ユニクロじゃダメなんです。
無印のボタンダウンシャツじゃなきゃ。
たかがシャツだけど、よく着るアイテムだからこそちょっとこだわりたいんです。ワードローブに無印の”洗いざらしオックスボタンダウンシャツ”は必須!私がそう考えている理由をユニクロのオックスフォードシャツと比較したりしながら話していきたいと思います。
ワードローブから絶対に外せない無印のオックスボタンダウンシャツ
みなさんには「絶対にワードローブから外せないんだ!」というアイテムはあるでしょうか。私の中では無印良品の「洗いざらしオックスボタンダウンシャツ」がまさしく当てはまります。これでいったい何着目でしょう。特に白のシャツは何度も何度も買い足しています。
今回購入したのは、”白”と”ライトグレー”そして初めて購入した”ブラウン”の3色です。きちんと数は数えていませんが、10着以上はリピ買いをしているはずです。シャツは消耗品だと思っているので、あまり高いものは買ってきませんでした。この無印の”オックスボタンダウンシャツ”に出会うまではユニクロの”オックスフォードシャツ”を購入していましたが、今では購入するのは無印良品のものばかり。なぜ無印のものばかり購入するのかも含めてこのオックスボタンダウンシャツの魅力をお伝えできればと思います。
無印のボタンダウンシャツは裾が長すぎないのがイイ
ユニクロの悪口を言うわけではありませんが、オックスフォードシャツについては完全に無印の勝利です。圧勝です。なぜ、私がそう思っているのかというと一番は着丈の長さが関係しています。
ユニクロのボタンダウンシャツは着心地も製法も全く安さを感じさせないですし、無印の良いライバルだと思います。ただ、一点だけ使いにくい点があります。それは着丈が長すぎるんです。ユニクロのシャツ全般にいえることですが、裾が長いためビジネスの場面などタックインで着るのなら問題ないのですが、そのまま着るとなんだか不恰好なんです。
ユニクロ公式HPより
それに後ろから見た時に変に効いたラウンドも少し気になってしまいます。ユニクロのオックスフォードシャツの場合には、きっとタックインして使うことも考えているんだと思います。販売サイトの写真にもタックインしたものが使われているくらいです。しかし、ビジネス以外の面では使いにくくなってしまっているのが玉に瑕。その点、無印のオックスボタンダウンシャツは裾を出して着場面もしっかりと考えられているなと感じます。
無印良品公式HPより
無印のオックスフォードボタンダウンシャツはユニクロに比べるとラウンドも控え目です。モデルもシャツを外に出して着ていますね。このとき注目して欲しいのはパンツのポケットの位置です。シャツを着たままポケットに手を入れています。ユニクロのオックスフォードシャツの場合には着丈が長いためシャツをめくらなければポケットに手が入りません。ワードローブ的に着るならやっぱり無印に軍配が上がります。
無印はボタンダウンシャツが”1枚で様になるように”作っている
ユニクロ公式HPより
上の画像はユニクロのオックスフォードシャツの写真です。なんの変哲もない写真に見えるかもしれませんが、無印のものと見比べてみると大きな違いに気がつくと思います。下の写真と見比べてみてください。
無印良品公式HPより
こちらは無印良品のオックスフォードボタンダウンシャツ。違いをお気づきでしょうか。
前身頃と後身頃の間に三角形の布があるのがわかると思います。これは”ガジェット”などと呼ばれるディティール。この部分からシャツが避けてしまわないように補強する目的でつけられています。しかし、それ以前にこのガジェットがあるのとないのではサイドからの見た目が全く変わってきます。こういった凝ったディティールがあることで、1枚で着ても様になるように作られています。
また、背部はセンターボックス仕様になっており、ループがついています。これはユニクロのオックスフォードシャツにもみられるものですが、手を抜かずに作られていることがわかります。
ボタンダウンシャツの素材は綿(コットン)100%
