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知らないと後悔するバイクブーツと普通のブーツの大きな違いについて

普通のブーツとバイクブーツ、一体違いはどこにあるのでしょう?

今回はその違いをわかりやすくまとめていきます。

 

結論からいえば、普通のブーツでバイクに乗っても大丈夫。でも、バイク用のブーツで乗った方が快適ですしとても経済的です。

筆者おすすめの安くて快適なバイクブーツについても後半で紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

 

バイクブーツと普通のブーツ何が違うのか

奥の2足がバイクブーツ

バイクブーツと普通のブーツ、一体何が違うんでしょう?

バイク用と聞くとなんだかバイクで使っても安心なイメージはしますが、普通のブーツだって十分頑丈にできているはず。それならバイクに乗っている時に使っても問題なさそうなものです。

 

確かに、バイク用でないブーツだったとしてもバイクの運転は十分可能です。でも、筆者はバイクブーツを進めます。それは色々な点を総合してみた時にやはりバイクに乗る際にはバイクブーツの方が優っているから。

 

この記事でバイクブーツと普通のブーツの違いについて押さえていきましょう。

 

バイク用ブーツと普通のブーツは見た目のココが違う

まずはバイク用のブーツと普通のブーツについて、違いのわかりやすい見た目部分から比べていきましょう。

 

バイク用ブーツにはシフトガードがある

シフトが当たる部分に革で補強されている

バイク用ブーツで最も特徴的なのが「シフトガード」。左足のみのパターンと両足に付いているモデルがあります。

これはシフトチェンジを繰り返してもブーツにダメージが少ないよう、また足の負担が少ないよう革が二重になっているのです。

 

普通のブーツ。違いは明らか

一般的なブーツの場合、デザインとして落とし込まれるのは稀なのでバイク用ブーツにのみ見られる特徴といっても差し支えないでしょう。

 

普通のブーツは紐を収納できない

靴紐を留めるバンドがある

一般的なブーツは結んだ紐はそのまま垂らしておきます。しかし、バイクに乗っていると靴紐が大きな事故にかかわる可能性があるのです。

万が一、ブーツの靴紐がチェーンにでも絡まったら大変な事故が起きるでしょう。

 

マジックテープに靴紐を挟めることができるように

そのため、バイクブーツは靴紐を挟むバンド状のものがあったり、靴紐を収納できるマジックテープがあったりと靴紐が垂れない工夫がされています。

中にはそもそも靴紐がないタイプのバイクブーツもあるくらいです。

 

バイク用のブーツはソールの形が違うことも

右側がバイクブーツ。ソールの形状に注目

バイクブーツは普通のブーツと比べてソールの形状が異なることも多いです。例えば上の写真を見比べてみましょう。左側が普通のブーツ、右側がバイクブーツです。

 

右側のブーツのヒール部分に注目してみると斜めにカットされているのがお分かりになるでしょうか。これは、バイクにまたがってニーグリップをした際、ステップに自然に足が乗るよう斜めになっているのです。

 

この他にも足を地面に付きやすいよう厚底になっていたりと特徴があることも多いです。

 

事故にも耐えられるようにブーツが補強されている

バイクと事故は切っても切り離せないもの。バイクブーツの多くは安全性を高めるために補強が行われています。

 

多いのは踵の部分などにレザーで補強してあるパターン。レザーは摩耗に強い素材なので転倒などの際にあなたの足を守ってくれます。

また、ブーツの中には転倒時にバイクと地面の間に足が挟まることを想定しプロテクターのようなものが仕込まれているものも。

 

一般的なブーツはそこまで大きな衝撃が加わることを想定していないので、これも大きな違いです。

 

普通のブーツでバイクの乗ってはいけないの?

