アメリカを代表するブーツブランド、ワークブーツ界の王様「RED WING(レッドウイング)」。
ただですね、ひとつ悩みがあります。
レッドウイングのブーツ、モデルにもよると思いますが脱ぎにくいんです。とても。
レッドウイングのブーツが脱ぎにくすぎる
「レッドウイング」のブーツを愛用の皆様。「レッドウイング」っていいブランドですよね。
昔ながらの作りで、ちょっと作りが雑な部分もありますがそこも味。履けば履くほど自分だけの一足に育ってくれて、付いた傷すら勲章のよう。
筆者もとっても好きなブーツブランドです。
しかし、
「レッドウイング」のブーツ、脱ぎにくすぎませんか?
「レッドウイング」が脱ぎにくい原因はわかっています。シューレース(靴紐)です。
【実例】筆者のレッドウイングベックマンの場合
脱ぎにくい「レッドウイング」の実例を見ていきましょう。上の写真は筆者の愛用する『ベックマン』です。
『ベックマン』の「レッドウイング」の創設者であるチャールズ・ベックマンの名前からきている看板アイテム。残念ながら最近、「レッドウイング」へのハッキング攻撃によって靴のレシピが無くなってしまい廃盤となってしまったアイテムです。
今となっては貴重になってしまった『ベックマン』。革が上品で形も綺麗な本当に好きなブーツなんです。
・・・でも、ワックスタイプの靴紐で如何せん脱ぎにくいんですよねぇ。なので今回は靴紐を交換して改善を目指します。
レッドウイングのブーツが脱ぎにくいので靴紐を交換してみる
今回は「レッドウイング」『ベックマン』の靴紐を交換して、もっと脱ぎ履きをしやすくしていきます。
今回レッドウイングの交換用靴紐として使うのは・・・
今回、「レッドウイング」『ベックマン』の靴紐の交換用として準備したのは「Dr.Martens(ドクターマーチン)」の交換用靴紐です。
商品名は「ワックスシューレース」なんですが、ロウ引きというわけではないようでソリッドな感触。シューホールとの摩擦も少なくてスムーズに脱ぎ履きができそうです。
以前、ドクターマーチン 8holeの靴紐交換に使ったものをそのまま流用。ドクターマーチンは靴紐の滑りが良く脱ぎ履きにストレスはありませんからね。一旦元の靴紐に戻しておこうと思います。
少しドクターマーチンにマンネリを感じる筆者。 鏡面磨きをしてみたり、クリームを変えてみたりといろいろ試しましたが、今回は少しこれまでとは違ったアプローチで遊んでみたいと思います。 それが靴紐。ドクターマーチンの靴[…]
長さが合っていて、ロウ引きしていない靴紐ならなんでもOK
今回は「ドクターマーチン」のシューレースを流用しましたが、ロウ引き(ワックス付き)のシューレースでなければなんでもOKです。
ショッピングサイトで探してみて、値段も安くてレビューも良いものを探して見てください(最後に筆者が探した中でおすすめのものを載せているので、そちらも参考にしてください)。
ただし、あなたの愛用する「レッドウイング」のシューレースの長さはしっかり測っておいてくださいね。
実際にレッドウイングの靴紐を交換してみた
では、ここからは実際に「レッドウイング」の靴紐を交換してみたのでその様子をお届けします。
レッドウイングの靴紐を取っていくもなかなか取れない・・・
まずは「レッドウイング」『ベックマン』に元から付いている靴紐を取っていきます。
この靴紐、ワックス付きのものなのでやはりなかなか取れません。滑りが悪いんですよね。
これは逆をいうと、緩みにくく紐が解けにくいということ。
レッドウイングの靴紐を新しいものに交換
『ベックマン』にドクターマーチン用の靴紐を通しました。ベックマンのホール数は7。ドクターマーチンの8ホール用のものですが問題なく使うことができました。
ちなみに、色味は純正が少し灰色がかったブラックだったのに対し、ドクターマーチンのものは真っ黒。雰囲気は少しフォーマルになりました。
ちなみに、脱ぎやすいおすすめの靴紐の結び方があります
ちなみにですが、靴紐の通し方でも脱ぎ履きのしやすさは変わります。筆者がよくしているのは“シングル”という結び方。
本来はドレスシューズなどによく使われる靴紐の結び方ですが、緩めやすく締めやすいのでブーツにも使っています。
レッドウイングの靴紐を交換してみた結果
気になる結果ですが、圧倒的に「レッドウイング」を履くのが楽になりました。
『ベックマン』を履く際には5分。脱ぐのにも同じくらいかかっていましたが、靴紐の交換後は1-2分程度で脱ぎ履きができるようになりました。
せっかくのいいブーツも、履くのが億劫で履かなくなるのでは意味がありません。