無印のオックスフォードボタンダウンシャツの素材は綿100%です。コットン100%のシャツは柔らかくとても着心地がいいのが特徴です。さらに吸水性と通気生にも優れています。少し汗をかいたとしてもシャツが水分を吸収し外に発散させてくれます。そのため季節を問わずに着用することができるのです。
さらにさらに、綿の特徴として耐熱性が挙げられます。火には弱いですが、熱には強くミトンにも使われているくらいです。この特徴からアイロンがけであまり手間がかからないのが良いところ。日々のワードローブには最適です。
丈夫で、発色も良くて、クタッとしても格好いい
ワードローブに欠かせない要素の1つは長く付き合えるかどうか。無印のオックスボタンダウンシャツは丈夫で発色も良くて、着古してクタッとしてきても味になるのです。
白のボタンダウンシャツは着れば着るほど格好良くなる
これは白のシャツを生地感がわかるようにカメラを近づけて撮影した写真です。目が詰まったしっかりとした生地でボタンも安っぽくありません。ボタンに関してはユニクロの方が貝ボタンに近い見た目で高級感があります。しかし、無印だって必要十分!十分高見えすると思います。白は着古してクタッとした時にとても味が出ます。白シャツの運命で、肌が当たる部分に皮脂の汚れがだんだんとついてしまいます。その汚れのせいで買い換えるのですが、これがなければ擦り切れるまで着たくなるくらいには味が出てきます。
ライトグレーのボタンダウンシャツは発色が綺麗
ライトグレーのボタンダウンシャツは縦糸と横糸で異なる色の糸で織られているのが特徴です。白よりもしっかりと目が詰まっている生地の風合いがわかりやすいですね。以前私が購入した、”ライトブルー”の”洗いざらしオックスボタンダウンシャツ”もこのような生地感でした。このタイプのオックスボタンダウンシャツは汚れも目立ちにくくて日常着に最適。白のシャツはやっぱり汚れが目立ちますからTPOをわきまえなくてはなりません。でも、このシャツなら自然体で着ていられるのがいい!
経年変化が楽しみなブラウンのボタンダウンシャツ
そして初めて購入した”ブラウン”のボタンダウンシャツ。茶色のシャツを購入したこと自体が初めてで、着てみると新鮮な気分になりました。もうすぐ寒くなる時期(購入したのは10月の上旬)だったからなのもあるかもしれません。このシャツも丈夫で長持ちしてくれるとは思いますが、密かに楽しみにしていることがあります。
以前購入した同シャツの”ダークネイビー”は着込むうちにだんだんと生地が柔らかく色も薄くなって小慣れた雰囲気に経年変化しました。ジーンズも基本は綿100%ですし(あちらは占領がインディゴですが…)、同じ素材も着込むうちに若干のアタリのようなものが出てくるんだと思います。今は発色の良いブラウン。この色も好きですが、着込むうちに柔らかい茶色に育ってくれないかなと期待しています。
ワードローブなシャツには買いやすい価格が必須
ユニクロのボタンダウンシャツは2,189円なのに対し、無印のボタンダウンシャツは2,990円でした。ただ、無印週間などで1,990円で販売されることも多かったのでそういった時にまとめ買いをしていました。しかし、この度価格改定でこの”洗いざらしオックスボタンダウンシャツ”が1,990円に値下げされたのです。これでいつでも安く無印のボタンダウンシャツが購入できるではないですか!シャツは着る機会も多い分、買い換える頻度も多い洋服。ワードローブには買いやすい価格が必要です。
無印の”オックスボタンダウンシャツ”をぜひあなたのワードローブに
これからの時期、ライダースやデニムジャケットの中に着込むのもこの”オックスボタンダウンシャツ”。店に入ってアウターを脱いでも様になるディティールが気に入っています。私服のシャツはもうこれだけで良いんじゃないかってくらいヘビロテしています。
汚れたり破れたりしても、同じものをまた買える安心感も大きいです。みなさんもぜひ日々のワードローブの仲間に入れてやってください。きっと彼は良い働きをしてくれるはずですよ。
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