こんにちは、ブロガーのあかパンダ(@akapandablog)です。
今回は革靴のコバのケア方法について解説。
コバインキを実際に使いながら、その使い方について実際に解説します。
普段から靴磨きをする方でも、コバまで気にかける方は少ないのではないでしょうか。
コバインキの使い方は大きく分けて4つの工程。
特に難しい工程はありませんが、コバインキの効果は絶大です。
・コバインキの使い方を知りたい
初めてコバインキを革靴に使ってみる
靴磨きを始めたのは大学2年生の頃からなので、もう靴磨き歴は4年になります。
しかし、コバインキは今回が初体験。
なかなかソールのことまで気が回らないといいますか、ないがしろにしやすい部位かと思います。
丁度G.H.BASSのLOGANという革靴のコバが汚れてきまして、これはいい機会だということでコバインキを購入しました。
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“コバインキ”ってどんなもの?
コバインキとは革靴のコバ(ソール側面部分)に塗る塗料のこと。
革靴を履くうちにコバは色が抜けたり傷ついたりしてしまいます。
▲今回購入したのはBoot Blackのコバインキ
コバインキは革靴のコバを引き立たせる
コバインキを使うと革靴の印象がだいぶ変わります。
革靴の輪郭がハッキリとするので革靴全体が引き締まりまるで新品のような印象に変わるのです。
様々なメーカーからコバインキは発売されている
楽天市場より
今回購入したコバインキはBoot Blackのコバインキです。
Boot Black以外にもコバインキは発売されていて、COLUMBUSンゴ(コロンブス)やREGAL(リーガル)からも発売されています。
ただ、性能的に大きな違いはないようです。好きなデザインのものを購入しましょう。
コバインキには注意点も
革靴を手軽に綺麗に見せてくれるコバインキ。
しかし、コバインキには2つ知っておきたい注意点があります。
①コバインキは水溶性である
コバインキは水溶性のものがほとんどです。つまり、水で落ちてしまうということ。
雨の日などコバインキを塗ったままで歩いてしまうと色が抜けてしまいます。
この問題を解決するためにワックスを上から重ね塗りしてあげるようにしましょう。こうすることで雨の日に履いたとしても色が長持ちします。
②コバインキは薄く塗るのが重要
コバインキを厚く塗ってしまうと、歩く際にソールが屈曲した際にポロポロと落ちることも。
薄く薄く塗り広げてやることが重要です。
【実践】コバインキの使い方【簡単4ステップ】
綺麗にするのはG.H.BASSのローファー。
今回使用するコバインキの説明によると、使い方は以下の通りです。
- コバの汚れをローションで落とす(今回は面が荒れていたのでヤスリがけで代用)
- コバインキでコバを均一に塗る
- 完全に乾いたらシューポリッシュで磨く
ステップ0:必要に応じて革靴にマスキング
コバインキを塗る際、コバの面が乱れている場合には一度コバをヤスリで整えてやる必要があります。
この時、アッパーの部分を傷つけてしまうと大変です。
今回は特に行いませんでしたが、マスキングテープなどでマスキングをしてやることで安心してヤスリがけを行うことが可能です。
ステップ1:革靴のコバを紙やすりで整える
まずはヤスリがけでコバの面を整えていきます。
よく見るとコバは傷や凹みだらけ。
コバに凹凸がなくなってきたらヤスリがけは終了です。
ヤスリがけをしすぎてしまうと靴の寿命が縮んでしまうのでやりすぎには注意。
ステップ2:ブラッシングでコバの汚れを落とす
続いて、ブラッシングでヤスリがけで出た削りカスを落としていきます。
この後、コバインキを上から塗ります。
綺麗な平面に仕上げるためにも、しっかりとブラッシングで払うようにしましょう。
ステップ3:コバインキでコバに色を付ける
キャップの裏側に金属の棒が付いていて、先端にフェルトがくくりつけられています。
そのままではインキが垂れてしまうので、キャップの口でインキを落としてから使用します。
コバに塗る際はアッパー部分にコバインキが付かないように注意しましょう。
不安な場合はマスキングテープをこの工程まで付けておいても大丈夫です。
それから、フェルト部分を逆さ気味にして塗ることでコバインキが靴へ垂れるのを防ぐことができます。
開口部のフチでしっかりとコバインキを落としたつもりでしたが、思っていた以上にインキが残っていました。
多めにインキがついてしまったので、それを薄く塗り広げるようにコバを塗っていきました。
結果的に凹凸やホコリがつくようなこともなく、うまくコバインキを塗ることができました。
ステップ4:コバをポリッシュで磨き上げる
綺麗にしたコバを長く維持するために、ポリッシュを使って磨く必要があります。
コバインキは水性。油性のポリッシュでコーティングすることで美しさが長続きするようになります。
今回使用したのは鏡面磨き用に普段使っているKIWIのワックスです。
指に布を巻き、ポリッシュを取って塗り広げます。
最初は曇っていますが、塗り広げるとどんどんと輝きが増してきます。
余ったポリッシュはアッパー部分に付けて輝きを出してやりました。
写真からもアッパーに負けないくらいコバが輝いているのがわかると思います。
【Before→After】コバインキを塗った革靴はまるで新品
【コバインキを塗る前の写真】
コバインキを塗る前の状態が上の通りです。コバには傷がついていて、凸凹としています。
【コバインキを塗る前の写真】
凸凹しているだけではなくて、一部色がはげているようなところも見て取れます。
【コバインキ使用後の写真】
一方、こちらはコバインキを使用した後の写真です。コバの凹凸が消え、綺麗な光沢が見て取れます。
【コバインキ使用後の写真】
コバを後ろから見てみると特に印象が変わっていることに気づきます。
【コバインキ使用後の写真】
G.HwBASS全体を写した写真です。コバが美しく整っているので、一体感のある引き締まった印象になったと感じます。
コバでまさかここまで印象が変わるとは思っていませんでした。
コバインキを購入するなら
私が購入したのはBoot Blackのコバインキ。
他にも様々なメーカーからコバインキは発売されています。
あかパンダ 革靴が大好きなブロガー、あかパンダ(@akapandablog)です。 このブログでは革靴のメンテナンス方法を多く取り扱っています。 革靴のケアをする際に参考にしてもらいやすいよう、今まで解説してき[…]