REGAL 2504を半年履き込んだ結果を報告|経年変化とレビューと靴磨き

REGALの定番革靴2504を購入してから半年が経過しました。

今回は半年履いてREGAL 2504がどう変化したのか、じっくりと観察していきたいと思います。

 

  • 2504は半年でどれくらい経年変化するか
  • 半年間履いてみての感想
  • 本格的な靴磨きメンテナンス
 
あかパンダ
今回の記事は簡単にまとめるとこんな内容です。
 

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REGAL(リーガル) 2504とは

間違いなく日本で一番有名な革靴ブランド、REGAl(リーガル)。

そんなリーガルが古くから定番として作り続けているモデルが2504です。

 

REGAL 2504が発売されたのが1962年のこと。

サラリーマンなど働く男性を中心に50年以上愛されています。

 

もっと詳しく

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なぜ、こんなに長く愛されているかというと、働くビジネスマンに必要な条件を全て満たしている革靴だから。

気になった方はぜひ上の記事をどうぞ。

 
あかパンダ
なぜ、REGALの2504がこれほど日本のサラリーマンに愛されているのかわかっていただけると思います。

 

REGAL 2504を購入してから半年

REGAL 2504を購入してから、気づけば半年が経ちました。

私は出版社に勤めていて、毎日革靴で出社します。

4足の革靴をローテーションしているので、このREGAL 2504を4回に1回は履いて出社していることに。

 

コロナ禍ではありますが、デスクワークだけではなく営業や取材にも出かけなければなりません。

 
あかパンダ
そう考えるとなかなかの頻度で2504を履いていますし、結構な距離を歩いています。

 

REGAL 2504を半年履いての感想は?

半年間このREGAL2504を履いて感じたのは、歩きやすくてメンテナンスも楽ちんだということ。

 

このREGAL 2504は「グッドイヤーウエルト」という製法で作られています。

 

簡単にいうと、履くほどに自分の足の形や歩くクセに合わせて靴が最適な形に変化していきます。

また、この製法はソールの交換も可能なので長く革靴を履くことができます。

革靴の製法について

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また、アッパーに使われている素材は「ガラスレザー」です。

 

この素材は強い光沢が特徴。さらに、ケアをそれほど頻繁に行わなくても光沢を維持できます。

経年変化がわかりにくいというデメリットもありますが、逆に言えばいつまでも綺麗な状態を維持できるということです。

 
あかパンダ
忙しいビジネスマンにぴったりな理由がここにあります。

 

半年履き込んでREGAL 2504はどう経年変化した?

経年変化の様子は写真で見ていただくのが一番でしょう。

 

写真のREGAL 2504は靴磨きを行う前に撮影したもの。

履き終わった後のリアルな姿を見ていただければと思います。

 

まず、アッパー部分ですがホコリが乗って光沢も少し鈍くなっています。

 

履く前と履いた後にブラッシングは行っていますが(写真はブラッシングもまだの状態です)、最後に靴クリームを入れたのは1ヶ月以上前のこと。

履きジワの部分も汚れが溜まって少し白っぽくなってしまっています。

 

足の内側部分の写真です。

 

この部分は歩くときに靴同士が擦れたり、急いで脱ぎ履きをした際に靴同士が当たるなどして上の写真のように線が入ってしまうことも。

大抵の場合にはメンテナンスでこの跡を消すことができます。

 

靴を後ろから見た写真。

 

靴を履く際には靴べらを使って履いています。

なのでかかと部分が折れたり、変な履きジワが入ることはほとんどありません。

 

高いけどおすすめ

今回はWhitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)のシューホーンのレビューです。 靴べらは無くてもいいものではありますが、大切な靴を傷めずに素早く履くには重要なアイテムです。そして、持っていると話のネタにもなる便利な[…]

愛用しているのは大好きなホワイトハウスコックスの靴べら。

 
あかパンダ
値段は高いけど、格好良くておすすめです!

 

半年履いたREGAL 2504は靴磨きでどこまで綺麗になるか

半年履いたREGAL 2504。

靴磨きでどこまで綺麗になるでしょうか。

 
あかパンダ
腕がなりますね!

