今回、人生で初めてDANNER(ダナー)のブーツを購入しました。
今回はこれからDANNER FIELDを購入する方に向けて、そのレビューをしていきたいと思います。
DANNERのFIELD(フィールド)のレビュー。なぜライトを選ばなかったかも
初めてのダナーは「フィールド」でした。実はアウトレットで出会いまして、通常よりも少しだけ安く購入できました!
緑色の箱を開けると、レザーとファブリックの切り返しが特徴的なFIELD(フィールド)が見えます。一目でダナーだとわかる、この特徴的なルックスがたまりません。
DANNER FIELD(ダナー フィールド)とは?
それではまず、ダナーのフィールドがどんなブーツなのか解説していきましょう。
DANNER(ダナー)はアメリカのブーツブランド
DANNER(ダナー)は1932年にアメリカで誕生したブランドです。実は私、ブーツにそれほど詳しくない頃DANNERはフランスのブランドかと思っていました。なんだかパラーブーツに雰囲気が似ている気がして。
ダナーといえばブーツに最新のテクノロジーを取り入れるのが上手いブランドです。ゴアテックスを採用したブーツを世界で初めて生み出した話は有名です。ですが、アメリカ国内で初めてイタリアからビブラムソールを輸入したのもDANNERなんです。
DANNER FIELD(ダナー フィールド)のスペック
ブランド | DANNER(ダナー) |
モデル | FIELD(フィールド) |
値段 | 31,900円 |
カラー |
BLACK D.BROWN/BEIGE TAN/D.BROWN N.WHEAT/BEIGE |
その他 | フルグレインウォータープルーフレザー、GORE-TEX®、VIBRAM®クレッターリフト、Ortholite®インソール、ソール交換可能 |
そして今回レビューするDANNER FIELD(フィールド)のスペックがこちら。カラーは4色展開。ゴアテックスを搭載し、防水性の高いレザーを採用しているので水は靴の中に入ってきませんが湿気は外に逃す構造です。
DANNERのFIELD(フィールド)のレビュー
ここからはDANNER FIELDの本格的なレビューをしていきます。
DANNERフィールド特有のレザーとファブリックの切り返しに惚れた
ダナー フィールドはレザーとファブリックが混合しているデザインです。アッパーは主にレザーですが、側面は面積の多くがファブリック素材になっていて他のブーツには見られない独特なデザインになっています。
DANNERの快適性能の高さは話に聞いていた通り
DANNERといえば快適性能の高さ。ブーツに最新の素材を採用していますし、ブーツ以外にも意外かもしれませんがリカバリーサンダルなんかも手がけています。フィールドも非常に履き心地がよかったです。
まず、履き口が柔らかくて足を包み込んでくれるよう。ライニングにはゴアテックスが採用されていて、レザーが足に当たらない構造になっておりファブリックが優しく包み込んでくれます。
ソールにはビブラムソールが使われているのでグリップ力も抜群です。私は東北に住んでいるので購入した後すぐに雪道をでフィールドを履く機会に恵まれました。水が染み込んでこないのは当たり前で、雪道でもグリップ力が失われず全く怖くなかったのが印象的です。
ゴアテックスの恩恵は正直そこまで感じなかった
ただ、残念だったのはゴアテックスの恩恵は普通にブーツを履いているくらいでは感じられなかったこと。
おそらく1日中ブーツを履くようなことがあればゴアテックスの防水透湿性能を感じられるんでしょうが、半日程度ではその性能の高さはイマイチ感じられませんでした。
デザインや素材感などDANNER FIELDの全体を通して3万円強という金額感は納得ができるものですし、むしろ安いと感じました。ゴアテックスの恩恵をあまり感じられなくてもです。
なぜ、LIGHT(ライト)ではなくFIELD(フィールド)にしたのか
実は今回、店頭でDANNER FIELDとLIGHTを比較してから購入しました。おそらく購入するのはFIELDだろうなと思っていたのですが、実際に見て履き比べてやはり自分にはFIELDがあっているだろうなと思ったんです。
自分が求める快適性能ではフィールドが勝っていた
例えば、フィールドの場合には靴紐は全てシューホールに通すようになっています。一方、ライトではシューホールの上の方がフックに交換されています。このメリットは何かというと、シューホールよりもフックの方が素早く靴紐を緩めたり逆に閉じたりできます。
一方、インソールに注目するとフィールドにはライトよりも高性能な「Ortholiteインソール」が採用されています。フィールドとライトを履き比べるとOrtholiteインソールを採用しているフィールドの方がクッション性が高いように感じました。
私の場合にはアウトドアブーツでもタウンユースが基本です。別にシューフックの必要性はないですし、インソールはクッション性がある方がありがたいです(クッション性がある=どんな場面でも優れるわけではない)。
- タウンユース = ダナー フィールド
- アウトドアユース = ダナー ライト
ダナー ライトよりフィールドの方がスタイリッシュに見えた
via:DANNER
via:DANNER
よく見比べてみると、ダナー ライトの方がフィールドよりもノーズが短いのがわかるでしょうか。このせいでダナー フィールドの方がスタイリッシュに見えるんです。
コストパフォーマンスで圧倒的にフィールドが勝つ
値段も大切!ダナー ライトの値段が74,800円なのに対して、ダナー フィールドの値段は31,900円です。
【どっちも良い】ダナー ライトとフィールドは好みで選ぼう
とはいえ、DANNER FIELDもLIGHTも良いブーツであるのには変わりありません。あくまでも私の履き方の場合には“LIGHT”は必要ないと判断しただけです。
ロゴの入り方やタグ、生産地など“FIELD”と“LIGHT”では異なるディティールも多くあります。
DANNER FIELD(ダナー フィールド)の最終的なレビュー
DANNER FIELD(ダナー フィールド)ですが、購入してすごく満足です。フィールドのデザインは他のブランドでは作れないでしょうし、ダナーにしかできない特別感があります。