今回は革靴の“銀浮き”を「サドルソープ」というアイテムを使って直していきます。
雨や雪の中を歩ったせいで生じることが多い銀浮き。もう元には戻らないのだと諦めていませんか?
大丈夫、サドルソープを使えば銀浮きは直せるんです!
愛用の革靴に銀浮きができた!そんな時どうする?
こちら愛用にしているジャランスリウァヤのサイドゴアブーツです。先日雪道を歩ったんですが、乾かして履こうと思ったところ銀浮きを発見しました。
サドルソープで革靴の銀浮きを直せるらしい
ここで登場するのがサドルソープです。以前、ヌメ革のシミを取るために購入したんですが、これが銀浮きにも効果があるようなのです。
サドルソープとはどんなアイテム?
サドルソープとは、簡単にいってしまえば名前の通りレザー用の石鹸です。汚れたレザーを丸洗いでき、汚れを落とす効果があります。
M.MOWBRAYのサドルソープはレザーの洗浄ができるだけでなく、栄養分も入っているので水洗いしてもレザーがしっとりと仕上がるメリットがあります。
【銀浮き除去だけじゃない!】サドルソープの効果とは
汚れ落としの他にも、今回のように銀浮きにも効果があるサドルソープ。効果はそれだけではありません。
例えばレザーの表面に生えたカビを落とすのにも使えますし、ヌメ革などのシミを目立たなくするのにも使えます。
実際に革靴の銀浮きを直してみた
では、筆者のジャランスリウァヤの革靴を使って、銀浮きをサドルソープで治す様子をお伝えしましょう。
再度になりますが、銀浮きが発生したのが上の画像の中央部分。この部分にスジのような銀浮きが発生しています。
まずは革靴の汚れを落としておく
サドルソープを使っていく前に、革靴の表面を綺麗にしましょう。今回はすでにブラッシングを終えた状態だったのでリムーバーを使った汚れ落としから始めますが、本来はブラッシングもしておくようにしましょう。
サドルソープで革靴全体を洗っていく
次に、サドルソープで革靴を洗います。サドルソープはスポンジを使って泡立てて革靴を洗います。
スポンジを水で湿らせて、表面を円を描くようにしてサドルソープの表面に擦り付けます。すると石鹸のように泡立ってくるのでこれを手で揉み込んでやればOKです。
銀浮きのところは気持ち丁寧に洗ってやりました。ただ、ゴシゴシやりすぎるのも革には良くないのであくまで優しくです。
タオルなどで革靴についた泡を拭っていく
全体を洗い終えたらタオルなど吸水性のあるものでアッパーの水分を拭き取ります。この時に少しヌメっとした感触があるかもしれませんがそれは汚れではありません。サドルソープの革を柔らかくする成分だそうです。
風通しの良い場所で革靴を乾かす
最後に革靴を風通しの良い場所で乾かします。季節によりますが1日くらい置いておけば十分でしょう。革靴が乾いたらそれでメンテナンスは終了です。
サドルソープで革靴の銀浮きはどれくらい直ったか
まずはビフォーの画像です。サドルソープでのメンテナンスの前にはうっすらと線状に銀浮きがありました。
これが綺麗になくなりました。わかりやすいように光が当たるようにしてもこの通りです。
サドルソープで洗った後はただ日陰干しをしただけなんですが、レザーがしっとりと仕上がっていたのも印象的でした。
サドルソープで革靴の銀抜きを直してみては?
今回はサドルソープを使って革靴の銀浮きを直してみました。
銀浮きは自分で直せないのだと諦めていたあなた!諦めるのはまだ早いかもしれませんよ。