ドクターマーチンから衝撃のアイテムが登場。
その名も「Dr.Martens CREWSON(ドクターマーチン クルーソン)」。見た目は普通のドクターマーチン。しかし、実は8ホール史上最軽量!?
Dr.Martens CREWSON(ドクターマーチン クルーソン)発売!
ドクターマーチンでは2023年8月より新作「CREWSON(クルーソン)」の発売を開始。パッと見の形や印象はドクターマーチン 1460 8hole。
しかし、ドクターマーチンからは“最軽量の8ホール”のアナウンスが。
Dr.Martens CREWSONのベースはOriginalのドクターマーチン
ドクターマーチン CREWSON(クルーソン)のベースはドクターマーチン 8ホール。このモデルはドクターマーチンの中でも特別なモデルです。
8ホールから始まったDr.Martensの歴史
ドクターマーチンの歴史は、そのまま1460 8holeの歴史。ドクターマーチンが初めて量産したブーツこそが8ホールブーツだからです。
8ホールブーツの1460という数字は1960年4月1日に量産が開始されたことが由来。今でも人気のドクターマーチン8ホールはドクターマーチンの原点にして頂点なのです。
世界的に有名なワークブーツブランド「Dr.Martens(ドクターマーチン)」。 今回は「どんな歴史を持っているのか」、「Dr.martens(ドクターマーチン)がどんなブランドなのか」についてお話ししていきます。 […]
8ホールのドクターマーチンが持っていた魅力について
気になるのはドクターマーチン 8ホールが持っていた魅力が今回の新作、「CREWSON」にも引き継がれているのか。
- ひと目でドクターマーチンとわかるイエローステッチ
- 弾むような歩き心地のエアクッションソール
- 手入れが簡単で実用的なアッパーレザー
確かに、ドクターマーチン 8ホールは重いという欠点がありました。しかしそれはスニーカーと比べての話。ブーツとしては全く思いことはありませんし、「ただ軽くなって魅力がなくなりました」では意味がないと思います。
Dr.Martens CREWSONについて詳しくみてみる
では、ここでドクターマーチン CREWSONについて実物を詳しく見てみましょう。カラーは全部で3色展開のようなので、まずはブラックから。やはりパッと見た印象はそのままドクターマーチン 8ホールです。
ここで気づいた違いはソール部分にヒールがないこと。
この写真は筆者のドクターマーチン 8ホール。かかとにはヒールがあるのがわかります。こうして見比べてみると革質も異なります。
調べてみると、CREWSONに使われているのはプルアップレザーという油分を多く含んだレザーとのこと。通常の8ホールはドクターマーチン得意のスムースレザーなので、やはり素材が異なります。
ブラック以外だと、オリーブとガンメタルが登場。ブラックとは異なり、この2色はヌバックレザー(起毛レザー)が採用されているようです。
しかし、見た目だけではそこまでの軽量化がされている感じはしませんよね。一体どんなマジックで最軽量を達成したのか非常に気になります。
Dr.Martens CREWSONの見た目以外のアップデートは?
見た目以外のアップデートですが、まず“歩きやすさ”がアップデートされています。軽量であることも歩きやすさに繋がっているのですが、アッパーの素材の影響も大きいようです。従来のスムースレザーは歩き心地がよくなるまでに多少の慣らしが必要でした。
しかし、CREWSONのレザーは元々柔らかいため、買った直後から歩きやすいのです。
また、空気が入ったエアクッションソールも健在とのこと。さらにはパットまで内蔵し足を保護。どうやら内部のアップデートも相当進んでいるようです。
気になるDr.Martens CREWSONの価格
やっぱり、アップーデートされたCREWSONは高いのか?
ここで気になるドクターマーチン CREWSONの価格です。3色とも共通で値段は税込24,200円とのこと。
- 1460 8ホールブーツ:¥29,700
- CREWSON 8ホールブーツ:¥24,200
価格は上記の通りなので、通常ラインの8ホールよりも5,500円ほど安いプライスになっています。軽量を計ってアップデートしたのにちょっとお得。
Dr.Martens CREWSON 軽量化の秘密
どうやら軽量化の秘密はソールにあるようです。
通常の8ホールのソールは全面ラバー素材。一方、CREWSONのアウトソールにはラバーとポリウレタンの異素材を組み合わせた完全新設計の軽量なソールを採用しています。ちなみに、しっかりと空気入り。弾むような歩き心地も健在です。
まだ発売したばかりなので、通常のドクターマーチンのようなタフさ(何年履いても全然ソールが削れない)があるのかはわかりません。しかし、元々ワークブーツがルーツのドクターマーチン。そこは信じても良いのではないかと思っています。
ドクターマーチン CREWSON 8holeは“1460”の後継者になり得るか
上で挙げたドクターマーチン1460 8holeの魅力。
- ひと目でドクターマーチンとわかるイエローステッチ
- 弾むような歩き心地のエアクッションソール
- 手入れが簡単で実用的なアッパーレザー
上記の通り、1と2に関しては間違いなく満たしています。
3の“手入れが簡単で実用的なアッパーレザー”がどうかというと、これも実は満たしています。CREWSONに使われているレザーはいずれも手入れが簡単で綺麗な状態が長く持続するレザー素材。
ドクターマーチン 8holeとして十分通用するポテンシャルを持っているように思います。
結局、ドクターマーチン 1460 8holeとCREWSON 8holeどちらを選ぶ?
同じシルエットを持って生まれた1460 8ホールとCREWSON 8hole。形こそ近しいですが、位置付けは真逆ですよね。
伝統的で革靴として楽しめる1460 8hole。ドクターマーチンのエイジングや、ブーツの履き心地(革靴の重みが好きという変態もいるのです。筆者のように)を求めるのであれば1460 8holeが最適かと。
一方、歩きやすさを重視する方に8holeはCREWSONという新しい選択肢を用意してくれました。これまで歩きやすさを重視する方が8holeに見向きするわけもなく。新しいマーケットに訴求できる8holeブーツが誕生した瞬間だったわけです。
Dr.Martens CREWSON 8holeはどこで購入できる?
ドクターマーチン CREWSON 8holeですが、全国のドクターマーチンの店舗で購入することができます。
近くに販売店がないという方も安心。ドクターマーチン公式オンラインショップでも取り扱いが始まっているので、店舗に出向かずとも購入することができます。
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