新入社員の皆さん。きっとこのページをご覧になっているということは、革靴を何足買ったらいいのか迷っているのではないでしょうか。
革靴はそれなりの金額がするものですし、ポンポンと何足も買えるものではないと思います。
新入社員が用意すべき革靴は何足なのか、ここはあえて断言していきましょう。。
革靴は必ず、3足(以上)用意してください。
(特に新入社員は)革靴を、必ず3足買いなさい!
春から訪れる社会人生活。不安と希望が入り混じった、複雑な気分でお過ごしだと思います。
スーツを用意して、バッグを用意して、革靴も。
そしてここで気づきます。
「革靴は何足用意したらいいんだ!?」
答えは簡単。革靴を3足は用意するようにしてください。
では、ここからはなぜ3足なのかその理由に迫っていきましょう。
理由1:革靴が苦手とするのは水分を取り除ける
革靴の栄養は油分と水分です。しかし、革靴が必要としているのはあくまで適量の栄養分です。
過度な栄養分はトラブルの元。
たととえ、雨の中で革靴を履いていなくても、革靴を履いているだけで汗が革靴に吸収されていきます。
革靴のトラブルの原因が“汗”であることも多い
人間の足は汗をかきやすい部位なのだそうです。なんと、1日の足の汗の量は200mlにもなるのだとか。
これはコップ一杯分に相当する汗の量。
それだけの汗が革靴に吸収されたままの状態が続くとどうなるかというと、細菌の増殖で匂いなどのトラブルの元になってしまうのです。
最低2日は革靴を吐くまでに期間を空けること
では、革靴に吸収された水分を無くすにはどうしたらいのか。
このトラブルを避ける方法は簡単で、革靴を一度履いたら一定期の間隔を置いて履けばいいのです。
よくいわれるのは、一度革靴を履いたら、2日は間を空けること。
曜日 | 革靴 |
月曜日 |
革靴1 |
火曜日 | 革靴2 |
水曜日 | 革靴3 |
木曜日 |
革靴1 |
金曜日 | 革靴2 |
こんな感じでローテーションを組むことで間に2日間の間隔を作ることができます。
このローテーションを作り出すには最低でも3足の革靴が必要なのです。
理由2:3足あると革靴の型崩れが防げる
革靴を3足用意することで、革靴の型崩れも防ぐことができます。
革靴一足を毎日と3足をローテーション、どちらがいいか
ここで考えてみます。革靴1足と革靴3足をローテーションするのはどちらの方がいいのか。
ここでの“いい”は長く履けることと定義してみます。
答えは3足をローテーションした方が長く履けるのです。
理由はやはり水分で、水分が含まれた革靴は型崩れがしやすくなります。また、ライニング(革靴の内側の革のこと)も水分を多く含むと擦れやすくなり破れやすくなります。
長い目で見ると革靴のローテーションが賢い選択
革靴を一度履いたら3日間を空けるのは、匂いのトラブルを回避できるだけでなく、革靴を長く履けるようになることにも繋がります。
毎日同じ革靴を履いているとすぐにダメになりますが、3足を上手にローテーションして履いてやることで長く革靴を履くことができるのです。
理由3:革靴のトラブルを回避できる
最後に、3足革靴を持っておくと大抵のトラブルに対応できるようになります。
プレゼン前に革靴が汚れていた
例えば、大切なプレゼンの前に革靴が汚れていることに気付いたとします。しかし、もう家を出なければならない時間。
こんな時に1足しか革靴がなかったらどうすることもできません。
しかし、3足あればそのうちどれかは履いて出かけることができるでしょう。
革靴の靴底がすり減ってリペアが必要になった
次に、革靴の靴底がすり減ってリペアが必要になったとします。革靴のリペアには時間がかかります。
1足しか革靴を持っていなかったら、急いでもう一足革靴を準備せねばなりません。
3足あれば、一足を修理に出したとしても残り2足があります。
本当は1回履いたら2日は間を開けて欲しいですが、最悪2足を交互に履くだけでも1足を毎日履くよりは相当マシです。
突然のトラブルにもスマートに対応できるよう、革靴は3足は用意しておくのがやはりおすすめなのです。
新入社員が必ずローテに入れるべき革靴は“黒×内羽根式×ストレートチップ”
革靴を最低でも3足用意して欲しい理由はこの通りです。
- 革靴の水分でのトラブルが防げる
- 革靴の型崩れを防ぎ長く履ける
- 突然のトラブルに対処できる
そして3足の革靴をローテーションで履いて欲しいわけですが、そのローテにどうしても組み込んで欲しい革靴があります。
それが黒の外羽根式ストレートチップの革靴です。
https://shoes.regal.co.jp/shop/default.aspxより
なぜ、黒の外羽根式ストレートチップの革靴かというと、この形が最も革靴の中でフォーマルだとされているからです。
ビジネスではもちろん、冠婚葬祭でも使えるのがこの形です。非常に便利なアイテムなので、社会人として一足はこの形の革靴を持っておおくことをおすすめします。
内羽根式ストレートチップのおすすめブランド
ここで、筆者がおすすめの革靴ブランドを挙げておくことにします。
安くてデザイン性がいい革靴なら:ケンフォード
https://shoes.regal.co.jp/shop/default.aspxより
質感の高さ | ★★★★☆ |
値段の安さ | ★★★★☆ |
長く履けるか | ★★★☆☆ |
コスパで選ぶのならKENFORD(ケンフォード)がおすすめ。
なんといっても質感に対して値段が安いです。多くのモデルが楽天市場などで15,000円以下で購入できます。しかし、使われている革やラストなどその金額には見合わない上質なものが使われています。
長く履けて歩き心地の良い革靴が欲しいなら:リーガル
https://shoes.regal.co.jp/shop/default.aspxより
質感の高さ | ★★★★★ |
値段の安さ | ★★☆☆☆ |
長く履けるか | ★★★★★ |
日本製革靴の代表といって差し支えないブランドがREGAL(リーガル)です。多くのビジネスマンの足元を支えているだけあって、そのクオリティは確かなもの。今回紹介する革靴の中では最も値段が高いですが、他社ブランドと比べるとコスパの高いブランドです。
とにかく歩きやすい革靴なら:テクシーリュクス
https://www.asics-trading.co.jp/brand/texcy_luxe/より
質感の高さ | ★★☆☆☆ |
値段の安さ | ★★★★★ |
長く履けるか | ★★☆☆☆ |
まとめ:革靴は、必ず3足買いなさい!納得の理由を説明
最後にもう一度復習しておきましょう。
革靴を3足用意すべき理由は以下の3つ。
- 革靴の水分でのトラブルが防げる
- 革靴の型崩れを防ぎ長く履ける
- 突然のトラブルに対処できる
革靴を効率的に長く履こうと思った場合には、ぜひ3足以上用意してみてくださいね。
最初にまとまった金額を投資するのは辛いかもしれませんが、後で楽をできるのはこの買い方です。
ぜひ、皆さんが良い新社会人生活のスタートダッシュが送れるよう、祈っています。