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【解説】ナイキ エアマックス 1の全て:エアマックスの誕生と進化

エアマックス 1とはいったいどんなスニーカーなのか。

 

多くの人々に愛され、長年にわたってスニーカー界のアイコンとして君臨してきたエアマックス 1について、本記事では詳しく紹介していきます。その起源やデザイン、テクノロジー、デザインの多様性、そしてエアマックス 1の持つ影響力に焦点を当て、その魅力を探っていきましょう。

 

 

エアマックス 1の起源とデザイン

Nike Tailwind。エアクッションを確認できる窓はまだなかった(https://www.nike.com/jp/launch)

ナイキのエアマックスについてお話しする前に、このスニーカーにも触れておくことにします。その名はNike Tailwind(ナイキ・テールウィンドゥ)。エアマックスのようなエアクッションの見えるソールはありませんが、ナイキ初のエアクッション搭載スニーカーとして産声を上げました。しかし、この頃はまだランニングシューズとしての用途が多く、ファッションアイテムとしての認知は低かったようです。

 

その後発売されたエアマックス 1シリーズ。今ではナイキを代表するエアマックスシリーズですが、そのファーストモデルがコレ。スニーカーに革新を起こした、歴史的にも意味のあるスニーカーです。

 

 

エアマックス 1が築いた、新たなスニーカーの概念

エアマックス 1は、1986年にナイキから初めて発売された革新的なスニーカーです。このスニーカーは、エアユニットという革新的なテクノロジーを初めて採用したことで大きな注目を浴びました。

 

エアユニットはミッドソールに可視化され、優れたクッショニングと快適性を提供しました。そして何より、Nike Tailwindでは見えなかったエアユニットが可視化されたインパクトは計り知れません。

 

Franklin Rudy(https://sneakerhistory.com/より)

このエアクッションのテクノロジーは1960年代末、航空宇宙エンジニアのFranklin Rudy(フランクリン・ルディ)によって開発されました。そしてそれとデザインを組み合わせたのがTinker Hatfield(ティンカー・ハットフィールド)という人物。

この2人がいなければナイキ エアマックス 1はおろかエアマックスシリーズは存在していなかったでしょう。

 

 

快適さとスタイルを兼ね備えたデザイン

Tinker Hatfield(http://www.shoesmaster.jpより)

初代エアマックス 1はTinker Hatfield(ティンカー・ハットフィールド)によってデザインされ、シンプルでありながらも斬新なデザインが特徴となっています。

 

パリにあるポンピドゥ・センター

ティンカー・ハットフィールドは建築にルーツを持つ人物です。彼はパリの有名な建築“ポンピドゥ・センター”からインスピレーションを受けてこのデザインを考えついたそうです。ポンピドゥ・センターは部屋やエスカレーター、階段などビルの内部がガラス張りで外から丸見え。そこからクッション用のエアユニットをあえて外に見せるアイデアを思いつきました。

 

その象徴的なデザインは、後のスニーカーにも大きな影響を与えました。エアマックスシリーズが現代まで脈々とシリーズ展開され続けているのがその証拠です。

 

 

エアマックス 1に使われたテクノロジーとその進化

ナイキはスニーカーのソールの中に空気を閉じ込めるた“エアクッション”をはじめ、それまでどのスニーカーブランドも実践してこなかったテクノロジーを積極的にプロダクトに落とし込んでいます。

エアマックス 1に採用されたテクノロジーを振り返り、その進化についてここでは見ていきましょう。

 

 

エアマックス 1の最大の特徴となった革新的テクノロジー

エアマックス 1の最も特徴的な要素は、“ビジブルエア”と呼ばれるテクノロジー。航空宇宙エンジニアのFranklin Rudy(フランクリン・ルディ)がナイキに持ち込んだ、足の負担を少なくするための技術です。

 

従来のスニーカーでは見えなかったエアユニットが、エアマックス 1ではミッドソールに透明な窓を設けることで可視化されました。これにより、履いている人や周囲の人々がエアユニットの存在を確認することができるようになっています。

この革新的なデザインがエアマックス 1の象徴であり、その後のエアマックスにも引き継がれる特徴になっています。

 

