ブログを始める際に非常に重要なのが「テーマ」です。
テーマを決めずに適当に記事を書いていると、バラバラな内容の記事が乱立することになります。
こうなってしまうと読者は混乱してしまいます。
また、テーマ選びを誤ると記事の執筆に行き詰まってしまうことも。
これでは当然PV数も伸びませんし、収益だって上がりません。
今回はそうならないためにテーマの決め方をバッチリ解説していきます。
ブログのテーマを考えよう
今回の記事ではブログのテーマの重要性を知ってもらった後に、ブログのテーマの決め方を解説していきます。
ブログのテーマを“適当に決めると”どうなるか
ブログのテーマを適当に決めるとどうなるか考えてみましょう。
まず、色々なカテゴリー(ジャンル)の記事が乱立することになります。
ファッションの記事やガジェットの記事。
食事の記事もあったり、オーディオの記事もあるかもしれません。
一つひとつは面白い記事だったとしても、まとまりがないと読者はその記事だけを読んで帰ってしまいます。
ブログのテーマを“しっかりと決めると”どうなるか
一方で、ブログのテーマが固まっているとどうなるでしょうか。
ブログの記事に関連性があり、一つの記事を読んだ読者が他の記事にも目を向けてくれるようになります。
1人の読者が2つ、3つと記事を読んでくれればそれだけPV数は増加します。
また、商品を購入するチャンスだって大きくなります。
ブログの“テーマ”は“ジャンル”を決めた後で
よくブログのテーマとジャンル(カテゴリー)を同じものだと考えている人がいます。
しかし、これは全く異なるものです。
ブログ全体に関するテーマがあって、そのテーマに対してジャンルがあるイメージです。
例えば・・・・
テーマ:美しくなる
ジャンル:化粧品、ダイエット、サプリメント…etc
ただし、テーマを決めた後にジャンルを決めるよりも、ジャンルを決めてからテーマを決めるのがおすすめです。
理由は、得意なジャンルありきの方がブログの記事が書きやすいから。
ブログを辞める原因で多い「記事のネタが無くなった」を避けることができます。
目指すべきは雑誌ブログである
テーマがあって、その下に色々なジャンルの記事がある。
この構造、何かに似ていませんか?
そう、雑誌です。
雑誌には大抵明確なテーマ(狙うターゲットと言い換えてもいいです)があります。
そしてそれにレギュラーページがあったり、特集があったりします(これがジャンルやカテゴリーにあたる)。
例えば、この記事を執筆しているのは12月なので、「ファッションが好きな若者に向けた雑誌(テーマ)」と仮定して今月号のジャンルを考えてみます。
- ヘビーアウター特集
- おすすめのクリスマスの過ごし方
- 冬のファッションスナップ
それぞれジャンルは異なりますが、“ファッションが好きな若者”というテーマには則していると思います。
「特化ブログ」と「雑記ブログ」
ブログは昔から大きく2種類に分けられてきました。
- 特化ブログ
- 雑記ブログ
特化ブログとは
「特化ブログ」とは“ジャンル”を絞ったブログです。
メリットは「音楽」なら「音楽」、「温泉」なら「温泉」のように的を絞ることで読者に刺さる記事を書けます。
しかし、デメリットもあります。
それは記事のネタ切れが早く、知識を多く持っていなければ挫折してしまうこと。
特化ブログの特徴
- 記事が読者に刺さりやすい
- 収益を上げやすい
- ネタ切れが早い
雑記ブログとは
一方で、特化ブログの対局にあるのが「雑記ブログ」です。
「雑記ブログ」は“テーマがないブログ”のこと。
思ったこと、感じたこと、起こったことを好きに書くブログです。
これならネタ切れの心配はあまりありません。
特化ブログの特徴
- ネタ切れの心配が少ない
- 収益化やPV数を集めるのが難しい
特化と雑記の間にあるのが「雑誌ブログ」
そして、特化ブログと雑記ブログの間にあるのが「雑誌ブログ」です。
雑誌ブログでは特化ブログよりも大雑把にテーマを決めます。
- 人生を豊かにする情報を発信する
- ミニマルに生きるための情報を発信する
このような感じで大きなテーマを決めて、それにそったジャンルを展開していきます。
ジャンルに幅があるので特化ブログのようにネタ切れを起こす心配も少ないです。
さらに、テーマのおかげで記事にまとまりが生まれるのでPVや収益も伸びやすいといいことづくめ。
最強のジャンルはあなたの好きなこと
