コスパで選ぶブーツ4選、このブランドのこれを選べ！具体的に紹介

日本の景気は悪くなるばかり。なかなかファッションにお金をかけることもできないご時世ですね。

ブーツをはじめとした革靴大好きな筆者も、値上げ値上げ値上げの現状には嫌気がさしています。

そこで、今回は値段以上の価値があると感じるブーツを4つ紹介。こんな時代でも胸を張っておすすめできるブーツです。

コスパで選ぶブーツ4選、このブランドのこれを選べ！具体的に紹介

今回は4ブランドから各1つ、筆者がコスパに優れているなと感じるブーツをご紹介していきます。

どれもお値段以上のパフォーマンスを持つブーツなので、購入の際の参考にしていただければと思います。

“コスパのいいブーツってなんだ？”を考えてみる

さて、ここで一度コスパのいいブーツってなんだ？と考えてみます。

ただただ安くても、すぐに履けなくなってしまっては意味がありません。多少高くても長く使える耐久性があるなら、結果的にその方がコスパは優れていることになります。

ブーツの値段に対して質がいい

まず、値段以上の品質を持っているパターン。これが一番しっくりくるコスパに優れたブーツではないでしょうか。

今回紹介するブーツの中には、値段的にあり得ない製法が使われていたり素材が使われているものがあったりします。そのパターンが値段に対して質がいいパターンに当てはまるでしょう。

ブーツの正規価格に対して、並行輸入品の値段が安い

 日本での販売価格と、現地での販売価格に差があるブーツブランドもあります。

そんなブーツブランドは並行輸入を利用して購入するとお得。現地価格に近い価格で本物が購入できてしまうのです。場合によっては半額近い価格で購入することも可能。

ブーツの値段に対して大きな歴史的背景を持っている

ブーツブランドによっては、ロマンを感じられる歴史的な背景を持っていたりします。そんなブーツを履いていると自然と背筋が伸びるもの。無論、品質も優れているものが多いので値段に対する満足度が段違いです。

コスパのいいブーツ1：「DANNER」の『FIELD』

 では、ここからは実際に筆者がコスパに優れていると考えているブーツについてお話していきます。

まずご紹介したいのは「DANNER(ダナー)」から発売されている『FIELD(フィールド)』というブーツ。

アウトドアブーツの位置付けですが、優れた機能性とデザインでタウンユースも問題なくこなせる優等生です。値段は約3万円。これだけ聞くと高く感じるかも知れませんが、実にコスパに優れたブーツなのです。

なぜ、「DANNER」『FIELD』のブーツのコスパがいいといえるか

 まず、「ダナー」にはフラッグシップモデルがあります。その名も『LIGHT(ライト)』。

先に紹介した『フィールド』と比較してみると…おや？違いがわからないレベル。しかし、『LIGHT』の値段は74,800円と『FIELD』と比較して2倍以上の値段の差があるのです。

外観上の違いはシューレースホールとタグの種類、ロゴの有無のみ。また、インソールの仕様や内部の生地が多少異なるくらいです。アッパーにフルグレインレザーを使っているのも、防水透湿素材GORE-TEX(ゴアテックス)を搭載しているのも同じ。

「ダナー」の『ライト』と『フィールド』ですが、“2倍の値段差を感じるほど違いはない”というのが正直なところ。

「DANNER」『FIELD』おすすめの購入方法

「DANNER」の『FIELD』ですが、公式HPをはじめABCマートなど様々なショップで購入することが可能です。

近くの店で試着して買うのをおすすめしますが、できるだけ安く購入したいという場合には「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」がおすすめ。ポイント還元の分多少安く購入することが可能です。

コスパのいいブーツ2：「Dr.Martens」の『1460 8hole』

日本でも人気のワークブーツブランド「Dr.Martens(ドクターマーチン)」の『1460 8hole』も非常にコストパフォーマンスの高いブーツです。

なぜ、「Dr.Martens」『1460 8hole』のコスパがいいといえるか

まず、「ドクターマーチン」には“The Who”や“SEX PISTOLS”など名だたるアーティストに愛用されてきた歴史があります。その歴史が『1460 8hole』の場合には26,400円で体感できる。これは魅力的ではないでしょうか？

