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【スコッチグレイン】茶色の革靴の靴磨き!注意点や靴クリームの選び方まとめ

数ヵ月前に購入した、茶色のSCOTCH GRAIN(=スコッチグレイン)の革靴。

 

これまであまり茶色の革靴って購入してこなかったので、履いていてすごく新鮮です。

これにはきちんと理由がありまして、メンテナンスが黒よりも難しいから。

 

しかし、せっかく購入したからには長く綺麗に履きこなしたいところ。

今回は茶靴のスコッチグレインを初めてのフルメンテナンス。

細部まで綺麗にしていこうと思います。

 

SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)の茶色の革靴

これは購入した時のスコッチグレインの茶靴。

 

今回靴磨きをしていくのはSCOTCH GRAIN(=スコッチグレイン)というブランドの革靴。

スコッチグレインは東京都墨田区初のブランドです。

 

メイド・イン・ジャパンにこだわった靴づくりを続けていて、REGALほど有名ではありませんがファンの多い革靴ブランドです。

 

私はスコッチグレインの革靴をアウトレットを利用して購入しました。

アウトレットなので割安に購入できますが、商品には妥協が感じられず。

さすがスコッチグレインだなという靴づくりです。

 

アウトレットでスコッチグレインを購入してみた【購入方法は?品質は?】

上の記事で解説しているので、興味のある方はぜひ一読をおすすめします。

 

茶色の革靴って綺麗に履くのが難しい

今回靴磨きを行っていくのは茶色の革靴。

 

この記事をご覧になっている方ならもうご存知かもしれませんが、茶色の革靴は黒の革靴と比べてメンテナンスに手がかかるんです。

 

茶色の革靴の方がメンテナンスが大変

REGAL 2504を半年履き込んだ結果を報告|経年変化とレビューと靴磨き」で紹介したREGAL 2504はメンテが楽な革靴の代表格。

 

茶色の革靴は、黒の革靴よりもメンテナンスが大変。

 

黒の革靴の場合、トーンが濃いのでちょっとした傷や汚れであれば目立ちにくいのが特徴。

一方、茶色の場合には黒の革靴よりも傷・汚れが目立ちやすいので頻繁なメンテナンスが必要になります。

 

また、革が乾燥しているのも茶色の方がわかりやすい。

茶色の革靴は綺麗に履いているととても格好いいですが、維持には神経を使います。

 

茶色の革靴は専用のメンテナンス用品が必要

茶色の革靴を初めて購入するという場合には、専用のメンテナンス用品が必要になります。

 

冠婚葬祭やビジネスに使う革靴で一般的なカラーは黒。

なので、黒の靴であればクリームやブラシなどを使い回すことができます。

 

しかし、茶色の革靴の場合には少なくとも靴クリーム・ブラシを追加で購入しなければなりません。

 

茶色の革靴だからこそのメリットも

ここまでマイナスな部分ばかり取り上げましたが、もちろん茶色の革靴にもメリットが。

 

綺麗に履きこなすために努力が必要なので、綺麗に履けば周りとの差別化ができます。

また、黒の革靴よりも味わい深い経年変化を楽しめるのもいいところ。

 

手がかかる子ほど可愛いというのはきっとこういうことなんでしょうね。

 

スコッチグレインの茶色の革靴を靴磨き

ここからは実際にスコッチグレインの茶色の革靴を使って靴磨きをしていきます。

 

ブラッシングとレザーローションを使っての保革・ツヤ出しはしていますが、フルメンテナンスは購入後初めて。

 

  • シューツリー
  • 靴ブラシ(ホコリ落とし用)
  • ペネトレイトブラシ
  • 靴ブラシ(靴クリーム用)
  • 汚れ落としレザーローション
  • 靴クリーム

今回は以上のアイテムを使って靴磨きを行います。

 

シューツリーを入れてメンテナンスをしやすくする

まずは靴にシューツリーを入れて靴磨きをする準備。

 

シューツリーは靴を履いていない時に入れておくことで、シワを伸ばす働きがあります。

履きジワが伸びるということはシワに入り込んだ汚れを落としやすくなるということ。

 

