今回購入したのはClarks(クラークス)のデザートブーツ。
昔から変わらない普遍的なデザインがたまらない一足。
70年以上の歴史があるそうで、もうこれはファッション業界に置けるひとつのマスターピースといってもいいのでは?
今回はそんなクラークスのデザートブーツを購入したのでそのレビューをしていきたいと思います。
合わせて歴史や特徴なんかも解説。
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Clarks Desert Boot ¥11,499
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Clarks Desert Bootを購入
こちらが購入したクラークスのデザートブーツ。
街を歩いていると、1人くらいは履いている人を見かけるカタチですよね。
Clarks Desert Boots
クラークスは最近だと“ワラビー”が注目されています。
でも、私的には“デザートブーツ”のほうが気分。
Clarks(クラークス)ってどんなブランド?
Clarksより
Clarks(クラークス)はイギリスのブランド。
1825年から続く老舗のシューメーカーというのだから驚きです。
サイラスとジェームスの2人のクラーク兄弟(=クラークス)が作った、シープスキンのスリッパからブランドの歴史は始まりました。
その後は靴メーカーとしてグングンと成長。
Clarksより
今回紹介する『デザートブーツ』や“ワラビー”など、世界中で愛されるマスターピースを生み出し、それまでなかった“カジュアル革靴”というジャンルそのものを生み出した父ともいえる存在になりました。
「クラークス」といったら『デザートブーツ』か『ワラビー』
クラークスを代表するモデルが『デザートブーツ』と『ワラビー』でしょう。
どちらもカジュアル革靴に分類される靴で、今なお人気の高いモデルです。
クラークスによるとデザートブーツが誕生したのは1949年。
ワラビーが1966年のことだったようです。
なぜ、クラークスのデザートブーツが欲しかったのか?
さて、なぜ今回私がクラークスのデザートブーツが欲しかったのかもお話ししていきましょう。
実は、デザートブーツは高校生くらいのころから欲しかったアイテムです。
もともとイギリス寄りなファッションが好きなんですが、デザートブーツは“モッズ(Mods)”に欠かせないアイテムの一つなんですよね。
モッズ(wikipediaより)
細身のスーツにM51コート、そしてデザートブーツ。
高校生だった当時はクラークスのデザートブーツは高くて、ABCマートで似たものを買って履いていたりしました。
ですが、もう24歳の社会人。
「デザートブーツの本家、クラークスを購入してもいい頃合いでしょう!」と、いうことで購入に至りました。
Clarks Desert Bootの魅力
Clarksより
このあと実際に購入してのレビューをしていきますが、その前に少しクラークスのデザートブーツに詳しくなっておきませんか?
クラークスのデザートブーツについて、雑誌やWebで調べまくりました。
そうして見えてきた、絶対に知ってほしい「クラークス デザートブーツ」の魅力が3つあります。
1964年から愛される普遍的な“デザートブーツ”
まず、長い間愛され続けているルックスです。
デザートブーツを生み出したのは、クラーク家4代目のネーサンクラーク。
第二次世界大戦中に従軍していた彼は、その際友人から見せてもらったとある靴を参考にイギリスに帰国したのち一足の靴を生み出します。
カイロのバザールで作られたというそのとある靴を参考に生み出されたのが「デザートブーツ」。
Clarksより
当時はドレスシューズ全盛期、カジュアルな革靴という概念がそもそもなかった時代です。
しかし、デザートブーツは世界的に大ヒット。
革靴の新しいジャンルを生み出し、今の地位を作り上げたのが「クラークスのデザートブーツ」なのです。
クレープソールの他にない独特な歩き心地
クラークスのデザートブーツは「クレープソール」という、ゴム性のソールが使われています。
天然素材100%で、柔らかく地面の衝撃を吸収してくれる優れた素材です。
また、“砂漠の砂が入らないように”ということでデザートブーツには「ステッチダウン製法」が使われています。
この製法で靴を作ることで軽く、屈曲性を高めることができます。
クレープソールにステッチダウン製法が組み合わされることで、地面の衝撃を和らげ屈曲性にも優れる軽快な履き心地の靴が誕生しました。
一度履いてみると、その履き心地に驚くと思います。