 

  1. ブラッシングでホコリを落とす
  2. 汚れをローションで落とす
  3. 靴クリームを塗る
  4. ブラッシングで浸透させる
  5. 布で磨き上げ
  6. コバの処理

この流れで靴磨きを行いたいと思います。

 

靴磨きメンテナンスをする前に、靴紐をとっておきましょう。

 

また、シューツリーを入れておくことでシワが伸びメンテナンスが楽になります。

持ち手にもなるので手が汚れません。

 

また、革靴のケアは右足→左足→右足→・・・のように交互に順番に行っていきます。

これはクリームを浸透させたり、工程を忘れないようにする意味合いがあります。

 

①ブラッシングでREGALのホコリを落とす

ブラッシングでREGAL表面のホコリを落としていきます。

 

この時、泥汚れなどを無理に落とそうとしなくて構いません。

あくまで表面についた大きなホコリを落とす感じでOK

 

これがホコリを落とした状態。

アッパーについている汚れはレザーローションを使って落としていきます。

 

②汚れをローションで落とす

使うのはオールインワンタイプのレザーローション。

 

  • 汚れ落とし
  • 保革
  • ツヤ出し

この3つの効果があるので、普段のちょっとしたメンテナンスはこれ一本でOKな優れものです。

 

これをハギレなど(使わなくなったTシャツなどで代用可)にとって靴全体を磨いていきます。

 

これだけでピカピカに。

普段ならこれで靴磨きを終わっても十分ですが、今回はここからさらに靴クリームを使います。

さらに栄養を補給して、革にツヤを出していきます。

 

③靴クリームをREGAL 2504塗る

使うのはお気にいりの『Boot Black Silver Line』の靴クリーム。

伸びも良く、値段もちょうどいいので愛用しています。

 

これを「ペネトレイトブラシ」というブラシを使って靴のアッパー部分に塗っていきます。

 

右・左と順番に塗っていきましょう。写真左の靴のみ塗ってあります。

 
あかパンダ
曇っていますが、ここから徐々に光沢が出てきます。

 

④ブラッシングで靴クリームを浸透させる

続いて、靴に塗ったクリームをブラシを使って浸透させていきます。

 

汚れ落としのブラシとこのブラシは同じものを使わないようにしましょう。

クリームが汚れを巻き込んでしまい悲惨なことになってしまいます。

 

向かって左のREGALのみクリームを浸透させました。

 

この時点でツヤが出ているのがわかるかと思います。

ここからさらに光沢を出していきます。

 

布で磨き上げ

布を指に巻いて、残った余分な靴クリームを拭き取りながら磨き上げます。

この時、クルクルと円を描くようにREGALの表面を磨きましょう。

 

右足を磨き終えたら左足を。

クリームで布が汚れたら磨く面を変えます。

少しずつ光沢を出していきます。

 

これで布を使った磨き上げは終わり。

 

次で最後の工程です。

コバの部分を「シューポリッシュ」を使って美しく仕上げます。

 

コバの処理

私が好きなKIWIのポリッシュ。

革靴の鏡面磨きなどに使うアイテムですが、コバを綺麗にすることもできます。

 

少量を手に取って、コバの部分に塗っていきます。

 

一度に大量に取ると、思っても見ないところに付着してしまうこともあります。

なので、少し取って塗ってを繰り返すのが一番。

 

コバ全体に塗り終わったら、布を使って余分なポリッシュを落とします。

すると写真のように美しいコバに仕上げることができます。

 
あかパンダ
これでREGAL 2504の靴磨きは終了。

 

REGAL 2504は半年程度じゃヘタらない

これが靴磨きを終えたREGAL 2504。

言葉で説明するよりも、写真で全体を見ていただいた方がいいでしょう。

 

「ガラスレザー」は半年程度で光沢を失いません。

まだまだ私の足元を照らしてくれそうです。

ケアも簡単に済むのが最高です。

 

靴同士が擦れて線が入っていた部分もこの通り。

綺麗に線は消えて光沢が戻りました。

また、ポリッシュで磨いたコバも綺麗になりましたね。

 

靴紐を通し忘れていたので、靴紐を通します。

 

汚れた革靴ではなかなか気分が上がりませんからね。

 
あかパンダ
これでまた心機一転、気分良く仕事に行けそうです。

 

【まとめ】REGAL 2504を半年履いてみた結果

  • REGAL 2504を半年履き込むと、歩きやすく育つ
  • 半年ではまだまだ綺麗なまま
  • 靴磨きをするとピカピカに

 

履けば履くほどにビジネスマンに愛される理由がわかります。

革靴が履けなくなる一番の要因はソールのすり減り。

ソール交換をして、この2504をあと何年履くことができるでしょう。

今から楽しみです。

 


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