ポロシャツの定番といえば「ラコステ」と「フレッドペリー」。
ポロシャツを購入しようというときに、この2つのブランドで悩む方も多いのではないでしょうか?
比較してみることで一層それぞれのキャラクターについて知ることができると思うからです。
ポロシャツの王道「ラコステ」と「フレッドペリー」
ポロシャツの王道といえばやっぱり「ラコステ」と「フレッドペリー」。
そんな2ブランドにはそれぞれ定番のポロシャツがあることをご存知ですか?
ラコステの名作ポロシャツ「L.12.12」
ラコステの名作ポロシャツは「L.12.12」。
現代的なポロシャツの原点といっていいアイテムです。
鹿の子素材をポロシャツに使ったのはラコステの「ルネ・ラコステ」が初めて。
グッと絞られた袖口やサイドスリットがスポーティでありながら上品です。
さらに、ボタンにも“黒蝶貝(白のものは“本貝”)”が使われていて、大人のラグジュアリーな一着に仕上がっています。
今回、記事で紹介していくのはフランスのブランド『LACOSTE(ラコステ)』のポロシャツ。 その中でも現代のポロシャツの原型となった「L.12.12」に焦点を当ててみたいと思います。 実際に“フレラコ[…]
フレッドペリーの名作ポロシャツ「M12」
フレッドペリーの名作ポロシャツは「M12」。
ラコステとはうってかわって、二重のラインが入ったカジュアルで若々しいデザインが特徴です。
「M12」という名前は、ブランドの創設者でありデザイナーのフレデリック(フレッド)・ジョン・ペリーが12番目にデザインしたことを受けてのもの。
「M12」が名作として名高いワケはいくつかありますが、私は“カジュアルとフォーマルの絶妙なバランス感覚”が最大の理由だと思います。
カジュアルに見えますが、実はシルエットはフォーマル寄り。
そして使われているボタンや材料も良いものですし、縫製も丁寧です。
オシャレのポイントは“カジュアルとフォーマルの塩梅”だと思いますが、そのいい塩梅を一着で表現しているのがフレッドペリーの「M12」なのです。
『FRED PERRY(フレッドペリー)』の名作ポロシャツといえば「M12」。 “ラコステのL.12.12”と並び飛び抜けて評価の高いポロシャツです。 今回は実際に「M12」を購入してみたのでそのレビ[…]
今回はラコステから「L.12.12」、フレッドペリーから「M12」を例にしてサイズやでティールを見比べていきます。
「ラコステ」と「フレッドペリー」、2つのポロシャツの共通点
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「ラコステ」の創設者「ルネ・ラコステ」は多くの功績を持つフランスのプロテニスプレイヤーでした。
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一方、「フレッドペリー」の創設者「フレデリック(フレッド)・ジョン・ペリー」もイギリスの偉大なプロテニスプレイヤーです。
この2人には“プロのテニスプレイヤー”という共通点があります。
ポロシャツの特徴はドレッシーで優雅なデザインでありながらも清涼感のある優れた素材を使い快適に着ることができること。
この特徴は「テニス」という競技を快適かつ美しくプレイしようとした2人のポロテニス選手の功績によって生まれたのです。
「ラコステ」と「フレッドペリー」のポロシャツを比較してみる
では、実際に「ラコステ」の「L.12.12」と「フレッドペリー」の「M12」を見比べて見ましょう。
「ラコステ」と「フレッドペリー」のポロシャツの違い:素材感
どちらのポロシャツも素材には「鹿の子」が使われています。
「ラコステ」のものは「フレッドペリー」よりも生地が厚め。
「フレッドペリー」は凹凸が少ないですが、それに比べて「ラコステ」は少し凹凸が大きいように思います。
ただ、着心地はほとんど変わりませんでした。
「ラコステ」も「フレッドペリー」もどちらも快適な気心地です。
「ラコステ」と「フレッドペリー」のポロシャツの違い:デザイン
同じポロシャツですが、デザインには結構差があります。
まず気がつくのはラインです。
「フレッドペリー」の「M12」には二重のラインが入っています。
