これまで2回にわたってお届けしたナイキ AIR JORDAN 1(エアジョーダン1)のリペア報告記。
AIR JORDAN 1のリペア、これまでのあらすじ
これが中古で購入したNIKE AIR JORDAN 1 ブレッド。ジョーダン1といえば私の中でこのカラーリングで、世界的にも人気の高い一足です。
アッパーなんかは綺麗に見えますが、ジョーダン1が安く購入できた理由がこれ。ソールのかかとの部分の削れです。
逆にいうと、この部分さえ直してしまえばまだまだ履けるわけで、今回はリペアを頑張っているというわけです。
ジョーダン1をクリーニングで綺麗に
第1回のエアジョーダン1のリペアではクリーニングを中心に行いました。ブラッシングやクリーナーを使った洗浄はもちろん、ジョーダン1の内部も綺麗にしました。
ついに手に入れたエアジョーダン1ブレッド！ 高かった。。。ですが、履き込まれた中古を購入したので、財布の損傷はまだ警備！ あかパンダ これを直して、ピカピカにして俺は履くんや！ と、いうわけでエア[…]
すり減ってしまったエアジョーダン1のソールをリペア
そして第2回目のリペアではエアジョーダン1のかかとの部分のリペアを行いました。
削れた部分に、サードパーティーから発売されているヒールプロテクターを加工して取り付けてあります。
やっと手に入れたナイキ エアジョーダン1。私はそのリペアをしています。 ぴーちゃん この記事はパート2の記事！ぜひ、前回の記事も見てみてくださいね。 あかパンダ 今回は削れたジョ[…]
凹んでしまったエアジョーダン1のトゥを復活させる
まずはエアジョーダン1のトゥの部分を直していきます。長く履かれたこのジョーダン1、経年変化でトゥの部分が沈んでしまっています。
ジョーダン1にトゥガードを取り付けていく
エアジョーダン1のトゥが沈むを直してくれるアイテムがこちら、「シューガード」です。
KutsuGoodsさんはスニーカー関連の便利なアイテムを多数販売してくれているブランド。
- スニーカーのインソールを取る
- シューガードを爪先に入れる
- インソールを入れて試し履きする
- 足に当たる部分があればカットする
- ③と④を繰り返す
シューガード自体はこのような形。蒸れを防ぐための通気口も付いています。
靴によっては多少ハサミで切ったりと加工が必要なようなのですが、私のエアジョーダン1には無加工でピッタリと取り付けることができました。
トゥガードのもう一つの効果
これがジューガードを入れたエアジョーダン1。沈みが解消されているのがわかります。実はトゥガードにはもうひとつ大きな効果があります。
新品のスニーカーに入れれば履きジワを抑制してくれます。私のエアジョーダン1のように履き込まれたものでも、それ以上履きジワが付かないよう抑制してくれる効果があります。
エアジョーダン1に新しいインソールを入れる
シューガードを入れたところで、エアジョーダン1に新しいインソールを入れていきます。購入したジョーダン1には純正のインソールがついていませんでした。入っていたインソールは捨てて、新しいインソールにしていきます。
このインソールはご覧の通り通気性に非常に優れており、蒸れにくいインソールです。それにボリュームがあるので、歩き心地の向上にもつながります。
このインソールも靴のサイズに合わせてハサミでカットして使うのですが、何も加工せずにそのままジョーダン1に入れることができました。
ジョーダン1の靴紐も新しいものに交換する
最後に、エアジョーダン1の靴紐を新しいものに交換していきます。前の靴紐は毛羽立っているところがあったので、新しいものに交換することにしました。
靴紐を交換したのがこちら。どの靴紐の結び方がエアジョーダン1に一番似合うか迷いましたが、通し始めの部分だけオーバーラップで通し、以降はアンダーラップで通す通し方が一番しっくりきました。
これにてナイキAIR JORDAN 1のリペアは完了！
仕事が休みの日に作業を行っていたので、大体3週間ほど修理にかかりました。
ナイキ エアジョーダン1 ブレッドのリペア完了！どうなった？
それでは、リペアが完了したエアジョーダン1を見ていきましょう。
パッドのおかげで気になっていたトゥの膨らみも増していい感じ。履きジワの抑制や型崩れの抑止効果もあるのでしばらくは安心して履けそうです。
かかとを削り、ヒールプロテクターを加工して取り付けましたがいかがでしょうか？注視してみるとわかるかもしれませんが、普通に履いていれば気にならないレベルだと思います。
横から見てみてもこのような感じ。地面に触れるソールの赤い部分ですが、普通に履いている分には上から見られるようになるのでほとんど見えない部分です。
今回のジョーダン1のリペアですが、「エアジョーダン1を実際に履きたい」と思ってリペアを行いました。特にブレッドのような人気のカラーだと、新品に近いようなものを購入してももったいなくて履けません。
中古で購入して自分でリペアして履くというのは、ある意味精神衛生上良い方法なのかもしれないと思いました。
幸い、今回取り付けたかかともしっかりと接着されていて、取れる心配はなさそうです。最悪この部分が削れた際にはもう一度ヒールガードを購入して貼ればいいだけなので気も楽です。
