ここのところトレンドでよく見かける“テック系”という言葉。
テック系ウェアの流行がありましたが、最近ではその流行がスニーカーにも飛び火しました。
テック系スニーカーが大人気、その定義は?
“テック”とは、”テクニカル”または、“テクノロジー”を掛け合わせた造語のこと。
実はこれといった定義はなく、意味は曖昧なのが正直なところです。機能的・実用的なスニーカーであれば“テック系”ということになります。
テック系スニーカーの場合にはスポーツシューズのような機能性をもちつつ、ファッショナブルで近未来感を感じさせるデザインが多くなっています。
テック系スニーカーを選ぶポイント
テック系のスニーカーを選ぶ時には、具体的に3つのポイントに注目してみましょう。
どんなテクノロジーが使われているか確認しよう
テック系スニーカーには履き心地をよくしたり、快適性を高めるなど最新のテクノロジーが使われています。購入前にどんな機能があるのか注目しましょう。
タウンユースに適しているか
どんなに気のせいが優れていても、その機能が活かせる場面がなければ意味がありません。タウンユースに優れているのかどうかも気をつけたいポイントです。
デザインはテック系スニーカーにふさわしいか
テック系スニーカーの特徴は近未来を感じるデザイン。独自のカラーリングが採用されていたり、スニーカーを構成するパネルが複雑だったりと各ブランドが趣向を凝らしています。機能性はもちろん、デザインにもこだわりたいところです。
テック系スニーカーの人気モデルを一挙紹介
今回は人気のテック系スニーカーを7モデル紹介していきます。
SALOMON(サロモン):XT-6
ブランド | SALOMON(サロモン) |
モデル | XT-6 |
価格 | ¥28,600 |
ブランドHP | https://salomon.jp/ |
サロモンの「XT-6」は2013年にオリジナルが発売され、ウルトラディスタンスレース界のトップアスリートたちに支持されてきたシューズ。100km以上の距離を走るウルトラディスタンスレースにおいて、シューズはもはや体の一部、まさに相棒です。
高い機能性を持つのはもちろん、注目したいのは洗練されたデザインです。シャープな形状で、靴紐を廃すことでよりスマートなシルエットになりました。サロモンのロゴも効いていて、 真っ白や真っ黒なモデルでもテックスニーカーらしい雰囲気が出ています。
カラーリングも豊富で、ホワイトやブラックの他にも上の画像左の「Pewter / Black / Aurora Red」など複数のカラーリングを取り入れたモデルも存在します。
HOKA(ホカ):BONDI 8
ブランド | HOKA(ホカ) |
モデル | BONDI 8 |
価格 | ¥25,300 |
ブランドHP | https://www.hoka.com/jp/ |
歩き心地の良さに定評のある「ホカ」。「ボンダイ7」は一時ブームになり、ネット中の在庫が見当たらないほどの人気でした。そんなボンダイシリーズの最新作が「ボンダイ8」。
「ボンダイ8」はホカの中でもクッション性に特にこだわって作られたスニーカーです。ぶ厚いソールはいかにもクッション性が良さそうですが、かかとの部分に波状の“クラッシュパッド”を採用して本来の用途であるトレイルランの着地と蹴り出しを効率的にサポートできるようになっています。
この「ボンダイ8」はカラーリングも秀逸で、特にブラックやホワイト、ミルクなど単色系のものは気軽にコーディネイトに取り入れることができるでしょう。
On(オン):Cloud monster
ブランド | On(オン) |
モデル | Cloud monster |
価格 | ¥20,680 |
On(オン):HP | https://www.on-running.com/ja-jp/ |
テック系スニーカーといったら「オン」の名前を出さないわけにはいきません。「Cloud monster」はランニング用に作られたスニーカー。ソールに穴が空いている変わった見た目は、クッション性能を高めるためのものです。
全面がメッシュ素材で作られており、通気性に優れます。重さも275gと非常に軽く、履いているのを忘れるほど。街歩きでもその性能の高さは十分感じられるでしょう。
ちなみに、ソールは摩耗性にも優れていて高い耐久性を持っています。
