【バスクシャツ】セントジェームスvsオーチバルどっちがおすすめ?

バスクシャツの王道と言ったら「SAINT JAMES(セントジェームス)」と「ORCIVAL(オーチバル)」。

どちらのブランドのバスクシャツを購入したらいいか迷う方も多いのでは?

 

そこで今回はどちらのバスクシャツも愛用している筆者がそれぞれの特徴をわかりやすく解説。あなたにあったブランドがどちらか、この記事を見ればしっかりわかるはずです。

 

バスクシャツの王道セントジェームスとオーチバル

フランスの船乗り達がワークウェアとして着ていたものがルーツになっている「バスクシャツ」。

今回紹介する「セントジェームス」と「オーチバル」はどちらもフランスの歴史あるブランド。フランスの海軍で愛用されていたこともある王道中の王道バスクシャツブランドです。

 

最近ではボーダーがトレンドになっていることもあり、「セントジェームス」と「オーチバル」は様々なセレクトショップでも販売されています。きっとトレンドに敏感なあなたなら街中で見かけたことが何度もあるはず。

どちらも素晴らしいバスクシャツブランドであることは間違いないのですが、どちらが自分に合うのか迷っている方も多いはず。

そこで今回はどちらのブランドも愛用している筆者がその違いをわかりやすくお話していきます。

 

セントジェームスとオーチバルについて詳しく

まずは「セントジェームス」と「オーチバル」というブランドがどんなヒストリーを持っているのかについてお話していきます。

 

セントジェームスについて

セントジェームスは1889年にフランス北部のノルマンディー地方で設立されたブランドです。

100年以上の歴史があり、しかもバスクシャツ自体も創業当時からほとんど変わっていないそう。

 

  • OUSSANT(ウエッソン)
  • NAVAL(ナバル)

ブランドを代表するバスクシャツはこの2つ。

また、日本で販売されている名前とフランス本国で販売されているアイテムの名前が異なるのも特徴で、今回この記事で紹介するウエッソンはフランス本国ではギルドという名前で販売されています。

 


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SAINT JAMES OUESSANT ¥7,899

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オーチバルについて

一方オーチバルもフランス生まれのブランドです。オーチバルが生まれたのは1939年のこと、フランスの中央にあるオーヴェルニュ地方にあるオーシバル(ブランド名の由来)という小さな村で誕生しました。

1947年からフランス海軍にコットン生地を供給しており、その後バスクシャツもフランス海軍へ供給していたようです。

 

  • RACHEL(ラーセル)
  • COTTON LOURD FRENCH BASQUE SHIRT(コットンロードフレンチバスクシャツ)

オーチバルを代表するバスクシャツがこの2つ。

ラーセルはセントジェームスのナバルに似たデザイン、コットンロードフレンチバスクシャツはウエッソンに似ていますね。

 

 


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2ブランドのバスクシャツにどんな差がある?

では、ここからは「セントジェームス」と「オーチバル」の2つのブランドのバスクシャツがどんな違いを持っているのかお話していきます。

比較するのは「セントジェームス」は『ウエッソン』「オーチバル」は『コットンロードフレンチバスクシャツ』です。どちらも両ブランドを代表する看板アイテムで、色の展開も形も似ています。

 

バスクシャツの素材の違い

セントジェームスのバスクシャツ

まずはバスクシャツの素材の違いです。まず共通していることですが、「セントジェームス」も「オーチバル」も素材には綿が100%使われています。そして非常に丈夫でシャツでありながら経年変化を楽しむことができるのも両ブランドの特徴です。

 

オーチバルのバスクシャツ

この両ブランドを比べた時、「セントジェームス」に比べると「オーチバル」の生地の方が柔らかい印象があります。これはオーチバルの適度に空気の通り道を確保した織り方である「オープンエンド」で編まれている影響なのかもしれません。

とはいえ、洗濯を繰り返せば生地はどちらも柔らかく肌馴染みも良くなっていきます。長く着ることを考えると生地感はあまり気にしなくてもいいかもしれませんね。

 