では普通のブーツでバイクに乗ってはいけないのかというと、決してそんなことはありません。

ただ、総合的にみてバイクブーツで乗った方がメリットが大きいのです。

 

バイク用ブーツの方が快適である

まず、バイク用ブーツの方が快適です。

バイク用に考えられているのでライディングに楽なのはもちろん、ツーリング先で脱ぎ履きするのを前提に作られているものも多いのです。ジッパーで簡単に脱いだり履いたりできるのはとても便利。特にプロテクター入りのジャケットを着ていると想像以上に身体の可動域が狭まります。

 

バイクに乗っている限り、あらゆる面でバイクブーツの方が快適なのです。

 

バイク用ブーツの方が経済的である

シフトガードを外付けもできるが・・・

ブーツって高価ですよね。スニーカーと違って安くても3万円くらいはするものが多いです。しかし、バイクでシフト操作をするとどうしても傷が付いてしまいます。穴が空いたら流石に履けなくなってしまいますし。

 

そのて点、バイクブーツであればシフトガードが付いているので長く愛用できます。バイク用ということで割り切った使い方もできますし、そもそもあまり長く使う前提ではないので値段も安いものが多いです。

さらにいえば、バイクブーツは金具がふれてバイクが傷つかないように配慮されているものも多くあります。ブーツだけでなく、バイクに傷がつくのも避けられるので非常に掲載的なのです。

 

近場のツーリングなら普通のブーツでも十分

以上、バイクブーツですがバイクに乗っている限りは普通のブーツよりもメリットが大きいです。やはり安全性や快適性でバイク専用のブーツの方に軍配が上がるのです。

 

ただ、絶対にバイクブーツが必要かというとそんなことはありません。普通のブーツだってスニーカーなんかに比べれば安全性は高いです。

そこまで遠出しない近所のツーリングなどでは、あなたの愛用しているブーツを履いても良いのではないでしょうか。

 

普通のブーツの方がバイクに適していることだってある

バイクブーツよりも普通のブーツの方が適している場面だって存在します。

それは、ツーリング先で長い時間歩き回る場合。バイクブーツはバイクに乗るのに最適化されていますから、降りた後長い時間歩き回ると重かったりシフトガードが足の可動域を狭めたりと快適ではない場合があります。

 

それでも長距離ツーリングをする場合にはバイクブーツがおすすめですが、ある程度近場で尚且つバイクを降りて歩く機会が多いようなシーンでは歩き慣れている普通のブーツの方が適しています。

 

結論:バイクブーツならツーリングがもっと快適になる

バイクに乗るなら、ブーツはバイクブーツが最適解。普通のブーツでもいいですが、ライダーにもバイクにも優しいのがなによりも大きなメリットです。

 

バイクブーツならもっとツーリングが楽しくなること間違いなし。

安価なものもあるので、ぜひ一足持っておくことをおすすめします。

 

おすすめのバイクブーツを3つ紹介してみる

では最後に、筆者おすすめのバイクブーツを3点ほどご紹介しましょう。

 

値段は安くてルックスは良い
DAYTONA:HBS-003 ショートブーツ

学生の方や、最初のバイクブーツとしてあまり高いものを選びたくない方におすすめしたいのが「DAYTONA」から発売されているバイクブーツです。

バイクブーツに必要な機能はほとんど入っていますし、何よりこのルックス。

 

シフトパッドをブーツ内部に仕込んだことで、バイクから降りても違和感のないスタイルに仕上げてあります。

それでいて値段も実売価格で11,000円程度とお手頃なのです。

 

 

バイクとの一体感を味わう
WILDWING:SWALLOW

全日本選手権に参加したライダーも在籍し、社員全員がバイク乗りというブランド「WILDWING」。

バイクブーツにかける思いは尋常ではなく、踵の部分を斜めに切ったソールは自社開発だそう。

 

ソールのおかげでステップに真っ直ぐ足を置けるのでバイクのホールの感が高くなり、バイクとの一体感が増すんです。

筆者も現在愛用しているおすすめの一足です。

レビュー記事

バイク用におしゃれなバイクが欲しいというあなたに、『WILDWING』から発売されている「スワロー」というブーツをおすすめします。   これは何? WILDWING(ワイルドウイング)から発売されているバ[…]

 

 

高い操作性と高い安全性を両立
KADOYA:アンクルブーツ

レザージャケットで有名な「KADOYA」。ブーツの存在も忘れちゃいけません。

紐がなかったり、分厚いレザーやプロテクターが仕込まれていたりと安全性能はピカイチ。

 

マジックテープがブーツの後ろに仕込まれていて、簡単に脱ぎ履きできるようになっています。

無骨に見えますがパンツに入れれば見た目もスッキリ。値段は他のものと比べると張りますが、それでもおすすめしたい一足です。