『バイク用レインウェアはアウトドア用じゃダメ?』を解決しようと思う

バイクの天敵、雨。

雨から身体を守り、バイクでの快適に移動するにはレインウェアを着るしかありません。

 

それはわかっているんですが、思うことがあるんですよね。

あかパンダ
レインウェアってバイク専用のものじゃないとダメ?アウトドアメーカーのものじゃダメ?

 

今回はバイクのレインウェアについて深掘り。

「バイクのレインウェアはバイク専用のものでないとダメ?」に答えを出したいと思います。

 

バイクに乗るならバイク用レインウェアじゃないとダメ?

バイク用レインウェアは数多く売られていますが、正直あまりデザインが好みのものがありません。

 

アウトドアブランドなどから展開されているものの中には格好いいものもあったりして、

あかパンダ
バイク用じゃないものをレインウェアとして使いたいなぁ

と思ってしまいます。

 

そこで今回はバイク用のレインウェアにアウトドアメーカーのレインウェアを大きく引き離すアドバンテージがあるのか見ていきます。

性能がそんなに変わらないならアウトドアブランドの方が種類も多いし値段だって安いこともありますからね。

 

バイク用レインウェアの特徴を調べてみた

ここで、バイク用レインウェアについてその特徴を調べてみました。

 

身体に打ち付ける雨から守る高い防水性

このアイテムを見てみる

普通に生活している分には雨は上から降ってくるものですよね。しかし、バイクに乗っていると雨は斜め前から降ってきます。

車に乗っている時フロントガラスに雨が打ち付けるのを想像するとわかりやすいと思います。

 

前から雨が打ち付けるといかに止水ジップでも雨が染み込んできてしまうのです。バイク用のレインウェアはそれを防ぐために、ジップ部分が生地で隠れるフラップのような構造になっているものが多くあります。

 

シートから雨が染みない高い耐水圧

このアイテムを見てみる

レインウェアの防水性能を示す数字に“耐水圧”というものがあります。

「耐水圧」とは、生地にしみこもうとする水の力を抑える性能数値。レインウェアの生地が、どれくらいの水圧に対して耐えられる防水性を持っているかを表します。
例えば、耐水圧20,000mmであれば、生地の上に1cm四方の柱を立て、柱の中に水を入れて20,000mm(20m)までの高さに入れた水の水圧に耐えられるということになります。(JIS規格)

BRIDGESTONEより

 

一般的にはどれくらい激しく雨が打ち付けても生地が耐えられるかという数字なんですが、バイクでは少し意味合いが異なります。

バイクはシートに座って操作しますよね。シートの上に乗った雨水。その上にまたがることになるので、お尻の部分には大きな圧力がかかるそうです。

 

  • 走行中に打ち付ける雨水
  • シートとパンツの間の雨水

この2つからライダーを守るようにバイク用のレインウェアは設計されているのです。

 

走行風をうまくいなす工夫がされている

このアイテムを見てみる

バイク用のレインウェアの多くは走行風をいなす加工がされています。

例えば、背中の部分にウインドブレーカーのような風を逃す機構があったりします。これがあることでウェアがバタつかず、運転に支障をきたすことがなくなるというわけ。

 

走行風に関するアプローチはアウトドアブランドには見られない特徴ですよね。

 

バイク用レインウェアは収納力に優れるものも多い

このアイテムを見てみる

雨が降っている間は仕方ないとして、雨が止んだらレインウェアは脱ぎたいもの。バイク用のレインウェアはコンパクトに畳めるなど収納力に優れるものが多いです。

 

荷物を詰めないバイクだからこそ、コンパクトに畳めて収納に便利なのは嬉しいですよね。また、ブーツを履いていてもスムーズに脱ぎ履きできるよう、パンツはジッパーなどで広い開口部を得られるようになっていたりもします。

 

バイクにはバイク用レインウェアが一番

バイク用レインウェアに関してこうして見てみると、アウトドアブランドとはまた異なる特徴があることがわかります。

 

雨を防ぐという目的は同じ。

しかし、アウトドアブランドの場合には主に登山やハイキングでの快適性に重きを置いているので、目指すゴールに差があるのは仕方がありません。

 

バイクに最適化されたレインウェアはやっぱり快適

このアイテムを見てみる

考えてみると、時速60キロで走りながら雨水を受けるわけですから、やはりバイク用レインウェアとアウトドア用のウェアでは求められる性能が異なります。

 

やっぱりバイク用のレインウェアの方が快適なのは間違いがありません。

しかし、一方でアウトドアウェアの方が優れている点もあるのは事実です。

 

近所のツーリングならアウトドアウェアでもOK

一方、近場のツーリングならアウトドアウェアでも問題ないとも思いました。

例えば、高速道路を使って長距離を移動する場合には前からの雨対策が気になります。しかし、近場の、それこそ市街地を走るようなストップアンドゴーの多いツーリングなら上からの雨対策で十分なはずです。

 

それにアウトドアブランドのものならルックスもいいですし、バイクを降りた後も快適です。

あくまで“長距離でなければ”という条件付きではありますが。

 

まとめ:『バイク用レインウェアはアウトドア用じゃダメ?』を解決しようと思う

バイク用のレインウェアについて色々と調べてみましたが、やはりアウトドアウェアとは少し異なります。

どちらも雨への対策に重きを置いていますが、ゴールが違う。なので求める機能性が異なるのは考えてみれば当たり前でした。

 

バイクのレインウェアは専用のものが一番!

しかし、近場のツーリングならアウトドア用でも十分でしょう。