こんにちは、ブロガーのあかパンダ(@akapandablog)です。
毎日のちょっとした習慣が、積もり積もって良いことに繋がったりします。
革靴の場合、ブラッシングがまさにそう。
家に帰った後革靴のブラッシングをするだけで、革靴の寿命が驚くくらい変わります。
30秒でできる正しいブラッシング方法
ブラッシングでなぜ革靴の寿命が伸びるのか
ブラッシングは革靴のメンテナンスの中でも基本中の基本。
革靴をきれいにする効果しかないと思われがちですが、実はものすごい効果を持っています。
- 革靴がきれいになる効果
- 革靴の栄養を維持する効果
- リペアのベストタイミングに気づける効果
注目して欲しいのは②と③の効果。
地味にすごい効果なんです。
ブラッシングの効果①:革靴がきれいになる
ブラッシングを行えば、革靴のアッパーにあるホコリや砂を払えますから革靴がきれいになります。
これが一般的に浸透しているブラッシングの効果です。
ブラッシングの効果②:栄養を維持する
革靴の栄養は主に油分。
アッパーについたホコリや砂は、アッパーから油分を奪ってしまうんです。
なので、履き終わった後にこまめなブラッシングをすることで、アッパーがきれいになり革靴の栄養不足が防げるというわけ。
栄養不足の革靴はひび割れなどが起こりやすく、寿命も短くなってしまいます。
ブラッシングの効果③:リペアのベストタイミングに気づける
革靴はどんなに大切に扱っていても、いつかはリペア(修理)が必要になります。
例:トップリフトの交換
革靴のヒールは、ソールの上に貼られたヒールリフトとさらにその上に貼られたトップリフトというように3層構造になっています。
地面に触れるトップリフトの交換は安価ですが、ヒールリフトまですり減ってしまうと修理費用は高額になってしまいます。
ブラッシングを習慣にすると、革靴の細部に目を通すようになります。
革靴の変化に気づきやすくなるので、修理の適切なタイミングに気づきやすくなるのです。
30秒でできるブラッシングの具体的な方法について
30秒でできるくらい簡単な方法なだけあってブラシで靴のホコリを払うだけなんですが、私が気にかけているポイントがいくつかあります。
用意するアイテムは「馬毛ブラシ」だけ
用意するメンテナンス用品は革靴用の「馬毛ブラシ」のみです。
私はブラッシングを家に帰ってすぐ行えるよう、玄関にブラシを常備しています。
玄関で革靴を脱いだらすぐにブラッシング
玄関で革靴を脱いだらすぐにブラッシングを行います。
ブラシを手に持って、シャッシャッと左右に動かしながらブラッシングを行います。
ブラッシングしながら革靴の状態をチェック
こんにちは、ブロガーのあかパンダ(@akapandablog)です。 人間は不調を感じたら病院に行きますよね。革靴も不調が出てきたらリペア(修理)に出すわけです。 人間と違うのは、状態をきちんとチェックしないと修理が必要[…]
修理が必要かどうかの見極め方は上の記事をどうぞ。
ブラッシングが無事に終わったら
1日履いた革靴は湿気がこもっています。風通しの良いところに置いておくのがベストです。
これでブラッシングは無事に終了です。
【おまけ】あと一手間かければもっと革靴の寿命は伸びる
もし、さらに30秒だけ時間をかけてもいいのなら、履き終わった靴にシューツリーを入れるのがおすすめです。
木材のシューツリーは靴の内部にある湿気を吸い取ってくれる効果があります。
他にも革靴の履きジワを伸ばし、型崩れを防いで長く履くことができるのでぜひ持っておくことをおすすめします。
あかパンダ 革靴が大好きなブロガー、あかパンダ(@akapandablog)です。 このブログでは革靴のメンテナンス方法を多く取り扱っています。 革靴のケアをする際に参考にしてもらいやすいよう、今まで解説してき[…]