布は耐久性が低いのです。長く使い込まれたアイテムは角の編み込み部分に千切れている部分があったりします。

ボッテガヴェネタの財布は中古の値段が安く、手軽に購入できますが状態はしっかりと確認しておきましょう。革の千切れの修理は難しいので、そんなモデルは手を出さないことをおすすめします。

 

千切れがなければリペアはかんたん

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リペアが難しいブランド②:ジミー チュウ

1996年とブランドの歴史は比較的若いですが、特徴的な星のスタッズがアイコニックなブランドジミー チュウ。星のスタッズが付いた財布は世界中で人気です。

レザー素材がほとんどなので綺麗にリペアできることは多いのですが中古品を選ぶ際には注意が必要。

 

よく見るとスタッズの根元にサビがびっしり

中古品を購入する際に最も気をつけたいのがスタッズの部分です。スタッズは金属なので、時間の経過とともにサビが発生します。このサビはサビ落としで簡単に落とすことができますが、なにぶんスタッズの量が多いモデルがほとんどなので綺麗にするには時間がかかります。

 

サビ自体は簡単に落とせる。が、量が多いので心が折れる

綺麗にリペアできれば、販売の場合の利益率は高いと思います。購入前にリペアにかかる時間と利益のバランスを考えてみてほしいと思います。

 

心が折れる様子はこちら

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リペアが難しいブランド③:バレンシアガ

BALENCIAGAより

スペインはつのファッションブランド、バレンシアガ。モードでカジュアルなイメージから、若者からも絶対的な支持を受けるブランドです。

他にはないデザインの財布が多くラインアップしていますが、中古で購入する際には注意が必要です。

 

取り外せないバックルなどは注意。飾りなのでメンテナンスができない

バレンシアガの財布のモデルにはバックルなど装飾が多いものがあります。新品時には良いのですが、中古で購入する際には注意。バックルは取り外すことができず、補色が必要になった際にうまくメンテナンスができません。

糸を解いてバラバラにしなければしっかりとメンテナンスができないので、個人での修理は相当ハードルが高いでしょう。

 

ここまで錆びているのは珍しい。素材が悪いのか、前のオーナーが悪いのか・・・

また、筆者が購入した中古ではジッパー部分が錆びているものがありました。ジッパーが革に色移りするほど錆びていたのは後にも先にもバレンシアガが初めて。直せるかどうか、しっかりと状態を見極めてから購入したい財布ブランドです。

 

 

リペアが難しいブランド④:ルイ・ヴィトン

レザーの上に熱いコーティングがされていて、修理は難しい(LOUIS VUITTONより)

ルイ・ヴィトンといえば誰しもが知る、世界で最も有名といっても過言ではないブランドです。しかし、財布のリペアは正直あまりおすすめしません。

理由ですが、財布に使われている素材にあります。

 

定番の“エピ”はレザーに型押しがしてあるだけなので比較的リペアがしやすい

ルイ・ヴィトンの素材はレザーが使用されていることが多いですが、実は扱いが難しいレザーであることが多いのです。レザーに厚くコーティングがされていたり、模様が入っていたりと綺麗にリペアを行うのは至難の業です。

 

ただし、“エピ”でも溝があるなど他のレザー素材と勝手は異なる

また、財布の内張りなどには合皮が使われていることも多く、中古品ではこの部分が破れていたり加水分解を起こしていることもあります。この部分の修理は個人ではほぼ不可能です。

ルイ・ヴィトンの財布のリペアはオールレザーのシンプルなモデルに限るのがおすすめです。

 

 

まとめ:【財布のリペア】買っちゃダメ!リペアが難しいブランドとその理由を解説

以上、今回は財布のリペアについて、おすすめしない財布ブランドをご紹介してきました。

財布のリペアはリペアしやすい財布を判断して、効率的に行うのが一番。ぜひ、参考にしていただければと思います。

 

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あかパンダ
ぜひ、財布を見極めてリペアを行ってみてくださいね。