今回紹介するのはマイナーなドクターマーチン。
ドクターマーチン3ホールには違いないんですが、色が異なります。
ソール、ステッチ、インソールまで全て黒!
オールブラックのドクターマーチンを5ヵ月履いてのレビューです。
ドクターマーチン MONO 3ホールは5ヵ月履くとこうなります!

ドクターマーチン ”MONO” 3ホールとは?
「ドクターマーチン3ホールは知ってるよ、よく街で見かけるドクターマーチンだよね。」って方が大半だと思います。
だってよく見かけますもん。3ホールのドクターマーチン。
でも、”MONO”ってなんでしょう?
モノクロームの”モノ”?って思ったあなた!大正解!
ドクターマーチンMONOは全てのパーツがモノクロで作られているドクターマーチンなんです。
今回紹介するのは、ドクターマーチン3ホールをモノクロにしたモデル!
普通のドクターマーチンとは全く異なる魅力を持つモデルなのです!
とはいっても、パッと見では普通のドクターマーチン3ホールとの違いがわからないのも事実。
「5ヵ月履いてどうなったのか」の詳しい話の前に、その違いについて簡単にお話ししてみることにします。
ドクターマーチン MONOの特徴を解説してみる
左:ドクターマーチン 1461 3ホール
右:ドクターマーチン 1461 MONO 3ホール
ぱっと見は色の違いだけ?
※このパラグラフで使っている写真はドクターマーチン MONO 3ホール購入直後に撮った写真になります。
MONOはイエローステッチとソールの色が違う
まず、何と言ってもソール周りの印象が異なります。
どちらも硬さや機能に違いはありません。
しかし、通常のドクターマーチンのソールはゴムっぽい色をしているのに対して、ドクターマーチンMONOのソールの色はブラックです。
さらにステッチの色もイエローからブラックに変更されています。
イエローステッチもソールもはドクターマーチンのシンボルです。
しかしこれに手を加えたことによりドレス寄りの印象に仕上がっています。
ドクターマーチン MONOはよりシャープな印象
実は形も若干異なります。
通常のドクターマーチンよりもワイズ(本当の意味は異なりますが、靴の横幅と考えて大丈夫です。)が狭い形になっています。
形はよりシャープに、尖った印象です。
特にトゥ(靴の先の部分)の形を見ると違いがわかりやすいですね。
わかりにくいけれど、ドクターマーチンは靴紐にもこだわってる
形の違いもわかりにくかったかもしれませんが、靴紐の違いはもっとわかりにくいかも。
写真左側がドクターマーチン MONO 3ホールなんですが、紐が若干細いのがお分かりでしょうか。
この違いが結構大きい。
ビジネスシューズライクな印象が大きくアップします!
普段の服装がカジュアル目な人に選んで欲しいドクターマーチン MONO
このブログの前のブログでは話したことがあるんですが、ドクターマーチンはそもそも日本人に似合いやすいんです。
日本人って欧米人に比べると幼い顔立ちや体型の方がどうしても多いのです。
なので、あまりカジュアルな格好をしすぎると幼い印象やだらしない印象になってしまいます。
そこでよくいわれるのが、取り入れる服のドレスとカジュアルの比率を7:3くらいにしましょうという話。
そこでドクターマーチンを思い出してみて欲しいんですが(MONOではないタイプ)、ドクターマーチンって元々ドレスとカジュアルの比率が7:3に近いと思いませんか?
普通の革靴よりはカジュアルな印象ですが、牛革を使っていて光沢があるのでスニーカーなんかよりは断然ドレス寄りのアイテムです。
だからどんな服装をしていても、ドクターマーチンのブラックは(色でもドレス・カジュアルの印象は変わるので)すんなりと足元に馴染んでくれるんです。
ただし、です。
もしあなたが普段カジュアル寄りの格好をしているのなら、このドクターマーチンMONOが最高のパートナーになってくれるかも。
理由はより上品な印象のドクターマーチンだから。
ドクターマーチン MONOならドレスとカジュアルの割合は2:8くらいでしょうか。
チェックシャツ、パーカー、ワイドパンツ、シェフパンツ。
こんなアイテムが好きな方には、ぜひともおすすめしたいドクターマーチンです。
ドクターマーチン MONO 3ホールの経年変化について
ここからはドクターマーチン MONO 3ホールの経年変化についてお話ししましょう。
たった5ヵ月しか履いていませんが、しっかりと経年が確認できますよ。
アッパー部分のシワのつき方について
まずはアッパーについてです。
トゥの部分はまだあまり傷はなく美しい状態です。
元々ドクターマーチンはイギリスのワークブーツ。
傷がついても格好いい!
