【傷・汚れだらけ】半年サボった革のバイクブーツの手入れをしてみた

バイクに乗ろうと思ったんです。

もうすぐ寒さも和らいで、桜も綺麗な季節なので。

 

でもバイクのブーツを見て思いました。

傷だらけ、めっちゃ汚れてる!!

 

最後に手入れをしたのは昨年の10月くらいでしょう。

約半年間手入れをサボっていたことになります。

 

これは本格的なバイクシーズン到来の前に綺麗にしなくては!

 

ブーツの手入れを半年サボりました

サボりにサボりました。

バイクは冬に乗れません。

私が住んでいるのは雪が降る地域なので、基本的にバイクは冬眠状態です。

 

バイクが冬眠している間にバイク用品の手入れをするつもりが、サボりにサボりもう4月。

本格的なバイクシーズン到来に向けて、「メンテナンスをしなければ!」と半年ぶりに重い腰を上げました。

 

バイクブーツに傷・汚れはつきもの

バイクブーツに傷・汚れはつきものです。

トゥの部分は前にバイクでこけた時についたもの。

必死に直しましたが時間が経って少し色がまたハゲてきました。

 

それからシフトガードの部分にも汚れがついています。

この部分の汚れはどうしようもないんですが、できるだけ落としていこうとは思います。

 

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こけた直後はこんな状況でしたからね・・・

よく直したなって自分でも思います。

【ブーツを自分で修理】バイクでコケてライディングブーツの先端が削れました。

 

かかとの部分にも傷が・・・

バイクに体を固定する時に力むんですが、その時についたのだと思います。

この傷は綺麗になりそう。

基本ガリ傷とか色ハゲはあまり気にならなくなります。

 

シフト部分は、黒ずみはもちろん擦り傷も目立ちます。

ホコリも被ってしまっている・・・ブーツに申し訳ない。

 

革も栄養がなくてパサパサです。

保革も必要ですね。

 

バイクブールの手入れ開始!

それではブーツの手入れをしていきます!

いつもならホコリや汚れを落として、栄養を入れて終わりです。

しかし今回は傷も結構あるので、しっかりと補色なども行っていこうと思います。

 

まずはブラッシングから!

 

ブラッシングでホコリ・チリを落とす

靴ブラシを詳しく見る

まずブラッシング。

ブラシを使ってブーツのほこりを落としていきます。

ここでしっかりとホコリを落としておきましょう。

後でクリームを塗る際にホコリの上からクリームを塗るようになってしまいます。

 

ブラッシングをする際にはその前に靴紐などを外してブラッシングがしやすい状態にしておきましょう。

 

ブラッシングを終えました。
ブーツの表面にあったホコリはほとんど取れました。
溝の間などなかなかホコリが掻き出せない部分もあるので、しっかりと意識して掻き出すようにしましょう。

 

保革・汚れ落とし

ブーツの革は栄養不足気味。

ハリもないしツヤもないです。

 

それに汚れも結構溜まっています。

こんな時に、保革と汚れ落としを一編にこなしてくれる素晴らしいアイテムがあります。

 

レザーローションを詳しく見る

それがこのレザーローション。

汚れ落とし・保革・さらにカビ止めの効果もあるすごいやつです。

布に染み込ませてブーツ全体を拭いていきます。

※同じレザーローションが売っていなかったので、サフィールというブランドから出ているレザーローションのリンクを貼っておきました。

 

Oh・・・結構汚れています。

私は着なくなったTシャツの端切れを使っています。

ある程度汚れたら面を変えて、ゴシゴシと拭いていきましょう。

 

レザーローションの散布が終わりました。

特に汚れていた靴の先端部分ですが、吹く前よりは汚れが取れたかなという印象。

汚れよりも、保革の効果で皮にツヤが戻りました。

しかし、それでもまだ革はパサパサです。

革をさらに保革

デリケートクリームを詳しく見る

Boot Blackシルバーラインのデリケートクリームを使います。

ブートブラックって言葉がなんだか好きで購入したものですが、なかなか良いものです。

 