変わったルックスですが、シルエット自体はすっきりとしているのでコーデに取り入れるのは難しくないはず。シンプルなブラック・ホワイトに旬のトープカラー、スポーティーなカラーリングまで様々なものが用意されているので、欲しいカラーがきっと見つかると思います。
ASICS(アシックス):GEL-NYC
ブランド | ASICS(アシックス) |
モデル | GEL-NYC |
価格 | ¥ 17,600 |
ブランドHP | https://www.asics.com/jp/ja-jp/ |
日本のシューズブランド「アシックス」。日本人の足の形の特徴にあったシューズ作りで右に出る者はいません。そんなアシックスの「GEL-NYC」は日本国内外で人気の高いテック系スニーカー。
人気の理由はデザイン性はもちろん、機能性も抜群だから。アシックスの得意とするGELテクノロジーを搭載し足の負担を低減。日常遣いでの履き心地も向上させています。
カラーリングは全部で4色。豊富とはいえないカラーリングですが、どれも絶妙でテック系とは思えない渋いカラーリング。しかし、これが返って他ブランドとの差別化につながっているようにも思います。いずれにせよ、非常に人気の高い一足。購入できたらラッキーです。
New Balance(ニューバランス):90/60
ブランド | New Balance(ニューバランス) |
モデル | 90/60 |
価格 | 22,000円 |
ブランドHP | https://shop.newbalance.jp/shop/ |
ニューバランスから発売されているテック系スニーカーといえば「90/60」です。この名前の由来は、ニューバランスを代表するモデルである「990」と「860」を掛け合わせたデザインであるところから。ニューバランスとわかる佇まいはそのままに、数多くのパネルで構成された特に側面からの印象はまさにテック系スニーカーです。
独特なのがソールの形状。頭上から見てみると張り出して見えるソールは、裏からみると地面を広く捉えるような印象的な形状をしています。
起毛革を使ったカラーが多く、テック系らしいハイテク感とニューバランスらしい素朴な印象が同居しているのが実に新鮮です。
Hi-TEC(ハイテック):EASTEND EXCLUSIVE PACK
ブランド | Hi-TEC(ハイテック) |
モデル | EASTEND EXCLUSIVE PACK |
価格 | ¥10,450 |
ブランドHP | https://www.hitec-footwear.com |
ハイテックはイギリスでメジャーなシューズメーカー。これまでに紹介したシューズはウォーキングやランニングなどに優れたモデルでしたが、この「EASTEND EXCLUSIVE PACK」はハイキングなどで使う用途で考えられたハイクスニーカーです。
ハイキングで活躍する高性能スニーカーですが、その性能はタウンユースでも従分発揮できます。アッパーには透湿防水素材を使い、ソールには着地時の衝撃を70%も吸収する独自の素材「GRV-30」を搭載しています。
NIKE(ナイキ):P-6000
ブランド | NIKE(ナイキ) |
モデル | P-6000 |
価格 | ¥14,630 |
ブランドHP | https://www.nike.com/jp/ |
最後に紹介するテック系スニーカーはナイキの「ONやALDENなど-6000」です。ベースになっているモデルは2006 ナイキ エアペガサス。シューレースの部分からソールへ流れるように続くラインはエアマックス系のデザインを思わせます。
肉厚で足を包み込むような安心感のある作りで、通気性に優れたメッシュ素材が使われているので快適な履き心地になっています。ミッドソールはトラックスポーツにも耐えられる作りになっているそうなので、ファッショナブルな見た目とは裏腹に実は実用性にも優れたスニーカーとなっています。
カラーリングは5色。どれも使いやすい色味となっています。値段も15,000円ほどと、テック系スニーカーとしては手を出しやすい価格になっています。
まとめ:【2024年版】テック系スニーカーって何?その定義とおすすめモデル7選
今回はテック系スニーカーについて解説してきました。ここ数年続いていたスニーカーブームも落ち着きを見せている現在、ただレアなスニーカーを履いているだけでは物足りなくなってきているみなさんも多いのでは?