また、靴クリームを塗る時などは持ち手になるので、手に靴クリームがつかないようメンテナンスが行えます。

 

ブラッシングで砂やホコリを落とす

靴磨きの基本はブラッシング。

 

ブラシを使って革靴の表面についているホコリや砂を落としていきます。

使うブラシは毛足の長いものが汚れを書き出しやすいのでおすすめ。

 

この時、傷や頑固な汚れがないか確認しながらホコリを落とすようにします。

コバの部分などは小さなブラシがあると便利です。

 

余談ですが、ここで靴紐を外しておくのを忘れていたのに気がつきました。

 

汚れを落としやすくなるのと、クリームが靴紐に着くことを避けられるのでシューキーパーを入れる際に靴紐は取り外しておくことをおすすめします。

 

レザーローションで頑固な汚れを落とす

汚れ落とし・保革・ツヤ出しができる便利なレザーローション。

 

ブラッシングだけでは落ちなかった汚れをローションで落としていきます。

レザーローションは様々なものが市販されていますが、おすすめは汚れ落としや保革などの効果がひとまとめになったオールインワンタイプ。

ちょっとしたメンテナンスならこれ1本で済んでしまいます。

 

レザーローションを布につけて、靴全体を磨きます。

布が汚れたら面を変えて磨きましょう。

 

これでバッチリ、アッパーの汚れが落ちました。

 

靴クリームで茶色を補色&保革

茶色の靴クリーム選びはコツが必要。

 

続いては靴クリームを使って革靴の補色と保革を行っていきます。

茶色の革靴の場合、靴クリームの選び方に特徴があります。

 

茶色の革靴の場合、革靴自体の色よりも少し薄い色の靴クリームを選ぶこと。最初は革靴を履いてシューズショップに行き、クリームの色を靴と比べながら購入するのがおすすめ。

 

革靴の色よりも濃い色のクリームを使ってしまうと、色ムラの原因になってしまうことも。

心配ならショップの店員さんなどに相談してみることを勧めます。

 

靴クリームを塗る際には「ペネトレイトブラシ」を使いましょう。

 

一度に取るクリームの量は米粒1つ分くらい。

アッパー全体に塗り広げていきます。

 

ペネトレイトブラシでアッパー全体にクリームを塗ったら、「豚毛ブラシ」の登場。

 

アッパーをブラッシングして、クリームを浸透させます。

ブラシを大きく素早く左右に動かすのがポイント。

 

ハギレで靴全体を磨き上げる

最後に、ブラッシングで残った靴クリームをハギレを使って拭き取りましょう。

 

ハギレは指に巻いて使用すると使いやすいです。

ズレることがないようにキツめに縛り上げると作業が楽に。

 

クルクルと円を描くような動きでアッパーをなぞっていきます。

ハギレが汚れたら面を変えて磨き上げていきましょう。

 

余分なクリームを落としたら、スコッチグレインのメンテナンスは終了。

ここまで所要時間30分といったところでしょうか。

 

靴を磨いている間は無心になれるので、いいリラックスになります。

 

メンテナンスを終えた茶色のスコッチグレインの革靴

もう靴紐がクリームで汚れる心配はないので、再度ホールに通していきます。

 

スコッチグレインに大きな見た目の変化はありませんでした。

しかし、革に栄養が入ったので革がモチモチと柔らかくなりました。

 

革が柔らかいとひび割れなどのトラブルも起きにくくなります。

また、屈曲性がよくなるので快適に歩けるようになる効果も。

 

見た目だけでなく、履き心地で違いを感じられるのも革靴のメンテナンスの面白いところですね。

 

茶色の靴のメンテナンスは大変だが、経年変化を見る楽しさには変えがたい

  • 汚れなどが目立ちやすい
  • 頻繁なメンテナンスが必要
  • 専用アイテムが必要

茶色の革靴は以上の理由で黒の革靴に比べると綺麗に履きこなすのが難しいです。

 

ただし、茶色の革靴を使ったコーデは面白いですし、黒にはない独特な経年変化も。

多少手はかかりますが、一足茶色の革靴はいかがでしょう?

きっとあなたに新しい世界を見せてくれますよ。