デザイン上の違い

デザインですが、共通しているのは左肩の部分にあるブランドロゴ。「セントジェームス」、「オーチバル」いずれも左肩にロゴが入ります。

 

オーチバルのみ「左の裾部分」にも蜂のアイコンが入るのが特徴です。

セントジェームスはシンプルなデザインですが、オーチバルはこのロゴによってブランドの存在感が増しています。

 

サイズ感の違い

サイズ感も少し異なります。

「セントジェームス」の方が僅かにですが「オーチバル」よりも大きめの作りです。

バスクシャツは下にシャツを着たりしてアレンジすることも可能なので、オールマイティーに使いたい場合には「セントジェームス」を。

 

逆にインナーとして使う事に特化させたいのなら「オーチバル」の方が相性はいいでしょう。

 

バスクシャツを着用したときの違い


セントジェームス

オーチバル

サイズ感の違いを実際に着てみることで分かりやすく解説したいと思います。

まずは「セントジェームス」から。こちらを基準に「オーチバル」も見ていきます。バスクシャツは9部丈が基本なので、写真のように手首が出るくらいが訂正なサイズ感です。

 

一方「オーチバル」ですが、写真のように若干タイト目な作りです。肩幅も狭いので、腕を伸ばした際にはセントジェームスよりも多く手首が出るようになります。

 

セントジェームスとオーチバルの値段の違い

最後に値段の違いです。日本でフランス産の2つのバスクシャツを購入する方法は2つ。セレクトショップなどで正規品を購入する方法と、フランス本国から直輸入される並行輸入品を購入する方法です。

この価格差が結構面白いので見ていきましょう。

 

Saint James OUESSANT(GUILD)
正規輸入品 13,200円
並行輸入品 8,000円(-5,200円)

まずはセントジェームスです。今回比較に選んだ「ウエッソン」は日本で正規品を購入すると13,200円。しかし、ネットショップで並行輸入品を選んで購入すればおよそ8,000円で購入することが可能です。

 

ORCIVAL コットンロードフレンチバスクシャツ
正規輸入品 10,450円
並行輸入品 8,400円(-2,050円)

一方、オーチバルは正規輸入品が10,450円。一見するとセントジェームスよりも安いように見えますが、並行輸入品は8,400円と並行輸入品同士で比較するとセントジェームスの方が安いのです。

筆者的には自分も愛用しているのでおすすめは並行輸入品。並行輸入品を選ぶにあたってはこの2つのブランドに大きな価格差はないと考えて良いでしょう。

 

【結論 】セントジェームスvsオーチバルどっちがおすすめ?

素材の違い オーチバルの方が柔らかい。洗濯を繰り返すと差は無くなってくる。
デザインの違い いずれも左肩にロゴ。オーチバルのみ裾にワッペンが付く。
サイズ感の違い セントジェームスの方が大きめ。オーチバルはジャストめ。
着た時の違い セントジェームスと比べるとオーチバルはタイト。
値段の違い 正規輸入 セントジェームス ウエッソン(ギルド):13,200円

オーチバル コットンロードフレンチバスクシャツ:10,450円

並行輸入 セントジェームス ウエッソン(ギルド):8,000円

オーチバル コットンロードフレンチバスクシャツ:8,400円

ここまで見てきた内容を表に分かりやすくまとめました。

値段は並行輸入品を選べばそこまで変わりありません。なので注意してほしいのはデザインの違いとサイズ感の違いです。

デザインに関しては好みです。サイズ感はインナーとして使うならオーチバルがおすすめ。下に何か着込むことも考えるのならセントジェームスがおすすめです。

 

下に筆者が実際に両ブランドのバスクシャツを購入した時に利用したショップを貼っておきます。おすすめのショップなのでぜひ利用してみてくださいね。

 

筆者おすすめのバスクシャツ購入ショップ
SAINT JAMES

ウエッソン(ギルド)

ORCIVAL

コットンロードフレンチバスクシャツ

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