新しくブログの記事を書き上げるのと同じくらい大切な作業があります。
それがリライト作業です。
今回は実際に過去の記事をリライトしながら、流れを追ってその方法をお伝えしていきます。
そんな方に向けた記事です。
闇雲にブログのリライトをするのはもうやめよう
「この記事気に入らないからリライトしよう!」そんな風に適当にリライトする記事を決めていませんか?
どうせリライトするのなら、しっかりと意味のあるリライトにしましょう。
まずここで使うのはGoogle Search Console。
ブログの様々なデータを見ることができるブロガー必須のツールです。
ページ左の欄から「検索パフォーマンス」を選択しましょう。
「平均掲載順位」にチェックを入れると、「掲載順位」が出てくると思います。
うわ、ざっこ…って思わないでくださいね!
このブログは始めてまだ2ヶ月なのです。成長期です。成長期。
クエリ(検索キーワード)を見てみると、ドクターマーチン関連の記事が比較的読まれているのがわかります。
これは当たり前でこれまでの2ヶ月間で、このブログでドクターマーチンの記事を一気に20本くらい投稿したからです。
ドクターマーチン系の検索キーワードでブログに読者が訪れているのがわかります。
ただ、重要なのは「クエリ」ではありません。
「ページ」です。
ブログのリライトで重要な「ページ」
今度はクエリの横にある「ページ」をクリックしてみましょう。
すると、具体的なページのURLが現れると思います。
一番上にある「https://bandessinee.com/2020/03/20/drmartens-insoles/」を今回はリライトの例にしましょう。
ドクターマーチンの純正のインソールを話題にした記事です。
この記事の掲載順位は18.1位。
上位化しているとはいえません。
上位表示を狙っている検索キーワードは「ドクターマーチン インソール 厚さ」。
実際にこのワードで検索してみると、順位は3位でした。
3つの単語の複合キーワードですし、なんとか1位を取りたいものです。
リライトするページはきちんと選ぼう
この掲載順位ですが、もし掲載順位が1位の記事があればそれはリライトは不要です。
検索順位を上げるというリライトの目的がなくなってしまうからです。
すでに1位の記事をわざわざリライトする必要はありません。
情報を最新のものに変更するなどは行っても良いでしょうが、もっと他にリライトを施したほうが良い記事があるはずです。
どんなキーワードでユーザーはページに訪れているのか
まず行うのは、どんなキーワードでその記事にユーザーが訪れているのか調べることです。
そのためにはその記事についてGoogleサーチコンソールでもっと深く調べなくてはなりません。
URLをクリックして、もっと詳しく情報を得ましょう。
URLをクリックすると、そのページにどんな検索キーワードで読者が訪れているのか知ることができます。
このページの場合には、
- 「ドクターマーチン インソール」
- 「マーチン インソール 厚み」
- 「ドクターマーチン インソール おすすめ」
- 「ドクターマーチン コンフォートインソール」
で記事をクリックしているユーザーがいることがわかります。
このキーワードは重要になります。
しっかり覚えておきましょう。
ブログのタイトルをリライトするかは慎重に
記事のタイトルは「【レビュー】ドクターマーチン純正インソールの厚みはどれくらい?」です(公開された時点ではもうリライトが済んでいます)。
先ほどの検索キーワードの中でタイトルに含まれていないのは「コンフォートインソール」と「おすすめ」です。
しかし、「コンフォートインソール」で検索するユーザーは、わざわざ私の記事を見ません。
商品名で検索しているユーザーは大抵「公式サイト」か「通販サイト」目的です。
「コンフォートインソール レビュー」とかなら個人ブログでも戦えますが、今回は部が悪いと判断します。
なので、「コンフォートインソール」は置いておいて、「おすすめ」をタイトルに入れようと思います。
よくも悪くもタイトルの与えるSEOの影響は大きいです。
記事の内容をちょこっと変えただけで検索順位が大きく上がったことがあります。
しかし、その逆の経験もあります。
今回は思い切って、
「【おすすめ】ドクターマーチン純正インソールの厚さがスゴかった!」
にしてみます。
定期的に掲載順位を確認して、順位が下がったら再度リライトを行います。
ちょっと怖い…
「h2タグ」「h3タグ」をリライトしよう
ブログの見出しは以下の通りでした。
見出しにキーワードがうまく入っていないです。
というか、誤字も発見!これはひどい…
h2・h3タグにもキーワードを入れてやることで掲載順位の上位表示を狙うことができます。
Googleのクローラーが、そのサイトにどんな内容が書いてあるのか判断するのに重要な役割を持っています。
ユーザーにわかりやすい見出しにしつつ、検索キーワードを入れていきましょう。
その結果出来上がった見出しがこれ。
前の形を損なわないよう、キーワードを入れ込みました。
競合を調べてブログの内容もリライトする
この記事はもともと「ドクターマーチン インソール 厚み」で検索上位を狙った記事でした。
「ドクターマーチン インソール」だけでは企業サイトが上位にズラリと並ぶので、「ドクターマーチン・インソール・厚み」の3つの単語で上位を狙っています。
ここでは「ドクターマーチン インソール 厚み」を検索エンジンを使って実際に検索してみましょう。
私の記事が現在3位です。
なので、1位・2位の上2つの記事は絶対に読んで自分の記事に足りない内容はなんなのか確認します。
もし自分の記事が圏外だった場合、狙うキーワードの上位10記事くらいは最低読んで分析するべきだと思います。
「自分の記事に何が足りないのか」の基準ですが、Googleはユーザーファーストであることを念頭におきましょう。
つまり、その検索キーワードで上位を取れているということは、ユーザーに価値のある内容を提供しているページということになります。
他のページを見て、自分のブログに足りないと感じた部コンテンツはしっかりと補填するようにしましょう。
また、この際にただマネをするような行為は絶対にNGです。
オリジナリティの高いコンテンツにしましょう。
私が上位の記事を見て足りないなと思ったのは、「他の種類のインソールにもしっかり言及している点」「ドクターマーチンを履いている男性がどう見えるか、女性からの意見をもらっている点」でした。
ドクターマーチンの他のインソールについても記事の中で紹介し、私も「女性からの意見」をまとめるようにします。
意見をまとめる部分については、レビューなどを紹介するのも良いかもしれません。
幸い、このブログを運営しているのは私(@akapandablog)と彼女のぴーちゃん(@pichan_p1)です、意見をもらって記事をまとめなおすことにします。
どうせなら「男性がドクターマーチンを履いているのは女性からみるとどうなのか」というのを記事にしてしまって、その記事のリンクを貼るのもOKでしょう。
まとめ:ブログのリライトは超大切!
ブログのリライトは新しい記事を書くのと同じくらい大切です。
そして、大きなメリットがあります。
それは、新しい記事を書くよりも少ない時間で済むということ。
1から記事を書くのは大変ですが、ブログのリライトは比較的短時間で済ませることができます。
そして効果覿面です。
皆さんもぜひ定期的に記事のリライトを行ってみてくださいね。