新しくお迎えしたCB650Rさん。ヘルメットを新調しましたが、それに合わせてウェアも購入しました。
それがRS TAIHI(アールエス タイチ)さんから発売されている「プロテクション メッシュベスト」。
一般的なバイクウェアと比べると相当マイナーかと思いますが、今回はこのプロテクションメッシュベストをご紹介していきたいと思います。
RS TAICHIプロテクションメッシュベストを購入してみた
RS TAICHIより
今回購入したのはRS TAICHIの「プロテクションメッシュベスト」。定価は13,970円でサイズはMから3XLサイズまでの5サイズです。
身長173センチ、体重60キロの私が購入したのはMサイズ。後で着用写真も載せますが、サイズはゆとりがありました。
ちなみに、楽天市場でみると11,000円を切る価格で販売されています。定価よりも3,000円くらい安く購入できるのでちょっと泣きそうです。
なぜ、RS TAICHIプロテクションメッシュベスト?
なぜ、普通のバイクウェアではなくこのプロテクションメッシュベストを購入したのかというと、いくつか理由があります。
理由1:私服で格好良くバイクに乗りたいから
まず、私服で格好良くバイクに乗りたいと思ったから。
私が購入するバイクはCB650Rというバイクです。それまではフルカウルのバイクに乗っていたので、私服でんバイクに乗ることはありませんでした。しかし、購入するのはネイキッドのバイク。私服で格好良くバイクに合わせたいではないですか。
購入したのは往路テクションメッシュベストという名前になってはいるものの、公式でもインナープロテクターとしての使用がアナウンスされています。素材もメッシュなので使用感も良さそうです。
理由2:とても理にかなっているプロテクターだから
バイク事故で1番の死亡原因になっている身体の部位は頭部だそうです。では、2番はどこでしょうか?
実は、胸部なのです。私服でバイクに乗りたいですが、ヘルメットで頭部は守れるとして胸部は普通の服では心もとないですよね。そこでこのプロテクションメッシュベストなのです。プロテクターが胸と背中にしか入っていないので上から服を着ても膨れて見えないのもとてもいいです。
理由3:使い方の応用が効くから
インナープロテクターとして使えるほか、もちろんプロテクションメッシュベストを外に出して着用することもできます。
反射材なども付いていて安心ですし、目的地に着いたら脱げばいいだけ。とっても応用が効くバイクウェアなのです。
RS TAICHI プロテクションメッシュベストをレビューしてみる
では、実際にプロテクションメッシュベストのレビューをしていきたいと思います。
プロテクションメッシュベストの素材感について
最初に素材について触れておきます。RS TAICHIのプロテクションメッシュベストですが、前面がメッシュ素材に覆われています。
写真の赤い部分が体に触れる部分ですがメッシュです。また、肩の部分(灰色がかっているところ)はメッシュ素材ではありませんがその下にある黒の部分はメッシュです。柔らかな素材感で通気性も良さそう。また、メッシュ素材がほとんどを占めているからか、とても軽量な点も見逃せません。
背面もほぼ全面がメッシュです。暑い時期に着用するにもしても安心ですね。
RS TAICHIプロテクションメッシュベストの収納力
収納力は必要最低限です。ポケットはフロントの2つのみ。ジップ式でポケットに入れたものが落ちないようになっています。
私のiPhoneはすっぽり入りました。一番大きなサイズのiPhoneでも余裕で収まるサイズ感です。
ポケットの数は少ないですが、インナーやベストとして使うのであればこんなものでしょう。ポケットが多くてもインナーで使うには意味がないですしこれはデメリットではないと思います。
プロテクションメッシュベストのプロテクター
プロテクションメッシュベストのプロテクターは「胸部」と「脊髄」に入っています。
胸部のプロテクターは硬い素材が使われていて、右胸左胸で別れるセパレートタイプ。
脊髄は柔らかく、ある程度身体の動きに合わせて曲がってくれます。
ちなみに脊髄プロテクターは取り外し可能になっていて、もっとプロテクション能力の高いものに交換することもできます。
ちなみに左右一体型の胸部プロテクターも取り付けることができます。アタッチメントがついているので、これを利用して脱着できるようです。
プロテクションメッシュベストはフードが取れる
インナー度使うことも考えられているので、プロテクションメッシュベストはフード部分が取れるようになっています。ジッパーで簡単に脱着することが可能です。
インナーで使うとなるとフードは邪魔なので嬉しい機能。
RS TAICHIプロテクション メッシュベストを着てみるとこんな感じ
実際にRS TAICHIのプロテクションメッシュベストを着てみたのでその様子を紹介したいと思います。
再度になりますが、私の身長や体重はこんな感じです。
- 身長:173cm
- 体重:60kg
プロテクションメッシュベストをアウターとして着た場合とインナーとしてきた場合の2パターンを紹介します。
RS TAICHIプロテクション メッシュベストをアウターとして
さて、まずはRS TAICHIのプロテクションメッシュベストをアウターとして着てみました。生成り色のワッフル素材のロンTの上に着てみました。
こうしてみてみると、あまりプロテクターが入っている感じはしないのではないでしょうか?
横から見てみると、シルエットもそんなに膨れていないことがわかります。プロテクタージャケットを着るとどうしても着膨れして見えますからシルエットが美しいのは嬉しいです。
また、これならアウターとして夏場などに着るのもいいでしょう。
RS TAICHIプロテクション メッシュベストをインナーとして
次に、私がこのプロテクションメッシュベストを使うメインの用途となる、インナープロテクターとしての使い方です。大きめなサイズで着ているM65ミリタリージャケットを上に着込んでみることにします。
着込んでみると問題なく切ることができました。ベストではないインナープロテクターの場合、肩や肘のパッドがあるのでアームが細いと着るのに苦労しそうです。しかし、ベストタイプならそういった問題はないですし、バイクの操作感も良さそうです。
サイドと後ろから。後ろからみると若干プロテクター感がわかるかも。これくらいなら許容範囲かなと思います。
まとめ:RS TAICHIプロテクションメッシュベストを購入してみた
今回はRS TAICHIのプロテクションメッシュベストのレビューをしてきました。
インナープロテクターとしてもアウターとしても使えるのでパフォーマンスは高く感じます。
使用用途は限られるものの“自由な服でバイクに乗りたい”と考えている方は多いでしょう。そんな方にはとてもおすすめできるウェアです。
さて、私もこのプロテクションメッシュベストを使い込んでいきたいと思います。
RS TAICHI プロテクションメッシュベスト