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ラスト(木型)の形で見るトリッカーズ。サイズの悩みを簡単に解決!

今回は私の大好きな革靴ブランド「Tricker’s(トリッカーズ)」について、少しディープな側面から見ていきたいと思います。

 

それは「ラスト(木型)」。

ラストといえば革靴作りの心臓部。最後に取り外すものではありますが、サイズや形全てを決定づける重要なアイテムです。

今回はトリッカーズのモデルを使われているラスト毎に分類。

この記事を見ればどのトリッカーズがどのラストを使っているか一目瞭然ですし、サイズ選びにも有効活用いただけます。

 

革靴好きの皆様。ぜひ、このディープな話題にお付き合いくださいませ。

 

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トリッカーズの革靴をラスト(木型)の形で見てみる

今回はトリッカーズの革靴について、ラストの種類で分類してみてみようというマニアックな内容です。

 

https://magazin.cinderella-shoes.jpより

ラスト(木型)というのは、革靴を作る際に絶対に必要になるもの。これに布や革を被せることで革靴が出来上がっていきます。最後にラストが抜かれて革靴が完成になるわけですが、革靴の形はもちろんサイズなど様々な要素を決定づける非常に重要なパーツです。

 

このラストを見てみることで、その革靴の特徴や歴史が読み解けるというわけ。特にトリッカーズは歴史の古いブランドなのでラストからわかる情報も多いのです。

 

 

トリッカーズ、ラスト(木型)の秘密

実は、トリッカーズのラストには秘密があります。

ここではその秘密と、ラストについて知ることでどんなメリットがあるのか簡単にお話ししていきましょう。

 

 

トリッカーズはイギリス最古の革靴ブランド

トリッカーズはイギリス最古の革靴ブランドです。生まれは名門革靴を多数育んできたイギリス・ノーザンプトン。

古くからある革靴ブランドだから少ないのかは正直わからないんですが、トリッカーズの靴に使われているラスト(木型)の種類は非常に少ないんです。

 

 

実は、トリッカーズのラストの種類は非常に少ない

一足目に購入したトリッカーズのカントリーブーツ

トリッカーズの公式サイトからラストの種類毎に現行モデルを全て分類してみました。それが下の表です。

 

品番 モデル ラスト
CHURCHILL
LEWES
M4280
M5777
M2754 HENRY 4444
M5633 BOURTON 4444
M7292 KESWICK 4444
M2508 MALTON 4497S
M5634 STOW 4497S
M5635 BURFORD 4497S
M5636 WOODSTOCK 4497S
M6895 GRASSMERE 4497S
M6896 MATLOCK 4497S
M7927 ELLIS 4497S
M6140 REGENT 4537
M6143 BELGRAVE 4537
M4869 W2298
M8035 W2298
M6119 LAMBOURN 2161

こうして見てみると、ラストの記載がないモデル(ローファーなど)を除けば、ラストの種類はたったの5種類であることがわかります。

 

 

トリッカーズのラストを知ればサイズが手に取るようにわかる

革靴というのはラストを中心に作られます。革靴のサイズや形の特徴は全てラスト由来といってもいいでしょう。

 

簡単にいえば、ラストが同じモデルは基本的にサイズ感が同じです。例えば、ラスト「4444」を使ったM5633 BURTONのサイズが26cmがジャストだとします。すると、同じラストを使ったM2754 HENRYも26cmがちょうどいいだろうと推測できるわけです。

 

ラストは革靴のサイズや形の特徴を知る上で最も重要なものなので、ぜひあなたのトリッカーズがどのラストを使っているのか知って新しいモデルを買う際の参考にしていただければと思います。

 

 

ラストで見るトリッカーズの革靴

では、ここからはラストでトリッカーズの革靴を見ていきましょう。

 

現行モデルで使われている5つのラストを順番に見ていきます。使われているモデルについても紹介するので、どんなモデルに使われやすいラストなのかなんとなくわかってくると思います。

 

 

トリッカーズ「4444」ラストを使ったモデル

まずはトリッカーズの「4444」ラストを使ったモデルです。このラストが使われている現行モデルは全部で3種類あります。トリッカーズの中でも定番になっているBURTONもこの「4444」ラストが使われたモデルです。

トリッカーズのラストの中では比較的幅広で甲の高さにもゆとりがあるのが特徴です。

 

 

M2754 HENRY

M2754 HENRYは広くとられたサイドゴアが目を引くロングブーツです。「4444」ラストは幅広で甲の高さもあるので、見た目から感じるイメージほど脱ぎ履きは難しくないモデルです。

 

 

M5633 BURTON

シュー全体に施されたブログが美しいBURTON。トリッカーズの革靴の中でも定番中の定番モデルです。

「4444」ラストのおかげで同じフルブローグの「モールトン」や「ストウ」と比べて少しぼってりとしたキメすぎない印象に。「4444」ラストが人気の秘密なのかも知れませんね。

 

 

M7292 KESWICK

KESWICKは前に紹介したBURTONとほぼ同モデル。アッパーに使われている革が異なります。

こちらは若干凹凸のある表情になっており、より傷や汚れが目立ちにくいのだとか。

 

 

トリッカーズ「4497S」ラストを使ったモデル

次にトリッカーズの「4497S」ラストを使ったモデルです。このラストが使われている現行モデルは全部で7種類。現行のトリッカーズの中では最も多い数字です。

BURTONに並ぶ定番、カントリーブーツたちももこの「4497S」ラストが使われているモデルです。

 