 

エアマックス 1の系譜と進化の歴史

エアマックス97。このモデルではほぼソール全体がエアクッションに

エアマックス 1の時代から、エアマックスは進化し続け、最新のテクノロジーが取り入れられたモデルも多く登場しています。例えば、フライニット素材やエアヴェイパーマックスのような新しいクッショニングシステムなど、常にエアマックスは変化しています。

 

エアマックスの進化に終わりはなく、こうしている今もナイキはきっと新しいエアマックスの開発を続けていることでしょう。

エアマックスの歴史を知る

ナイキを代表するスニーカーシリーズ、AIR MAX(エアマックス)。空気が入ったソールが特徴的なこのスニーカーは1987年に登場。 瞬く間に人気となり、日本でも社会現象になりました。   今回はそんなナイキ エアマックスの歴[…]

 

 

 

エアマックス 1のカラーバリエーションと限定モデル

エアマックス 1といえばこのカラーをイメージする方も多いのではないだろうか

エアマックス 1が発売されたのは1987年。しかし、人気モデルであるエアマックス 1は今でもナイキから新作が発表されています。

ここではそのカラーリングや限定モデルについてお話ししていきましょう。

 

 

エアマックス 1の豊富なカラーバリエーション

エアマックス 1はそのデザインやカラーが豊富である事でも知られています。ナイキはさまざまなカラーを用いてエアマックス 1を展開しており、個々のスタイルや好みに合わせて選ぶことができます。

 

クラシックなホワイトとレッド、モノトーンのブラック、柄物の変わったものまで、無数のカラーバリエーションが存在します。どれを選ぶかはあなた次第。ハイテクスニーカーの元祖たるエアマックスは、今では“クラシカル”なデザインでどんなファッションにも合わせることができます。

 

 

限定モデルや復刻モデルも豊富

「ナイキ エア マックス 1 ’86 プレミアム」。マッドガードをプラスした復刻モデル

また、コラボレーションや限定版モデルも多く登場しており、コレクターにとっては特に魅力的な存在です。エアマックス 1のカラーの豊富さは、それ自体がエアマックス 1の魅力の一つといえるでしょう。

 

 

エアマックス 1の影響力

エアマックス 1がスニーカー業界とファッション業界にもたらした影響は計り知れません。“スニーカー”というものの存在を一変したのがこのエアマックス 1なのです。

 

 

スニーカーカルチャーへの影響:エアマックス 1が生み出したトレンド

エアマックス 1はスニーカーカルチャーに大きな影響を与えました。その革新的なデザインと快適さは、他のスニーカーブランドにも大きな影響を与えました。

エアマックス 1が登場した当初、スニーカーは主に“スポーツ用途に使用されるもの”という認識でしたが、エアマックス 1の存在によってスニーカーはファッションアイテムとしての地位を確立しました。

 

 

ファッションとの融合:エアマックス 1のスポーティな魅力がファッション界にも

エアマックス 1の登場により、スポーティな要素とファッションの融合が進み、スニーカーは日常のスタイルに欠かせない存在となりました。さらに、エアマックス 1の人気はエアマックス90やエアマックス95などとシリーズと世代を超えて続き、新たなスニーカーヘッズを生み出し続けています。

 

 

まとめ:進化し続けるアイコンエアマックス 1の不朽の魅力

エアマックス 1は、過去から現在までスニーカー界のアイコンとしてその地位を築き上げてきました。

革新的なテクノロジーやデザインの多様性、そしてスニーカーカルチャーへの大きな影響によって、今でも多くの人々の心を魅了し続けています。今後もエアマックスシリーズは進化し続け、新たな魅力を生み出していくことでしょう。しかし、その人気の裏にはエアマックス 1の存在があったことを忘れてはなりません。

エアマックス 1は時代を超えて“エアマックス”シリーズの源流がどんなものであったのか知らせる、不朽の名作です。

 

もちろん、エアマックス 1は今でもNIKEのラインアップに存在し、好きなカラーのモデルを購入することができます。ぜひ、あなたのスニーカーのラインアップにエアマックス 1を加えてみてはいかがでしょうか。