普通のブーツに飽きてしまった皆さん、または変わったものが好きな皆さん。
今回紹介したいのは、「えっ、そのブランドからブーツが出てるの!?」と驚くような変わり種ブーツ。
調べてみるとブーツからはかけ離れて思えるようなブランドから面白いブーツが発売されていたりします。
そんな変わり種ブーツをご紹介していきましょう。
【えっ、そのブランドから!?】注目の変わり種ブーツを3つ紹介
さて、今回は「そのブランドからブーツ!?」という意外な組み合わせなブーツを3つご紹介。
事前に下見をしまして、筆者的にもこれは面白いなと感じたアイテムです。
また、性能やスペックについても適当に選んだわけではなく、1人のブーツ好きとして“これならブーツといって差し支えないだろう”というものを選んでみました。
変わり種ブーツとはいえ、しっかり履けるものを選びました
今回、ブーツを選んだ時にチェックした項目について少しお話ししていきましょう。
筆者的には“ブーツとはメンテナンスをしながら長く愛用できるもの”が理想だと思っています。
素材は天然皮革、綺麗に長く履けるブーツです
今回セレクトした変わり種ブーツですが、アッパーの素材に天然皮革が使われているものを選びました。
フェイクレザーだとどうしても寿命は短くなりますし、メンテナンスして長く綺麗に履くことができないからです。
また、アッパー以外にもソールやインソールなど手を抜いていないなと思えるものを選びました。
餅は餅屋、靴は靴屋に
結局のところ“餅は餅屋に”なのです。歩きにくい靴だとストレスが溜まりますし、怪我の原因にも。
今回選んだブーツは、どれも「靴関連の企業」が販売している変わり種ブーツです。一定以上の歩きやすさはあるでしょうし、むしろ普通のブーツより歩きやすいのではないかと思えるものもあったりします。
Onitsuka Tiger:MEXICO RINKAN
ブランド | Onitsuka Tiger |
アイテム名 | MEXICO RINKAN |
アッパー | 天然皮革(エナメルレザー) |
インソール | OthoLite |
アウターソール | ゴム底(ラバー) |
値段 | ¥15,950 |
オニツカタイガーのエッセンシャルが詰まったブーツ
Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)は1949年に創業した日本のブランド。アシックス傘下なこともあり、もしかすると運動靴のイメージが強いブランドかもしれません。
しかし、オニツカタイガーからは「MEXICO RINKAN」という面白いブーツが。デザインを見てみるとアシックスを知っている方ならきっと面白いと感じるはず。
“色々なアーカイブのエッセンスを再構築した”と公式がいうだけあって、他にないアシックスにしかできないデザインです。
オニツカタイガーのスニーカーより、ちょっとだけ高め
MEXICO RINKANの値段はどのモデルも概ね1万5千円代。オニツカタイガーのスニーカーだと1万円代前半で購入できるものがもあるので少しだけ高めの値段設定。しかし、天然皮革が使われていますし、ハイカットになったと考えても値段の上昇は最低限に抑えられているのではないでしょうか。
そもそも1万5千円はブーツとしては格安の部類。見た目の好みにはよりますが、十分納得できる価格ではないでしょうか。
なかなかみない、変わった色味のブーツも
「MEXICO RINKAN」のカラーは結構攻めています。
エナメル素材もあれば、スエード素材も。そしてマスタードカラーなど結構攻めているなぁというカラーも。このマスタードはティンバーランドくらいでしか見ない色味では!?
そしてグリーン。ミリタリー感漂ういい色味。しかし、これもブーツであまり見ないカラー。
BIRKENSTOCK:Jackson
ブランド | BIRKENSTOCK |
アイテム名 | JackSon |
アッパー | 天然皮革(オイルドヌバックレザー) |
インソール | スムースレザー |
アウターソール | ゴム底(合成素材製軽量ソール) |
値段 | ¥31,900 |
サンダルで有名なBIRKENSTOCKからブーツが
BIRKENSTOCK(ビルケンシュトック)といったらサンダル!でも最近ではブーツも手がけています。
筆者的におすすめなのは上に写真を使っているJackSon。オーソドックスなマウンテンブーツライクデザインでファッションに合わせやすい形に仕上がっています。
BIRKENSTOCKお得意のインソールマジックはブーツにも健在
歩きやすさは保証されたようなもの。ビルケンシュトックのサンダルの特徴は「フットベット」と呼ばれるインソール。土踏まずに合わせて膨らんだアーチ型のインソールで抜群のフィット感をもたらしてくれます。
ブーツだけどしっかりビルケンシュトックらしい歩き心地に仕上がっているところはさすが!
種類色々、でもどこかBIRKENSTOCKらしい見た目
紹介したJackson以外にも色々なモデルがラインアップしています。どのモデルもどこかビルケンシュトックらしい独特な空気感。
男性ならアウトドア系のファッションに合わせやすいでしょうし、女性ならナチュラル系のファッションにも取り入れることができそう。
converse:LONGLIFE
ブランド | converse |
アイテム名 | SUEDE ALL STAR LONGLIFE HI |
アッパー | 天然皮革(スエード) |
インソール | OthoLite |
アウターソール | VIBRAM CHRISTY NEWFLEX(ラバー) |
値段 | ¥28,600 |
スニーカーの王道コンバースの“ロングライフ”モデル
スニーカーの王道converse(コンバース)にもブーツがあるのをご存知でしょうか。その名も“ロングライフ”。
見た目は普通のコンバースっぽい?しかし、近くで見れば見るほどブーツな一足。
アッパーは起毛した革でコンバースのパッチもレザー製。“ロングライフ”という名前の通りメンテナンスをしっかりしてやれば非常に息の長いモデルなのです。
見た目はスニーカー、でも素材はブーツ?
パッと見たカンジスニーカー。でもソールを見てみるとビブラムソールが採用されています。本格ブーツでも採用されるビブラムソール。そこまでミゾの深いものではありませんが、普段使いにも申し分ないでしょう。
そして通常のコンバースとは違い、ソールの張り替えにも対応!
アッパーだけでなく、ライニングもリアルレザーが使用されています。“いかにコンバースの見た目を維持しつつ長く履けるようにするか”を徹底して考えているのが伝わりますね。
ブーツとはいえ、“合わせ方はコンバースのまま”なのがミソ
このブーツのメリットがあくまで見た目はほぼコンバースオールスターなところ。見た目がコンバースなので乱暴にいえば何にでも合うし、それでいてどんどん経年変化していく。
変わり種ブーツに目を向けてみるのも面白いかも
ブーツとしてマイナーなブランドから発売されているブーツは、どれもブランド独自の工夫が施されていて面白い。
面白さだけでいえばメジャーブランドの比ではないかもしれません。
たまには意外なブランドの変わり種ブーツに目を向けてみるのもアリなのではないでしょうか。