今回はナイキのAIR JORDAN3(エアジョーダン3)を解説。
この記事を読めばどんなモデルで、どんなふうに誕生したのかがわかります!
ナイキ エアジョーダン3とは?
「AIR JORDAN 3(エアジョーダン3)」は1985年に誕生したエアジョーダン1から数えて3台目のモデル。
発売は1988年で、ナイキのエアマックスの産みの親、ティンカーハットフィールドがデザインしたモデルです。
ナイキ エアジョーダン3はなぜ誕生したのか
マイケルジョーダンへさらに優れた性能のバスケットボールシューズを届けたいというナイキの思いはもちろん、それにはさまざまな理由がありました。
販売数が落ち込んだAIR JORDAN 2
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1985年のエアジョーダン1はそれまでのバスケットボールシューズのあり方に大きな影響を与えました。
しかし、続くエアジョーダン2の人気はエアジョーダン1ほど高くはなく販売に苦戦していました。
天才デザイナー、ティンカーハットフィールド
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そこで新しくエアジョーダンをデザインしたのがエアマックスを世に送り出した「ティンカーハットフィールド」です。
結果、エアジョーダン3はそれまでのスニーカーのどれとも異なる独自のルックスを持つスニーカーとなりました。
1988年エアジョーダン3誕生
マイケルジョーダンの姿を模したジャンプマンロゴ、そしてエアマックス譲りのビジブルエア。
これを履いたマイケルジョーダンはNBAで活躍し、エアジョーダン3はジョーダン1ほどの販売数とはなりませんでしたが、ジョーダン3を発展させたエアジョーダン4は爆発的なヒットを果たします。
エアジョーダン3の特徴を解説
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では、ここでAIR JORDAN 3の特徴について詳しく見ていきましょう。
エアジョーダン2から大きく変わったデザイン
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エアジョーダン2は高級イタリアンレザーをアッパーに使い、生産もイタリアで行われるなどバスケットボールシューズとは思えないようなエレガントなシューズでした。
しかし、エアジョーダン3はその路線からは外れ、マイケルジョーダンのプレイにふさわしい攻撃的で革新的なデザインとなりました。
“ジャンプマンロゴ”&“ビジブルエア”を起用
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まずはジャンプマンロゴです。これはマイケルジョーダンがダンクをする姿が元となっており、以降のエアジョーダンでも多く採用されることになります。
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上の画像の右下に見えるのがエアマックスと同様のビジブルエア。
スニーカーの内部構造を見せるというアイデアはジョーダン3のデザイナーであるティンカーハットフィールドがエアマックスに取り入れたものであり、その意匠がエアジョーダン3にも取り入れられています。
エアジョーダン3といえばエレファント柄
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エアジョーダン3には次に発売されるエアジョーダン4にも見られる“エレファント柄”の装飾が用いられました。
この柄はファンからの人気が高く、この柄を取り入れたエアジョーダン1なども後に誕生しています。
エアジョーダン3のオリジナルカラー
AIR JPRDAN 3が誕生した1988年、発売されたオリジナルカラーは全部で4色でした。
AIRJORDAN 3(エアジョーダン3):ホワイトセメント
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全体をホワイトのレザーで覆ったエアジョーダン3の「ホワイトセメント」。エレファントレザーと赤のシューホールがアクセントになっている人気の高いモデルです。
AIRJORDAN 3(エアジョーダン3):ブラックセメント
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ブラックのレザーでアッパーを覆ったエアジョーダン3「ブラックセメント」。エレファントレザーと赤のシューホール、ジャンプマンロゴがアクセントになっています。ジョーダン1のブレッドを思わせるカラーリングです。
AIRJORDAN 3(エアジョーダン3):ファイヤーレッド
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アッパーのカラーはホワイト、サイドパネルなどにレッドの面積を増やしたのがエアジョーダン3「ファイヤーレッド」です。
ジョーダン1に設定されていたシカゴカラーに近いカラーリングで復刻も多い非常に人気の高いモデルです。
AIRJORDAN 3(エアジョーダン3):トゥルーブルー
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ホワイトレザーにブルーの差し色が映える「トゥルーブルー」のエアジョーダン3です。黒白赤のミックスが多いエアジョーダン3においてこのカラーリングは紅一点。復刻も多いモデルです。
似ているエアジョーダン3とエアジョーダン4
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エアジョーダン3とエアジョーダン4はどことなく雰囲気が似たデザインです。
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エアジョーダン1の成功の後、販売に苦戦したジョーダン2とジョーダン3ですが、エアジョーダン3のデザインをもとに機能を強化したジョーダン4でマイケルジョーダンは大活躍。
NBAの歴史に残るプレイ、”The Shot”を生み出すなどします。その活躍に後押しされるようにジョーダン4の売り上げは大きくなっていきました。
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現代のエアジョーダン3の評価
先代のエアジョーダン1や弟分であるエアジョーダン4に比べると、当時のエアジョーダン3の人気は低かったといわざるをえません。
ジョーダン4へと通じるデザインコンセプトはそのほとんどが3から受け継がれたものですし、この一足がなければマイケルジョーダンはナイキを離れていた可能性すらあるのです。ティンカーハットフィールドが初めて担当したジョーダンというのも人気の理由でしょう!
まとめ:エアジョーダン3とは?この記事を読めば全てわかります
今回はエアジョーダン3について紹介してきました。
エアジョーダン3はのちのエアジョーダンシリーズに繋がるさまざまな要素を持ったスニーカーです。ナイキの歴史に残る大きな意味を持つ一足だと思います。
今後もエアジョーダン3の人気は続くでしょうし、復刻モデルなど新しいモデルの発売もあると思います。
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