それから袖口の部分。
「ラコステ」の「L.12.12」は袖口にリブがあり、腕に吸い付くような感じ。
一方、「フレッドペリー」の「M12」は袖口が絞り込まれていません。
最後にサイドスリットです。
「ラコステ」にはサイドスリットがある一方、「フレッドペリー」にはサイドスリットがありません。
ライン | 袖口 | サイドスリット | |
ラコステ:L.12:12 | あり | リブで絞り込まれている | あり |
フレッドペリー:M12 | なし | ゆるいリブ | なし |
「ラコステ」と「フレッドペリー」のポロシャツの違い:サイズ感
「ラコステ」の「L.12.12」と「フレッドペリー」の「M12」はサイズ感もちょっと違います。
ラコステ L.12.12のサイズ感
2サイズ | 3サイズ | 4サイズ | 5サイズ | 6サイズ | |
身丈 | 69 | 69.5 | 71 | 72.5 | 74 |
肩幅 | 42 | 44 | 46 | 48 | 50 |
身幅 | 48 | 51 | 54 | 57 | 60 |
“袖丈” | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
フレッドペリー M12のサイズ感
36サイズ | 38サイズ | 40サイズ | 42サイズ | 46サイズ | |
身丈 | 66 | 68 | 70 | 72 | 72 |
肩幅 | 40 | 41 | 43 | 45 | 48 |
身幅 | 47 | 49 | 52 | 55 | 59 |
“袖丈” | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
- ラコステ 3サイズ → フレッドペリー 38サイズ
- ラコステ 4サイズ → フレッドペリー 40サイズ
- ラコステ 5サイズ → フレッドペリー 42サイズ
こんな感じでサイズが対応しそう。
「ラコステ」と「フレッドペリー」で各部のサイズを比べてみると、「肩幅」「身幅」はラコステが広め。
一方、身丈は「フレッドペリー」が短めです。
「ラコステ」と「フレッドペリー」のポロシャツ、どっちがおすすめ?
これまで「ラコステ」の「L.12.12」と「フレッドペリー」の「M12」を比較してきました。
人によってどちらがおすすめなのかは変わってくるので、それぞれどんな人におすすめできるのかお話ししていきます。
「ラコステ」のポロシャツがおすすめな人はこんな人
「ラコステ」の「L.12.12」はシンプルですが細部に細かなこだわりが見られるモデル。
フレッドペリーのポロシャツよりも“大人”で“知的”な印象を受けます。
黒蝶貝を使ったボタンやサイドスリットなど細かな部分でも一才妥協のない作りも妥協を許さない大人にこそ相応しいポロシャツだと思います。
こんな人に「L.12.12」がおすすめ
- 上品なポロシャツが欲しい
- シンプルなポロシャツが欲しい
- ポロシャツを重ね着で使いたい
「フレッドペリー」のポロシャツがおすすめな人はこんな人
「フレッドペリー」の「M12」はラコステに見られないラインが入ったりと、カジュアルなポロシャツです。
インパクトがあるアイテムなので、一枚で着たい方におすすめ。
また、ラコステよりもサイズ感がコンパクトで締まった印象です。
こんな人に「M12」がおすすめ
- ポロシャツで様になるポロシャツが欲しい
- スタイルをよく見せたい
「ラコステ」「フレッドペリー」のポロシャツの買い方
LACOSTEより
「ラコステ」の「L.12.12」ですが、“日本モデル”と“フランスモデル”が販売されています。
“日本モデル”は“フランスモデル”と比べると日本人の体型に合わせて若干サイズがタイトな作りになっています。
なぜかというと、フランスモデルは日本モデルに比べて半額以下の価格で購入できるから。
“日本モデル”が15,400円のところ、“フランスモデル”は7,000円程度で購入できます。
私は楽天市場のJACKPOTさんで購入し14,300円と値段はほぼ変わりませんでした。
しかし、ポイントが3,217ポイント付きましたので、実質11,083円で購入できたことになります。