ドクターマーチンの3ホールを履いてから、気づけば43ヵ月も経っていました。
このドクターマーチンには大学の通学やデートなど様々な場面で世話になりました。
というか、現在進行形で活躍中なのでお世話になっています。
今回は43ヵ月ドクターマーチンを履いての感想や、経年変化などについて撮影した写真と共に詳しく話していこうと思います。
ドクターマーチン3ホールってどんな靴?
街中で見かけるドクターマーチンのほとんどはこの3ホールといってもいいくらい。
日本でとても愛されている3ホールですが、歴史は意外に長く1961年までさかのぼります。
1960年に発売されたドクターマーチンの8ホール。
これがオリジナルのドクターマーチンです。
3ホールのドクターマーチンはセカンドモデルのドクターマーチン。
翌年の1961年に発売されました。
正式名称はドクターマーチン1461 3ホールシューズ。
アッパーに使われている素材はスムースレザー。
水に強く、光沢が長続きするとってもタフな素材です。
3ホールは季節やファッションを問わずに身に付けることができるので、とても汎用性の高い一足なんです。
そんなドクターマーチン3ホールは私が初めて手に入れたドクターマーチンです。
購入してからもう43ヶ月。
年に直すと、3年と7ヵ月です。
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ドクターマーチン3ホールを43ヶ月履いて思うこと
今回は長い間このドクターマーチンを履いてきて”感じたこと・わかったこと”をみなさんにお伝えしていこうと思います。
このドクターマーチンは掛け替えのない最高の相棒になってくれました。
ドクターマーチンにハマるきっかけを作ってくれた大切な一足です。
まずは43ヵ月履いてきての経年変化についてお話ししていきます。
ドクターマーチン3ホールの経年変化について
それではドクターマーチンの経年変化についてお話ししていきましょう。
思っていたよりも綺麗ではないでしょうか?
経年変化を細部にわたって詳しく見ていきましょう。
ドクターマーチンのアッパーはとっても優秀
まずお話ししていくのは靴のアッパーの経年変化についてです。
前にも話しましたが、ドクターマーチンに使われているレザーは”スムースレザー”と呼ばれるものです。
スムースレザーの特徴は、革の表面に加工を加えて光沢を出しているため水に強いということ。
普通のレザーの場合、雨の日に履いてしまうと最悪シミになってしまいます。
しかし、スムースレザーの場合には表面に加工施してあるため水に強い仕様になっています。
雨の日でも構わずに履いていますが、シミなど水に関するトラブルはこれまで一度もありませんでした。
どれだけ履いてもメンテナンスでピカピカ簡単にピカピカになります。
履き込んだドクターマーチンの履きジワの経年変化
続いては履きジワについてです。
革靴の経年変化で一番大きいのは履きジワです。
定期的なメンテナンスをしていることと、長く履かない場合にはシューホーンを入れて保管しているので状態は悪くないと思います。
歩く際にシワが寄る部分には、このような履きジワが付きます。
履き始めのまっさらなドクターマーチンも美しいですが、履きジワが入って自分だけのドクターマーチンに進化した姿をみると感慨深いものがあります。
それから、もう一箇所こちらは残念ながら履きジワがついてしまった部分があります。
それは靴のかかとの部分です。
この部分にシワが入ってしまった理由は、靴紐をしっかりと緩めずに繰り返し履いてしまったから。
写真のようにかかとを押し込む形で無理に靴を履いてしまうとこのような履きジワがついてしまいます。
靴紐を緩めてから履くか、靴べらを使って履くことをオススメします。
私はいつも携帯用の靴べらを持って歩くようにしています。
履き続けてドクターマーチンのソールはどんな風に変化したか
続いてはドクターマーチンのソールについてです。
ドクターマーチンを履き込むことでどれくらいソールは減るのでしょうか。
実は、ドクターマーチンのソールは特別製。
ドクターマーチン独自のオリジナルソールを装備しています。
ドクターマーチンのソールは中に空気が入っていて、まるで弾むような履き心地。
さらに摩耗にも非常に強いという素晴らしい仕様なんです。
43週間はいたとしても、写真のように角の部分が少し削れているだけでまだまだ現役です。
ドクターマーチンが大好きなブロガーのあかパンダ(@akapandablog)です。4足のドクターマーチンを履いていて、ブログを通して約半年間で300足売ってきました。 「ドクターマーチンの素晴らしさをみんなに知ってほしい!」 そ[…]
ソールについては上の記事をどうぞ。
ドクターマーチンについての魅力と豆知識をまとめてみた記事です。
前からだけでなく、後ろからもソールの減りを撮影してみました。
前よりもソールの減りは目立ちますが、それでもまだまだ現役です。
下からのアングルなので減っているように見えますが、目線くらいからみてみるとソールが減っているようには全く見えません。
履き込んでもまだまだ現役!
