FXで初心者が知るべき3つのトレードスタイルをわかりやすく解説

FXのトレードスタイルには様々なものがあります。

今回紹介するのは3つのトレードスタイル。

「スキャルピング」「デイトレード」「スイングトレード」の3種類です。

 

”デイトレード”という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?

どれも初心者に知っておいて欲しい重要なトレードスタイル。

わかりやすく解説していきます。

 

FXでは自分に合ったトレードスタイルを見つけることが重要

あなたはどんなライフスタイルを送っているでしょうか?

FXでは自分に合ったトレードスタイルを見つけることが肝心です。

以前FXの基本の記事でも解説しましたが、FXは土日曜日や年末年始などを除けば24時間好きな時間にトレードを行うことが可能です。

なので、いつでも自由にFX投資ができる!!……かというと、そうではないですよね。

 

専業のFXトレーダーであれば自由に時間を気にせずに取引ができるでしょう。

しかし、会社で働いている私のような人間の場合、FXの取引ができる時間は限られてしまいます。悲しいことに。

 

 

FXのトレードスタイルはどのように決まるのか

FXのトレードスタイルを決める基準は、”取引開始から決済を行うまでの時間”です。

この時間がどれくらいの長さなのかによって、トレードの名前(これがトレードスタイル!)や用いる手法、使用するチャートや取引業者さえも変わってくるのです。

あなたに合ったトレードスタイルを見つけるのが、FXで勝つための第一歩!

 

では早速、


  • スキャルピングトレード
  • デイトレード
  • スイングトレード

の3つのトレードスタイルについて解説を行っていきます!

 

スキャルピングトレード:数秒〜数分の超短期取引

スキャルピングトレードは、今回紹介するトレードスタイルの中でも一番短いスタイルです。

取引開始から決済までの時間は、短ければ数秒。

長くても数分程度です。

 

このトレード方法がなぜ”スキャルピング”という名前かというと、小さな利益を何度も何度も得ることで収益を得ることから来ています。

元々のスキャルピングの意味は、”薄く頭皮を剥ぐ”という意味。

なんとも恐ろしい言葉ですが、薄く薄く何度も小さな利益を重ねる堅実な取引手法です。

 

一度の利益は1銭〜数銭ほどです。

利益は小さいですが、逆に市場の流れとは違った取引を行なったと判断した場合にはすぐに損切りを行うことができます。

そういう意味では最も安全な取引手法でもあります。

 

使用するチャートですが、基本的にはティックや1分足、5分足を使いトレードを行います。

また、この取引を行う場合ですが何度も繰り返しトレードを行うためスプレッド(実質的な手数料)が低い取引業者を選ぶのが肝心です。

取引業者を選ぶ際には注意するようにしましょう。

 

スプレッドに関してはこちらの記事でおさらいしましょう!

FXのスプレッドについてわかりやすく解説!【外貨預金よりも圧倒的に低コスト】

 

 

デイトレード:10分〜1日で終えるFXトレード

FXなどの投資を行なったことがなくても、”デイトレード”の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回紹介するトレードスタイルの中では、取引時間はちょうど真ん中くらいになります。

取引の時間は数分から長くとも1日で取引を終えます。

 

一度に狙う利益は10銭から1円程度です。

スキャルピングと同じく長期のトレードを行わないため、リスクが少ないことが挙げられます。

長期間ポジションを持つのは、利益も損失も大きくなってしまいます。

 

使用するチャートは、10分足や60分足、日足などが主です。

1日の中で何度も取引を行うことを考えると、スキャルピングと同様スプレッドが低い取引業者を選びましょう。

 

スイングトレード:2日からの長期的なFXトレード

今回紹介する中では、一番長くポシションを持つトレードの方法が”スイングトレード”です。

トレードに使用する時間は2日以上。

一般的には2日から1週間程度で取引を終えるFXのトレードスタイルです。

 

一度に狙う利益は50銭以上が基本になります。

狙う利幅が大きめである他、これまで紹介した2つのトレードスタイルとは違い、”スワップポイント”を得ることもできます。

スワップポイントとは、ポジションを保有しているだけで得られるお金のこと。

このスワップポイントの仕組みを使うことで、FX取引をまるで外貨預金のように使用することもできますよ。

 

また、このスイングトレードは私のように仕事に追われるサラリーマン向けの取引手法であると言われます。

それは「スキャルピングトレード」や「デイトレード」を行うにはパソコンの画面を注視していなければなりません。

一般的なサラリーマンには厳しいトレード方法です。

 

その点「スイングトレード」は時間の制約が少ないため、無理なくトレードを行うことができます。

そこがサラリーマンに向いていると言われる要因でしょう。

うまく流れに乗ることができれば大きな利益を得ることができる一方、リスクも大きい投資方法です。

【毎日お金が貰える?】FXのスワップポイントで金利差を利用しよう

 

あなたに合ったFXのトレードスタイルはどれ?

私の場合には、休みは土日曜日なので一日中取引ができるような日はなかなか取れません。

なので、メインのトレードスタイルは時間の縛りが少ない「スイングトレード」になるでしょう。

 

しかし、トレードスタイルは市場の流れなどによっても変えていかなければなりません。

例えば普段はスイングトレードを行っているとしても、市場の流れがコロコロと変わるような状況下(コロナウイルスによる相場など)では”スキャルピング”などのトレードスタイルの方が合っているかもしれません。

ライフスタイルを中心に、市場の状態にも目を向けなければなりません。