今回はSEO対策のお話。
その中でも内部対策と呼ばれるものについてお話しします。
内部対策とは一体どんなものなのかから、具体的に何をすべきなのかまでお話します
とりあえず、基本的な内部対策はこれでOKです!
SEO内部対策とは一体どんなもの?
SEO対策は大きく内部対策・外部対策に分けられます。
SNSなどを使って、外からブログの対策を行う外部対策とは逆に、内部対策とは「サイトマップの作成」など自らのサイトの中で行うSEO対策のことです。
内部対策と外部対策については、「【ブログ初心者】SEO対策の押さえておきたい基礎をまとめてみた」で触れています。
内部対策はなぜ重要なの?
内部対策がなぜ大切かというと、内部対策を行うことでGoogle(クローラー)にブログのコンテンツを正しく伝えることができるからです。
どんなにいい記事を書いたとしても、ブログを見て回っているクローラーはロボットです。
ロボットに伝えるには伝え方が大切です。
「【SEOの前提知識】検索エンジンとはなにか正しく理解しておこう!」で紹介していますが、検索順位は以下のプロセスで決まっています。
クローリングではGoogleのロボット(クローラー)が巡回し、サイトの情報を集めるわけですが、その際に良質なコンテンツをしっかりと作っているのだと伝えることが必要です。
もちろん優良なコンテンツを本当に作っているのが大前提です。
「【ブログ初心者】SEO対策の押さえておきたい基礎をまとめてみた」でも話しているように、『ブラックSEO』のような抜け道を使ったような方法はNGです。
それでは、ここからは具体的な方法に移っていきます。
ブログの表示速度はできるだけ速くしよう
Googleは表示速度に力を入れており、ユーザビリティの面でも速度が遅いとそれだけで離脱する人も増えます。
Googleが表示速度に力を入れているという、その証拠がAMPです。
モバイル端末でサイトを高速で表示させるための仕組み。
カテゴリーを使って階層構造にする
トップページからできるだけ速く各記事に到達できるようにしましょう。
上の画像のように、カテゴリーを使って階層化にするのがいいです。
目安としては、全てのページにトップページから2クリック以内に到達できる「3階層構造」がいいとされています。
h1タグには必ずキーワードを入れる
h1タグにはGoogleがページの内容を把握するために一番に見る部分です。
h1タグにはページの内容に関わるキーワードを必ず入れるようにしましょう。
また、次の項目もこれに少し関わってきます。
見出しタグはしっかりと構造化する
見出しタグはしっかりと順番通りに使いましょう。
見出し1の下にすぐ見出し3が来るなどないようにしましょう。
Googleのクローラーが適切にページの情報を読み取れなくなってしまいます。
サイトマップを送信する
サイトマップとはサイトにどのようなコンテンツがあるのか一覧で見ることができるページのことです。
検索エンジンに対してサイトの内容をわかりやすく伝える役割があります。
また、サイトマップには「XMLサイトマップ」「HTMLサイトマップ」があります。
XMLサイトマップ
・新しいページの存在をより早くクローラーに認知してもらえる。
XMLサイトマップの役割は上の通りです。
主にクローラー・Googleの検索エンジンに対して重要なサイトマップです。
XMLサイトマップの作り方
プラグインの「Google XML Sitemaps」を使ってサイトマップを作り、Google Search Consoleにサイトマップを送ればOKです。
詳しく書いてあるブログがありましたので、HTMLマップについても触れた後に載せておきます。
HTMLサイトマップ
HTMLサイトマップの作り方
・プラグインを使って自動生成を行う
・手動でサイトマップを作る
グローバルナビをテキストで表示する
グローバルナビ(=グローバルナビゲーション)はサイトの主要なページへのリンクのことです。
検索エンジンに対して重要なコンテンツだと伝える役割があります。
クローラーにしっかりと内容を認識してもらうためにも、テキストで表記しましょう。
ページネーションを数字で設定する
ページネーションはページの下部などにある記事の切り替えの部分です。
これが「次のページ」や「前のページ」になっていることもあります。
Googleのクローラーにしっかりと認識してもらうためにも「数字」での設定がおすすめです。
クローラーが巡回しやすくなります。
問題のあるページを残さない
重複するページや、リンク切れのあるページなどが無いようにしましょう。
SEO的にもよくないばかりか、ユーザビリティーも下がってしまいます。
Googleサーチコンソールやプラグインなどで確認が可能です。
最後に:SEO対策は進化を続ける
Googleがアルゴリズムの修正を行う限り、それに対応するようにSEO対策もどんどん変化していくでしょう。
そのためにも日頃の情報収集が必要です。
うまく情報を集めて、自分のブログやサイトのSEO対策を続けましょう。