ドクターマーチンのソールがいかに丈夫であるか、再確認できました。
簡単に言えば、”グッドイヤーウェルト”はソールの交換ができる革靴の製法です。
たとえソールが減ったとしても、ドクターマーチンの交換することが可能なのです。
ただし、ドクターマーチン純正のソールは出回っていませんし、ドクターマーチンの製造元でさえソールのリペアは行なっていません。
なのでもしソールの交換をする際にはビブラムソールなどにソールを変更することになってしまいます。
しかし、ソールの堅牢性はご覧の通り。
私もこの点を心配していましたが、心配するだけ無駄でした。
靴紐は数年でボロボロになるので、ドクターマーチン純正の靴紐に交換しました
履いていて約二年ほど経った時でしょうか、靴紐の毛羽立ちが気になって一度交換をしました。
[wpap service=”rakuten-ichiba” type=”detail” id=”dms:10004538″ title=”Dr.Martens ドクターマーチン 純正ラウンドシューレース ROUND 65cm BLACK AC035001 ブラック 丸紐 靴ひも …”]交換したのはドクターマーチン純正品の靴紐ですが、それほど高くはありません。
およそ700円ほどで売られています。
毛羽立ちが目立ってきた購入するのがオススメです。
靴紐はどんな靴でもあったとしても少しずつ摩耗していくものです。
ドクターマーチンの場合、純正でも様々な色の靴紐が発売されています。
インソールの状態はどう変わった?
アッパー部分についてはお話ししたので、今度は靴の内側のお話です。
内側に関しては特に経年変化などは見当たりません。
ただ、靴のかかとが当たる部分にはスレが見られます。
それがこの部分。
靴べらを差し込んで履くことが多いからか、かかとがぶつかるからなのかはわかりませんが、少し痛みが発生していることがわかります。
とはいえあれだけ履き込んでいるのに、「これくらいしか痛みが発生しないのか…」というのが率直な感想です。
ドクターマーチンのイエローステッチは簡単に綺麗にできる
経年変化の最後はドクターマーチンの”顔”の部分のお話です。
これは経年変化というよりも汚れやすい部分の話なんですが、黄色のステッチについてです。
イエローステッチはソールと並んでドクターマーチンのアイコン。
しかし、足元ですので土やほこりで汚れやすいのです。
ただ下の記事で紹介している通り簡単に綺麗にしてやることができます。
ドクターマーチンのイエローステッチを綺麗にしましょう! ドクターマーチンを履いていると、どうしてもステッチが汚れてしまいます。地面に近いので仕方ありませんが、汚れたステッチを見ると少し気分が落ち込みませんか?私はドクターマーチンが大好[…]
さすがに長期間履いていると新品のような鮮やかな色はキープできませんが、それでも十分綺麗な状態を保つことができますよ。
ドクターマーチン3ホールはどれくらいの間履けるか
ドクターマーチンをどれくらい履くのか、その頻度によるので人によってまちまちであることはご了承ください。
私の場合には、購入してから約二年間ほどは大学に通学する際に相当な頻度で履き込んでいました。
相当過酷な条件で履いていたと思います。
ただ、大学を卒業して就職してから履く頻度はグッと下がりました。
履くのは休日のみですし、月に2回ほどの出動です。
もしこの頻度であれば靴紐の交換くらいは必要になるかもしれませんが、少なくともあと5年くらいは平気で履くことができると考えています。
ドクターマーチンを履くことができなくなる要因として考えられるのは、ソールの減りとアッパー部分の破れです。
それくらいポテンシャルの高い靴です。
アッパーの破れですが、これに関してはメンテナンスで予防することができます。
ドクターマーチンの靴磨きの方法をご紹介!さらに”できるだけ簡単”で、”できるだけお金がかからない”ように必要なアイテムを選んでみました。今回磨くドクターマーチンは、私が実際に3年以上履いているものです。自分でいうのもなんですが、相当綺麗[…]
ドクターマーチンのメンテナンス頻度はどれくらい?