トリッカーズの中では幅や甲の高さが低めに作られており、シュッとしたスタイルの良さが目を惹きます。

 

 

M2508 MALTON

トリッカーズの代名詞であるカントリーブーツモデルのMALTON。このタイプのブーツに使われているのが「4497S」です。非常に洗練されたデザインで、カジュアルなはずのカントリーブーツでありながらシルエットは非常にフォーマルな一足に仕上がっています。

ちなみにこの後紹介するSTOWとは素材違い。こちらはより傷などに強いgorse calf leatherという素材がアッパーに使われています。

 

 

M5634 STOW

STOWはMALTONと素材違いのモデル。こちらは光沢の強いカーフレザーが使われており、シティユースに向いたモデルです。

STOWとMALTONは長い歴史の中でほぼ同じモデルになったそうなので、ほぼどちらを選んでも後悔することはないでしょう。

 

 

M5635 BURFORD

カントリーブーツメダリオンを廃し、シンプルにまとめ上げたのがBURFORD。ホールの数はカントリーブーツと同じ。メダリオンなどの装飾を外した少しフォーマルなモデルだと思えば間違いありません。

 

 

M5636 WOODSTOCK

BURFORDを短靴タイプにしたのがこのWOODSTOCK。ホール数は4つで外羽式ではあるもののオンオフ使える使い勝手のいいモデルに仕上がっています。

「4497S」ソールの洗練された形はこういったシンプルな革靴とも相性抜群です。

 

 

 

M6895 GRASSMERE

 カントリーブーツからメダリオンを廃したBURFORD。トゥの部分に二重のラインを入れてキャップドトゥのようにしたのがこのGRASSMERE。使われているソールは「4497S」なので基本的な形は同様です。ただ、革質がシボ感の強いものに変更されているのと屈強な印象のコマンドソールが使われている点も特徴です。

 

 

M6896 MATLOCK

 GRASSMEREを短靴にしたものがこのMATLOCKです。シボ感の強いレザーが使われているのも同様。短靴でよりシンプルに見えるデザインなのでコマンドソールがより目立つデザインです。

 

 

M7927 ELLIS

「4497S」ソールを使ったモデル最後はELLISです。パッと見の印象はカントリーブーツですが、シボのあるレザー、そしてこのモデルもコマンドソールが使われています。さらにサイドゴア仕様と「4497S」ラストモデルの特徴全部入りのような面白いモデルです。

 

 

トリッカーズ「4537」ラストを使ったモデル

トリッカーズの「4497S」ラストを使ったモデルです。このラストが使われている現行モデルは全部で2種類。現行のトリッカーズの中では使われているモデルの数は少ない印象です。

 

トリッカーズの中ではボックストゥのモデルに使われており、短靴タイプのみに使われているのも特徴的なラストです。

 

 

M6140 REGENT

ボックストゥ仕様の短靴タイプのトリッカーズが「REGENT」。ソールも薄く抑えられているのでビジネスでの使用にも適したシューズでしょう。

いい意味でトリッカーズっぽくないトリッカーズですね。

 

 

M6143 BELGRAVE

先に紹介したREGENTに装飾を施したのがこのBELGRAVE。変化はトゥの部分などに施されたメダリオンですが、これだけで一段とカジュアルな雰囲気へと変貌しています。

 

 

トリッカーズ「W2298」ラストを使ったモデル

次にトリッカーズの「W2298」ラストを使ったモデルです。このラストが使われている現行モデルは全部で2種類。現行のトリッカーズの中では珍しいモデルです。

 

 

M4869

「M4869」ラストを使ったモンクストラップタイプのトリッカーズです。甲は少し低めでノーズも短め。公式サイトではコンパクトなシルエットと表現されている足馴染みの良い一足です。

 

 

M8035

「M4869」ラストを使った5ホールタイプの外羽シューズ。シンプルなデザインですが、使われているレザーは貴重なコードバン。素材の良さを存分に味わえるように計算されたシンプルさが売りのシューズです。

 

 

トリッカーズ「2161」ラストを使ったモデル

「2161」ラストを使ったトリッカーズはたった1足。それがサイドゴアブーツタイプのLAMBOURNです。セミスクエアトゥとすっきりとしたシルエットのおかげでビジネスコーデに合わせることができるデザインに。

 

 

ラスト(木型)は革靴の命!トリッカーズサイズの悩みを簡単解決!

以上、現行のトリッカーズをラスト毎に分類してみました。

ラスト毎にモデルを見てみると、意外なモデル同士が同じラストで驚くこともあったと思います。

 

もし、欲しいモデルが今と同じラストならサイズ選びは簡単。変な話、試着しなくてもピッタリサイズを選ぶことができるでしょう。ぜひ、今回のラストの話を活用して新しいトリッカーズを手に入れてみてくださいね。

 

並行輸入品のトリッカーズもうまく活用しよう

トリッカーズの購入は「トリッカーズ公式HP」が品揃え豊富でおすすめです。

ただ、割安な値段でトリッカーズを購入できるのが並行輸入品(二次流通品)を扱うショップにも注目。

 

楽天市場などでは二次流通品のトリッカーズも販売されていて、イギリス本国などから直接輸入されているので正規店の半額近い価格で購入することができることも。メジャーモデルしか取り扱いがなかったり、人気サイズは欠品が目立ったりすることもありますがタイミングが合えば非常に安く購入することができます。

 

偽物などの心配があるので、フリマアプリなどは利用せず楽天市場など偽物対策に力を売れているサイトで購入するのを忘れずに!

 

筆者のTricker’s購入ショップはこちら

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