なんだか乳液を少しドロッとさせたような肌触りです。

油分と水分を革に与えてくれます。

 

指でヌリヌリとブーツ全体に刷り込んでいきます。

時間がかかりますが、慌てずゆっくりとクリームを塗り込んでいきます。

 

塗り終わったら、Tシャツのハギレなどで余分なクリームを拭き取ります。

私はなんとなく、クリームを塗ったら少し時間を置いて拭き取っています。

 

写真はクリームの拭き取りも終わった状態です。

 

先ほどと比べると、靴にハリが戻りました。

いいカンジです!

しかし擦り傷はがまだ目立つ。

 

なので、擦り傷を目立たなくすべく靴クリームで補色を行っていきます。

 

靴クリームで傷の部分の補色

使うのはデリケートクリームと同じ、Boot Black シルバーラインの靴クリームです。

色はRED。

 

靴クリームを詳しく見る

ピンクと紫の間のような色合いですが、これが意外とマッチします。

ちなみに、このクリームは私が愛してやまないドクターマーチンのチェリーレッドにも相性抜群です。

Bandessinee

ドクターマーチンは日本で大人気なイギリス生まれの革靴(←ここ大切)。国内では定価約25,000円からの値段で販売されてい…

 

この靴クリームを手にとって、デリケートクリームと同じように散布→拭き取りを行っていきます。

 

デリケートクリームと比べると、この靴クリームは硬い印象を受けます。

しかしよく伸びるので塗りにくいようなことはないです。

これを塗ることで、傷口などの補色になり目立たなくなります。

 

右足の先端にあった傷も目立たなくなりました。

しかし問題が・・・よく見るとステッチにクリームがついてしまっています。

これはできるだけ綺麗に戻さなくては!

 

クリームがついたステッチを綺麗にする

ステインリムーバーを詳しく見る

ステインリムーバーを使って汚れを落としていきます。

詳しくは下の記事でも解説しています。

Bandessinee

ドクターマーチンのイエローステッチを綺麗にしましょう!ドクターマーチンを履いていると、どうしてもステッチが汚れてしまいま…

 

Tシャツのハギレにステインリムーバーを少量つけて、ステッチを拭いていきます。

白のステッチだったので完全には綺麗になりませんでしたが、それでも綺麗にはなりました。

 

これでブーツのメンテナンスは終了です。

 

バイクブーツの手入れ完了!

バイクブーツの手入れはこれにて終了です。

全体的にツヤが出たのは見て取れると思います。

遠目で見ればあまり違いはわかりませんが、近づいてみると違いがわかります。

 

例えばブーツのトゥの部分に見られた傷は目立たなくなっています。

左足のクラッチガードの部分も多少は汚れが落ちました。

 

ブーツのかかとの内側部分は当初傷だらけでした。

しかし、完全に目立たなくなったわけではないですが、それでもあまり目立たなくなったと思います。

 

これからはサボることなく、きちんとメンテナンスを行っていこうと思います。

 

定期的なメンテナンスがブーツの寿命を長くする

定期的なメンテナンスはブーツの寿命を長くします。

革のひび割れや、それに伴って穴が開くことを防いでくれます。

 

それに、定期的なメンテナンスを行うことで、ブーツの状態もきちんと把握することができます。

バイクブーツはバイクに乗る際の安全性にも関わってくる部分なので、壊れている箇所がないか、危険な部分がないかをしっかりと把握しておくことが必要です。

 

まとめ:【傷・汚れだらけ】半年サボった革のバイクブーツの手入れをしてみた

さて、約半年サボったバイクブーツの手入れですが、なんとかシーズンイン前に手入れを行うことができました。

この状態を維持しつつ、楽しく安全にバイクに乗っていこうと思います。

 

皆さんもしっかりと手入れをして、バイクライフを楽しみましょう!