たとえ雪でもオシャレをしたい日はあるもの。しかし、雪道でツルンと滑って転ぶのが一番ダサい・・・。
“転びたくはないけれどスタイルも崩したくない”というワガママな男性に向けて、今回は雪道の滑りにくさとファッション性を両立したブーツを6つご紹介させていただきます。
雪道にはブーツが最適!だけど注意点もある
ブーツは元々、荒れた路面から足を保護する目的で生まれたもの。堅牢ですし、防水性のあるものも多いので雪道にもうってつけです。
しかし、ブーツが好きで色々と購入してきた筆者は知っています。ブーツの中には雪道に適さないモデルも数多くあることを。中には無骨なブーツでありながら「雪道でツルツル滑って立てない!」みたいなものもあったりします。
今回は雪道でも安心なブーツの選び方と、筆者おすすめの雪に強くてファッショナブルなブーツを紹介していこうと思います。
雪道でも安心なブーツはこうやって選びましょう
まずは雪道でも安心なブーツの選び方を紹介してきます。
ブーツの防水性能が高いか確認する
なんといっても防水性能は必須。雪道を歩って足が濡れてしまうと、もうそれだけで滑る滑らないの問題ではなくなってしまいますよね。
滑るか滑らないかはブーツのソールがものをいう
滑るか滑らないかはブーツのソールがものをいいます。そして同じブランドでもモデルによって全く使われているソールが異なることも。
そのソールが滑りにくいものなのかどうかしっかり確認してから購入するようにしましょう。
当たり前、ピッタリサイズのブーツを選ぼう
最後に、自分の足のサイズに合ったブーツを選ぶようにしましょう。
サイズの合わないブーツは転ぶ危険を高めるだけでなく、靴擦れなどのトラブルの原因にもなりかねません。
ブーツを選ぶ際には自分の合うサイズがどれかしっかり確認すること。ブーツの場合にはスニーカーよりも作りが大きなものが多いです。全く知らないブランドのブーツを購入する場合には店頭で試し履きをするか、ネットの場合にはサイズ交換ができるものを選ぶのがコツです。
- ブーツが防水性能に優れているか確認する
- 滑りにくいソールかどうか確認する
- 自分の足のサイズに合ったブーツを選ぶ
雪もデートも滑らないブーツ6選
では、ここから筆者おすすめの“雪道で滑らず、ファッショナブルなブーツ”を6つ紹介していきます。
雪でも滑らないブーツ①:【Dr.Martens】“1460 8hole”含むブーツ全般
ブランド | Dr.Martens(ドクターマーチン) |
アイテム | 1460 8hole |
値段 | 26,400円 |
ソール | エアクッションソール |
滑りにくさ | ★★★☆☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
このブログでもたくさん紹介している、筆者が愛して止まない「Dr.Martens(ドクターマーチン)」も雪道に強いブーツです。
「ドクターマーチン」は元々、労働者のためのワークブーツとして誕生しました。ソール(エアクッションソール)は空気が閉じ込められていて歩きやすいほか、濡れていたり油のある地面でも滑りにくい少し特殊なソールとなっています。
特に「1460 8hole」に代表されるブーツタイプのものは履き口が高いため防水性にも優れます。
「ドクターマーチン」ではほとんどがそんなエアクッションソールを搭載しているので、雪道でも履けるモデルの選択肢が広いのも嬉しいポイントです。
雪でも滑らないブーツ②:【Timberland】6inch Boots
ブランド | Timberland(ティンバーランド) |
アイテム | 6inch Boots |
値段 | 28,600円 |
ソール | ラバーラグアウトソール |
滑りにくさ | ★★★☆☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
「Timberland(ティンバーランド)」より「6inch Boots」も雪道で高い性能を誇るブーツです。「ティンバーランド」の定番でもあるこのブーツですが、実はトップクラスの防水性能を持っています。
アッパーやソールまで徹底して防水性を考えて作られているほか、シュータンの部分からも水が入りにくい構造になっています。
ソールに関しても溝が深く、雪道でも滑りにくい構造になっています。筆者の経験上。脱ぎ履きに時間がかかるブーツであるという弱点はあるものの、防水性では頭ひとつすぐれたパフォーマンスを発揮するブーツです。
雪でも滑らないブーツ③:【DANNER】FIELD
ブランド | DANNER(ダナー) |
アイテム | FIELD |
値段 | 31,900円 |
ソール | Vibram |
滑りにくさ | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
アウトドアブーツブランドの「DANNER(ダナー)」より発売されている「FIELD(フィールド)」も雪道で滑りにくいブーツ。と、いうのもダナーのブーツはアウトドアシーンを意識しているので、高性能なVibram社製のソール(ビブラムソール)を搭載していることが多いのです。