私がこれからブログを始めるあなたにおすすめしたいのは「雑誌ブログ」です。
さて、ここからは具体的な話に入っていきます。
「ジャンル(カテゴリー)の決め方」と「テーマの決め方」についてです。
先にテーマを決めてしまうと、無理にテーマにジャンルを合わせようとして失敗することがあります。
結局、ブログはたくさん記事を履けるかが重要です。
“最強のブログのジャンルはあなたの好きなこと”なのです。
あなたの“好き”はあなたが思っているよりもスゴい
「あなたの好きなことについてブログを書きましょう」というと、大抵の人はこんな反応をします。
しかし、あなたの“好き”はあなたの思っている以上のパワーになります。
- 美味しいお店を教えたら友達が気になって食べに行った
- 便利なものを教えたら友達も買った
- おすすめのYoutuberを教えたら友達もハマった
基準はそのジャンルで50記事書けるかどうか
すみません、少し脱線しました。
ジャンル選びの話に少し戻ります。
ブログのジャンルですが、あまりにもジャンルが多岐にわたるとそれはもはや雑記ブログと変わらなくなってしまいます。
ジャンルを決める際には一つの基準として、「そのジャンルで50記事書けるか」を考えてみてください。
例えば、カメラというジャンルを考えます。
- 愛用のカメラ紹介
- 各カメラメーカーの特徴
- 初心者におすすめのカメラ
- 一眼レフとミラーレスの違い・・・etc
のようにたくさん思いつくならOK。
50記事というのはあくまで参考値ですが、これであまりに記事が思い付かないようであれば一考の余地ありです。
ブログは継続することでPV数も収益が上がる
なぜ、こんなに記事数にこだわるかというとブログは継続するとPV数も収益も上がるような仕組みになっているから。
ブログの記事を更新すると、消えることなくどんどんと積み重なっていきます。
記事が増えるとその分広い範囲をカバーできるので読者も増えます。
1日100PVを獲得できる記事が1本あるのも、20PV獲得できる記事が5本あるのもPV数の上では同じです。
高いPV数を獲得できる記事をたくさん書けるのが理想ですが、最初は難しいです。
まずはたくさん記事を書ける環境を整え、ブログの基礎をしっかり学ぶのが重要です。
どうしてもブログのテーマが決まらなかった時には
まずジャンルを決める、そしてジャンル(カテゴリー)を包括できるテーマを決める。
これが私のおすすめするブログのテーマの決め方です。
しかし、どうしてもブログのテーマが決まらないという場合もあるかと思います。
好きな雑誌を買ってみる
まず、本屋さんへ行きましょう。
そして雑誌コーナーを物色してみてください。
気になった雑誌を手によって読んでみてください。
すると、なんとなく「これくらいの年代の人を狙っているんだな」とか、「こんな趣味の人がターゲットなんだな」というのがわかってきます。
その上で自分の感性に近い雑誌があれば購入して研究してみましょう。
好きなYoutuberチャンネルを見てみる
雑誌とほぼ同様の方法ですが、好きなYoutubeチャンネルを観察してみるのも良いでしょう。
普段ファッションについて紹介しているYoutuberでも、ライフスタイルについての動画をあげていたり、食事の動画をあげていたりします。
好きなことを100個書き出してみる
最後に、「紙」と「ペン」を用意して“好きなこと”を100個書き出してみてください。
好きなモノではありませんよ、コトです。
音楽とか、歴史とか、チェ・ゲバラとかなんでもOK。
書き出したら、似ているジャンルをまとめてグループにしていきます。
ジャンルを包括するテーマを決めるように、好きなことのグループを包括するジャンルを決めるのです。
まとめ:ブログのテーマを決めよう|ずっと書き続けられるジャンルの考え方
今回はブログのテーマとジャンル(カテゴリー)についてお話ししてきました。
記事の内容を簡単にまとめましょう。
ブログのテーマ選びを適当にすると、PV数でも収益でも伸び悩むことになってしまうかも。
まずはジャンルを決めて、その後にそれを包括するタイトルを決めましょう。
そして、特化ブログと雑記ブログのいいとこ取りの「雑誌ブログ」を目指してブログにするのがおすすめ。
ブログをやってみたいと思ったら
私の記事ですと、この辺りが参考になるはず。
ブログの定番「WordPress」を使った始め方について詳しく説明しています。
こちらもぜひご覧になってみてください。