ぜひ、履いてみてください。
デザートブーツの柔らかなスウェードが足を包んでくれる
クラークスのデザートブーツの多くには、柔らかなスウェードが使われています。
履いてみるとふわふわで柔らかく驚くと思います。
ブーツなのにまるで裸足感覚。
スウェードは履き込むことで経年変化も楽しむことができます。
一般的なレザーに比べると少しケアは大変ですが、それすらも愛おしい相棒になってくれるはずですよ。
Clarks Desert Boot(カラー:サンドベージュ)のレビュー
では、購入したサンドベージュのデザートブーツのレビューをしていきたいと思います。
Clarks Desert Bootの見た目について
まずはクラークス デザートブーツの見た目について。
まじまじと見たことはなかったので、購入時て実際に手に取ってわかったことがいくつかあります。
まず、フォルムについて。
足の形にフィットするような甲の薄い設計になっています。
色はこのデザートブーツの定番であるサンドスエードを購入しました。
色は明るいですが、形が細身で引き締まっているのでカジュアルすぎない印象にまとまっています。
後ろから見てみるとよくわかりますが、天然ゴム100%のソールは上部と下部で少し色が異なっています。
触ってみるとプニプニとしていて、クッション性が高いのがよくわかります。
また、実際に手に取らないとわからないディティールとしてインソールには“CLARKS ORIGINAL”の文字が印刷されています。
それから踵部分のアッパー裏には“Trek Man”のエンブレムが。
これはデザートトレックに施されていた装飾で、それが引き継がれているそうです。
コーデにClarks Desert Bootをどう合わせるか
流石にガチの“モッズコーデ”をする勇気はないので、どうやってデザートブーツを取り入れたコーデを組もうか考えていました。
部屋にあるもので色合わせをしてみてピントきたのは、まずカーキのミリタリーシャツ。
モッズよりもライトな感じで、でもモッズに近い色合わせを楽しめそうです。
また、春やまだ夏の暑さが残る秋の時期はデニム+バスクシャツで楽しもうかと。
個人的には重めの色のシューズが好きです。
明るい色の靴は合わせにくいと感じます。
しかし、なぜかクラークスのデザートブーツはそこまで合わせにくさを感じません。
クラークスの場合にはフォルムがドレッシー、素材や色がカジュアルなので上手く中和しているんでしょうね。
Clarks Desert Bootの履き心地
最後に、デザートブーツの履き心地にも触れておきたいと思います。
履き心地は驚くくらいいいです。
柔らかな「スウェード」アッパー。
柔軟性に富んだ「クレープソール」。
軽くて屈曲性にも優れる「ステッチダウン製法」。
先日購入したクラークスのデザートブーツ。 早く履きたくてたまりません!!・・・が、履く前にケアをしておかないと後になって後悔するかもしれません。 今回はデザートブーツを履く前にしておきたいケアと、ケア[…]
クラークスを長く、そして快適に履くためには履き始めのケアも大切です。
簡単なケアなのでぜひマネしてみてくださいね。
また、スウェードは一般的な革素材に比べて汚れにこそ弱いですが、水にはめっぽう強い性質があります。
防水スプレーで汚れ対策をしておけば天候に関係なく履ける強みも。
まとめ:クラークスのデザートブーツを購入したのでレビューしてみる
クラークスのデザートブーツですが、購入して色々と魅力を再発見できました。
淡い色の靴に苦手意識がありましたが、サンドベージュを選んでよかった。
意外にもコーデに合わせやすくて重宝しそうです。
また、歩き心地も飛び抜けてイイ!
歩きやすい革靴やブーツを求めていた方にも自信を持っておすすめできます。
イギリスが誇る、70年以上の歴史を持つマスターピースです。
クラークスのデザートブーツの“手頃な”購入方法
クラークスのデザートブーツですが、Clarks公式サイトから購入が可能です。
値段は25,000円ほど。
伝統的なクレープソールではなく、ラバーソールに交換したモデルなどもあるので、好みに合わせて選んでみるのがおすすめです。
また、楽天市場などでは並行輸入品のモデルが安価に販売されています。
私は楽天市場のDEROQUEさんというショップでクラークスのデザートブーツを購入しました。
値段は時期によって値段は変わりますが、1万円〜1万5千円程度の価格で購入することができます。
公式サイトのように、ラバーソールを他のソールに変えたモデルなどは見当たりませんが、定番モデルを購入するのであれば安価な並行輸入品も検討の余地ありです。