一番履きジワが強く出る、甲の部分ですが、履きジワがいい感じについています。
今まさに私の足や歩き方に合わせて育ってきている途中で、もう少しで完全に馴染みそうです。
なんせドクターマーチンだけで5足になってしまったので、一足一足を履く機会は減少気味なのです。
かかとの部分ですが、こちらは綺麗な状態です。
この部分ですが、無理に足を入れたりしていると、”不名誉なシワ”がついてしまいます。
こちらがその”不名誉なシワ”。
MONOではないドクターマーチンは無理に足を通していたのでこの有様です。
きちんと紐を緩めてから履くか、靴べらを使って履くようにしましょう!
インソールのドクターマーチンロゴはエンボス
そういえば、ドクターマーチン MONO 3ホールのソールにはドクターマーチンのロゴがエンボスで入っています。
エンボスというのは、素材に対してハンコのように形を押し付け、凹んだ形で形を残したもの。
インソールにロゴが印刷されたものもありますが、こちらは履いているうちに消えてしまうことも多々あります。
スニーカーなんかはそんな仕様が多いですよね。
このエンボス仕様のものは消える心配がなさそうで嬉しいです。
履いてから5ヵ月が経ちましたが、購入時から変化はありません!
5ヵ月履くと、バウンシングソールはどれくらい減るのか
購入してから5ヵ月。
どれくらいソールは減っているでしょうか。
後ろのソールですが、ちょーっとだけ削れていますね。
でも本当に微々たるもの。
33ヵ月履いた8ホールのドクターマーチンでもこれくらいしか削れていません。
本当にドクターマーチンのソールはもちがいい!
フロントから見てみると、ほぼソールは削れていませんね。
そりゃあ33ヶ月とか、43ヶ月履いても余裕なわけです。
しかも、空気が入ったドクターマーチン特製のソールは歩き心地も抜群ですし。
ドクターマーチンMONOは仕事でも履けちゃう
ドクターマーチン MONO 3ホールだけの特徴!いえ、特権!
それは会社にも履いていけちゃうってこと!
私は出版系の会社に勤めていますが、この靴で恐る恐る会社に行ってみると何も言われず。
普通の革靴よりも歩きやすいし、使われているスムースレザーは水にも強いから雨でも安心!
仕事でもプライベートでも活躍するドクターマーチン MONO 3ホールはコスパがとっても高いのです。
ドクターマーチン MONOが一番ケアが簡単かも
革靴は5年10年と長持ちしますが、それにはケアが必要です。
ドクターマーチンも例外ではありません。
しっかりとケアを行ってやることが重要!
定期的な靴磨きが、ドクターマーチンを綺麗に長持ちさせるコツです。
ケアが面倒だなと思ったあなたに朗報。
ドクターマーチン MONOはケアが楽なドクターマーチンです。
ドクターマーチン特有のものなんですが、”イエローステッチが汚れる問題”があります。
そんなに頻繁なケアは必要ありませんが、半年に一度くらいはケアが必要。
しかし、ドクターマーチン MONOのステッチは黒なので汚れが目立ちません。
MONOはケアが簡単なドクターマーチンなのです。
大人なドクターマーチンが欲しいなら”MONO”がおすすめ
以上がドクターマーチンMONOを5ヵ月履いての経年変化や感想です。
まとめると、
- ドクターマーチンMONOはモノクロームなドクターマーチン
- アッパーはいい感じにシワが入ってきた
- ソールがめちゃくちゃ頑丈で歩きやすい
- よりドレス寄りのドクターマーチン(仕事でも履けちゃう)
- オールブラックでケアも簡単
こんなところでしょうか。
[wpap service=”rakuten-ichiba” type=”detail” id=”lowtex:10335094″ title=”Dr.Martens 1461 3EYE GIBSON SHOES R14345001 【メンズ】【レディース】 ドクターマーチン 3アイレット ギ…”]正規品では約2万5,000円程度ですが、並行輸入品の場合には1万5,000円程度で購入することができます。
プライベートでも仕事でも使えるのでコスパが高いアイテムです。
並行輸入品について知りたい方はこの記事をどうぞ。
それから、ドクターマーチンのサイズ感は少し特殊で1センチ刻みでしかサイズ展開がありません。
なのでインターネットを使ってドクターマーチンを購入する方は、サイズ選びの参考にこの記事もどうぞ。
あなたにぴったりのドクターマーチンが見つかりますように!
もう持っている方も、もう一足いかがでしょう?