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育つインソールの話。革靴のインソールはエイジングするかで選ぼう

革靴のインソールを選ぶ基準は人それぞれ。そこで新しい提案です。

無論歩きやすいのはもちろんですが、革靴のインソールは“エイジングが楽しめるか”で決めませんか?

 

 
あかパンダ
今日は育つインソールについてのお話です。ぜひ、最後までお付き合いくださいませ。

 

 

筆者おすすめのインソールをはじめに

 

 

育つインソールの話。革靴のインソールはエイジングするかで選ぼう

私が革靴にもっとも惹かれる部分は美しい経年変化です。使い込むごとに味わいが増していくのがたまりません。シワや傷など、普通ならただのダメージですが革靴の場合にはそれは経年変化となります。

しばらく履き込んだ後、靴磨きをするときにエイジングをみると、その革靴と一緒に出かけた思い出を追体験できるのです。

 

ある時、ふと革靴に入れていたインソールを取り出しました。履いているうちに底が思ったよりも沈んでしまった革靴にインソールを入れて、記憶が正しければ2年ほど履きっぱなしにしていたのです。

 
あかパンダ
取り出してみてその美しい経年変化に驚きました。

 

 

サフィールのインソール、革靴に入れてたらいつの間にか育った

インソールについて、何か特別なことをしたのかというと全く。ひたすらに履いて、定期的なメンテナンスの時にライニングと一緒にデリケートクリームを入れてやった程度です。

でも、とっても綺麗にエイジングしました。

 

 

購入時のインソールはこんな風だった

SAPHIRLより

残念ながら、購入時のインソールの写真は撮っていないのですが、サフィールのHPを覗いてみると同じものがまだ販売されていました。

 
あかパンダ
そうそう、購入時はこんな風なヌメ革で、ただただ真っ直ぐな革でした。
 

 

 

確か2年くらい・・・?履いたらこうなった

それを記憶が正しければ2年ほど履いた結果このように経年変化大成功。美しい飴色がたまりません。最初は全く光沢がなかったのに、履いている中でどうやら光沢も出ていたようです。

人知れず踏まれながら輝き続けるとは、なんとも愛すべきやつです。

 

私の足の形に合わせてしっかりと形も変わっています。親指の付け根は深く沈んでいて、土踏まずの部分は浮いている。足の指の形もぼんやりとですがわかります。革靴は履きこむごとに足にフィットしていきますが、インソールもこうも変化するとは。

 

革靴はソール下のコルクが沈んで足にフィットしますが、たまに沈みすぎてサイズが緩く感じることがあります。そんな時に活躍するのがインソールなわけですが、これは歩きやすくなってエイジングも楽しめてまさに一石二鳥ですね。

 

 

革靴にインソールを入れるメリット

ここで、革靴にインソールを入れるメリットについて話してみようと思います。

 
あかパンダ
無論、エイジングだけではないのです。

 

 

靴擦れなどのトラブルを防げる

まず、靴擦れなどのトラブルを防げます。サイズの合わない革靴を履いていると変な部分が擦れたりします。

それからサイズが合わないせいで変なシワが革靴に付くのも防げるのです。

 

 

消臭効果などがあるインソールも

インソールによってですが、様々な追加効果があることも。例えば今回エイジングを紹介したインソールであれば消臭効果があります。さらに吸湿性も。

こういう革靴に嬉しい機能があるものをぜひ選んでみてください。

 
あかパンダ
また、厚いインソールはその分身長も盛れちゃいますよ。

 

 

インソールの美しい経年変化が楽しめる

そしてインソールの美しい経年変化も楽しめます。今回の記事で紹介した通り。

最高だと思いませんか?革靴本体の経年変化も楽しめて、その上インソールまでこんな風に飴色になっちゃうんですよ。本当に一石二鳥ですよね。

 

 

エイジングするインソールをどうやって選ぶ?たったひとつの条件

エイジングするインソールをどうやって選ぶのか。答えは簡単です。本革製のものを選んでください。

 

個人的におすすめなのはシープレザーのものでしょうか。今回紹介したサフィールのものもまさにシープレザーです。

理由は柔らかいので一番足馴染みが良い気がするからです。

 

 
あかパンダ
この他にも本革のインソールはたくさんあるので、ぜひ皆さんも好みのものを探してみてくださいね。