1つは汚れを落とし、見た目を良くすること。
もう1つは、メンテナンスで寿命を伸ばしてやること。
たとえば、購入した後はすぐに一度靴クリームを塗るなどのケアをしてやるのがオススメです。
せっかく購入したドクターマーチン、もしかしてなんの手入れもせずに履いていたりしませんか? それは損をしているかも! 革靴は手入れが必要です。ケアをしないと、栄養が足りずに穴が開く原因になることも。特に履き始めのケアをし[…]
詳しくはこの記事で。
履き始めは栄養が足りていない場合もあり、ひび割れなどトラブルの元になってしまいます。
メンテナンスをしてから履くことでより寿命を伸ばしてやることができます。
ドクターマーチンの靴磨きの方法をご紹介!さらに”できるだけ簡単”で、”できるだけお金がかからない”ように必要なアイテムを選んでみました。今回磨くドクターマーチンは、私が実際に3年以上履いているものです。自分でいうのもなんですが、相当綺麗[…]
また、アッパーの破れなどを防ぐために定期的なメンテナンスも必要です。
靴磨きで革にクリームを散布することでツヤが出て見た目が美しくなります。
さらにそれだけではなく、栄養を入れることでしなやかになりアッパーの破れなどを防いでくれるのです。
このブログには手入れの方法をまとめた記事が数多くあるのでぜひご覧になってみてください。
また、メンテナンスの頻度ですが、履いた後家に着いたら靴ブラシを使ってブラッシングをしてやりましょう。
これでホコリを落とし、革靴にある栄養をホコリに奪われるのを防ぐことができます。
このブラッシングさえ行っていれば靴のメンテナンスは1~2ヶ月に一回でも十分だと感じています。
雨の中長時間履いた場合などは靴の状態を見てメンテナンスを行うことがありますが、神経質にならなくても美しい状態で付き合っていける一足です。
どんな服にも合わせやすいドクターマーチン3ホール
ドクターマーチンはどんな服装にも合わせやすい一足です。
ファションには代表的なシルエットとしてIシルエット・Yシルエット・Aシルエットがあります。
くるぶしの下で切れたすっきりとした印象のドクターマーチン3ホールはどんな格好にも合わせやすい万能選手です。
また、シンプルな服装に合わせてもアクセントになりますし、ちょっと複雑なアイテムに紛れ込ませてもこなれ感が出せる靴です。
ストリートから綺麗目、モードまで様々なファッションに合わせられる一足。
とにかく長く付き合える!ドクターマーチンの中では一番スタンダードな”3ホール”
写真は私が所有している5足のドクターマーチンです。
この中で一番最初に購入したのが3ホールのドクターマーチン。
冒頭でも日本で一番履かれているモデルなのではないかという話をしました。
それも納得で、デザイン的にも物理的にも本当に長く履いてやれる一足なんです。
デザイン面ではシンプルな造形であるために合わせるアイテムを選びません。
そして飽きることもありません。
また、とても頑丈なので相当長い間生活を共にすることができます。
それでいて値段も洒落ています。
公式サイトで約2万円半ば。
並行輸入品なら1万円と少しで購入できるというお手軽さです。
革靴としてのコストパフォーマンスは他の追随を許しません。
ケアが簡単なこともあり、入門用の革靴としても最適だと思います。
スタンダードなドクターマーチンとして、ぜひ一番に履いていただきたいモデルです。
[wpap service=”rakuten-ichiba” type=”detail” id=”lowtex:10310751″ title=”Dr.Martens 1461 3EYE GIBSON SHOES 【メンズ】【レディース】ドクターマーチン 3アイレット ギブソンシュ…”]
もしあなたがドクターマーチンの購入をお考えの場合には、実店舗かサイズ交換無料のショップを使うことをおすすめします。
並行輸入品の場合には安く購入することができますが、実店舗がないのでネットショップでの購入になってしまいます。
サイズ交換無料のショップについては記事にまとめてあるので以下からどうぞ。
インターネットで靴を買うとき、サイズ選びに迷いますよね。高い靴を買う場合、特に初めてのブランドの場合には尻込みしてしまいます。これからドクターマーチンのサイズのお話をしますが、ドクターマーチンも安い靴ではないのでサイズ選びで困ることがあ[…]
サイズ交換無料の店で購入するのがおすすめです!
ドクターマーチンのサイズは1センチ刻みでしかないため、他の靴よりも少し慎重にサイズ選びをしなければならないのです。
サイズ感についてもブログの記事にまとめてあります。
この記事を読めば、ある程度サイズ感を絞ってドクターマーチンを購入することができるはずです。
ただ、確実にピッタリなサイズ感のドクターマーチンを購入できるかといわれると、私も保証はできません。
なので、いざという時のためにサイズ交換に無料で対応してくれるショップでの購入がおすすめです。
あかパンダ どうも、ドクターマーチン大好き!このブログの管理人あかパンダです。 今回お伝えするのは、ドクターマーチンのサイズ選びで失敗しない方法。ドクターマーチンのサイズに関するありとあらゆる情報を詰め込[…]