「ダナー」の中では入門用に位置付けられる「フィールド」もそんなビブラムソールを搭載している一足。また、防水透湿性素材GORE-TEXも装備していて機能性も十分。フラッグシップモデルである「DANNER LIGHT(ダナーライト)」と同等の装備を備えます。
雪でも滑らないブーツ④:【RED WING】IRON RANGER
ブランド | RED WING(レッドウイング) |
アイテム | IRON RANGER |
値段 | 50,710円 |
ソール | Vibram |
滑りにくさ | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★☆ |
おそらく日本で最も有名なブーツブランドのひとつ、「RED WING(レッドウイング)」より「IRON RANGER(アイアンレンジャー)」をおすすめします。このブーツもソールに「DANNER」でも紹介したビブラムソールが使われているのです。

上の写真はレッドウイングのベックマン。「アイアンレンジャー」と同様にソールはビブラムで、踵のソール部分に「レッドウイング」のマークがあるためここが少し滑るのですが、それでもグリップ力は十分です。
「レッドウイング」の場合、多くのモデルが日本でも販売されていますがモデルによってソールの種類はまちまちです。「アイランレンジャー」のビブラムソールのように雪道に強いソールかどうか確認して購入するのを心がけましょう。
例えば、定番「アイリッシュセッター」の“トラクショントレッド”ソールは一見グリップ力が高そうですが、凹凸は少なく滑りやすいので雪道性能は低いと言わざるを得ません。
雪でも滑らないブーツ⑤:【Jalan Sriwijaya】99000
ブランド | JALAN SRIWIJAYA(ジャランスリウァヤ) |
アイテム | 99000 |
値段 | 44,000円 |
ソール | Vibram |
滑りにくさ | ★★★★☆ |
デザイン | ★★★★★ |
インドネシアの実力派革靴ブランド「Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)」より、美しいUチップシューズ「99000」をおすすめします。


「ジャランスリウァヤ」のブーツにはビブラムソールを使っているモデルもあるので、雪道でも滑りにくく安心です。また、筆者的にはビブラムソールの方が雪道にはおすすめなのですが、フォーマル寄りのダイナイトソールを使ったモデルも多数揃っています。
「ジャランスリウァヤ」自体も“ハンドソーンウェルテッド製法”という製法を得意にしており、この製法自体が対浸水製にすぐれた製法のため防水性能に優れる特徴もあります。
雪でも滑らないブーツ⑥:【MERRELL】COLDPACK ICE+ 6” POLAR WATERPROOF
ブランド | MERRELL(メレル) |
アイテム | COLDPACK ICE+ 6″ POLAR WATERPROOF |
値段 | 25,300円 |
ソール | Vibramアークティックグリップ |
滑りにくさ | ★★★★★ |
デザイン | ★★★☆☆ |
雪道で滑らない最強ブーツが「MERRELL(メレル)」の「COLDPACK ICE+ 6” POLAR WATERPROOF」です。このブーツは名前の通り防水性能に優れているほか、ソールに“Vibramアークティックグリップ”を搭載しています。


このソールが非常に素晴らし完成度で、雪道はもちろん凍結した道路などでもしっかりとしたグリップ力を発揮します。見た目はどうしてもアウトドアテイストの強いデザインですが、ギリギリファッションに落とし込める範囲ではないかと思います。
まとめ:雪のデートも安心!滑らない男の洒落たブーツ6選
今回のブログでは前半で“雪道でも滑らずに安心して履けるブーツ”の選び方をお話ししました。
- ブーツが防水性能に優れているか確認する
- 滑りにくいソールかどうか確認する
- 自分の足のサイズに合ったブーツを選ぶ
そして筆者おすすめの雪道でも滑らず安心して履けて、なおかつファッショナブルなブーツを6つ紹介しました。雪道に強いブーツがあると外に出るのが億劫な冬でも、ファッションが楽しくなります。
この記事がみなさんの冬が少しでも楽しく明るいものになることに役立つことを願っております!