今回取り上げていくのはナイキのAir Force 1(エアフォース1)です。前にYoutubeでエアフォース1を履き込んだという方がいて、すごく艶があって格好良かったんです。
なので、今回は自分のエアフォース1に擬似的に履き込んだようなツヤを出せないかと思いメンテナンスを行なってみました。
ナイキ エアフォース1をピカピカに光らせたい!意外なアイテムが効果的でした
ナイキのスニーカーの多くはリアルレザーが使われています。この素材の何が良いかというと、使い込むごとに段々と味が出て経年変化が楽しめます。
そこで今回は自分のエアフォース1を光らせるべく、思いついたとある方法を試してみました。
エアフォース1を光らせたのはドクターマーチン用のクリームでした
最初からネタバレです。ナイキのエアフォース1を光らせるのにちょうど良かったのはワークブーツブランド「ドクターマーチン」のメンテナンス用クリームでした。
エアフォース1ですが、アッパーの多くの部分がリアルレザーでできています。レザーでないのはソールやライニングを除けばシュータンの部分と靴紐くらいのもの。
ドクターマーチン用のワンダーバルサムはココナツオイル・蜜蝋(植物性ワックス)にラノリン(動物性ワックス)という成分を混ぜて作られておりレザーに強い光沢感を与えます。クリームとはいっても固形に近いのですが、色味は缶に入った状態だと黄色味がかかっていますが無色に近いです。
ナイキにドクターマーチンのクリームとは意外ですが、非常に良い相性でした。
エアフォース1はワンダーバルサムでこうやって光らせる
では、ワンダーバルサムを使ってナイキのエアフォース1を光らせていきます。
まず、メンテナンスの準備として靴紐を解いておくようにします。
クリーニングでホコリや汚れを落とそう
ワンダーバルサムをエアフォース1に使う前に、クリーニングでホコリや汚れを落としていきます。まず行うべきはブラッシングです。靴についた砂やホコリといった大きな物質を取り除いていきます。
Air Force 1のクリーニングが終わったら、しばらく日陰干しをして乾かしていきます。
ワンダーバルサムでエアフォース1のレザー部分を磨き上げよう
ここでいよいよワンダーバルサムを使います。ワンダーバルサムには中にスポンジが入っていて、これでクリームをとってレザー部分を磨いていきます。
薄く塗ってクリームを塗り、なくなったらもう一度取ってエアフォース1全体に塗っていきます。
余分なクリームを拭き取ろう
最後の工程です。エアフォース1のアッパーに残った余分なワンダーバルサムを拭き取っていきます。方法はシンプルで布で磨けばいいだけ。
完成したエアフォース1はこんな感じ
ピカピカになったエアフォース1がこちら。ワンダーバルサムを塗る前にはなかったヌラヌラとした光沢感があって格好良いです。
アッパー全体がソリッドな印象でしたが、クリームを塗ったことでしっとりとした雰囲気に仕上がったようにも思います。
エアフォース1にワンダーバルサムを使うメリットと注意点
最後に、ワンダーバルサムを使う上で少し注意点があります。
注意点1:ワンダーバルサムを使う前にクリーニングをしておくのが非常に大切
ワンダーバルサムをエアフォース1に使う前に必ずクリーニングで綺麗にしておいてください。
クリーニングをしないと、エアフォースのアッパーの汚れを巻き込んでクリームを塗ることになります。
注意点2:余分なワンダーバルサムは必ず拭き取ること
もうひとつ、余分なワンダーバルサムは必ず拭き取りましょう。ワンダーバルサムでアッパーがベトベトしていると砂や埃が付着してむしろ汚くなることも。
さらに、クリームの塗りすぎはカビの原因にもなるので注意しましょう。
エアフォース1をワンダーバルサムで光らせる大きなメリット
おそらく、エアフォース1を光らせるのであれば革靴用のクリームの方が良いと思います。
ブラックのエアフォース1であれば、クレム1925(革靴用クリームのブランド)のブラックを使えばこれ以上にピカピカにできると思います。しかし、これにはデメリットがあります。
まず、エアフォースは革靴とは違って切り返しなどのパターンが多いため隙間にカラー付きのクリームが溜まってしまうことが考えられます。
ワンダーバルサムはドクターマーチンの公式HPや楽天市場など2,000円ほどで販売されていて何年も使えます。