さらに、「ドクターマーチン」のブーツには自社製のオリジナルソール、「エアインソール」が搭載されています。これはソールの中に空気を閉じ込めた構造で、弾むような軽い履き心地が魅力。

それから特徴的な「イエローステッチ」。この個性も「ドクターマーチン」のだけの魅力のひとつ。プライスレスです。

さらにさらに、『1460 8hole』が26,400円というのは日本公式サイトでの話。「ドクターマーチン」は並行輸入が割安で、『1460 8hole』の場合、執筆時の値段で18,000円程度で購入が可能です。

「Dr.Martens」『1460 8hole』おすすめの購入方法

おすすめの購入方法ですが、割安な並行輸入品を狙って大手の通販サイトを利用して購入してみてください。

ここでいう大手とは「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」のことです。大手通販サイトでは偽物の販売などを厳しく規制しており、事業者が偽物を出品するメリットがなくなっています。そのため安心して購入することができるのです。

• Z-CRAFT
• SNEAK ONLINESHOP

逆に、フリマアプリやオークションでは偽物が混じっている可能性もあるので、あまりおすすめできません。

コスパのいいブーツ3：「Jalan Sriwijaya」の『 99044』

日本でもジワジワとメジャーになりつつある「Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)」。どのブーツもコスパに優れていますが、『99044』は筆者が実際に購入し、値段対品質の差に驚いたモデルです。

なぜ、「Jalan Sriwijaya」『 99044』のコスパがいいといえるか

なぜ、「ジャランスリウァヤ」の『99044』のコスパが優れているのか、それはこのブランドが得意としている製法にあります。

「ジャランスリウァヤ」が得意としている製法が“ハンドソーンウェルテッド製法”。これは現在の革靴で一般的に使われているグッドイヤーウェルテッド製法の元になった製法です。

簡潔に言えば、ほぼ全てを手作業で行う“ハンドソーンウェルテッド製法”に対し、それをできる限り機械化した製法が“グッドイヤーウェルテッド製法”。普通は10万円を超えるような超高級革靴に使われる贅沢な製法です。

その柔らかな歩き心地を半額以下で楽しめるのは破格。そして紹介する『99044』はチェルシーブーツタイプなのでフォーマルからカジュアルまで合わせることができるので、特にパフォーマンスが高いということができるでしょう。

「Jalan Sriwijaya」『 99044』おすすめの購入方法

「ジャランスリウァヤ」」はユナイテッドアローズ系列など有名セレクトショップで販売されているほか、公式HPも構えています。

コスパのいいブーツ4：「Tricker’s」の『STOW or MALTON』

最後に紹介するのは「Tricker’s(トリッカーズ)」のカントリーブーツである『STOW(ストウ)』or『MALTON(モールトン)』。名前は異なりますが、ほぼ同モデルと考えていただいて大丈夫です。

なぜ、「Tricker’s」『STOW or MALTON』のコスパがいいといえるか

「トリッカーズ」はイギリス最古の革靴ブランドです。そして、チャールズ皇太子が愛し、英国王室御用達の証でもある“ロイヤルワラント”を持つ歴史あるブランド。そして『ストウ』と『モールトン』はいずれも「トリッカーズ」の定番アイテムとなっているのです。

ロマン溢れるアイテムなのは間違いありませんが、「トリッカーズ」の問題は値段。『ストウ』と『モールトン』は10万円を超える値段です。しかし、並行輸入を見てみるとビックリ。

並行輸入の場合には、『ストウ』と『モールトン』いずれも半額近い5万円台で購入することが可能です。

確かに、ここまで紹介してきたブランドの中ではダントツで高いのですが、購入することで手に入る所有感は何物にも変え難いもの。

「Tricker’s」『STOW or MALTON』おすすめの購入方法

「トリッカーズ」の購入は「楽天市場」または「yahoo!ショッピング」がおすすめ。並行輸入品が販売されているからです。「ドクターマーチン」の時にお話ししたのと同じ理由でフリマやオークションはあまりおすすめしません。

最もコスパがいいのは、好きなブーツを長く履くことと心得よ！

• DANNER(ダナー)：FIELD(フィールド)
• Dr.Martens(ドクターマーチン)：1460 8hole
• Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)：99044
• Tricker’s(トリッカーズ)：STOW(ストウ) or MALTON(モールトン)